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[TGS2022]AVerMediaからVRR映像パススルーが可能なキャプチャデバイス「GC551G2」が登場。TGS会場で実機をチェックしてきた
同日に開幕した東京ゲームショウ2022のAVerMediaには,GC551G2の実機が出展されていたので,写真で紹介しよう。
GC551G2は,USBにおけるビデオキャプチャ機器規格「Universal Video Class」に対応するキャプチャデバイスで,Windows PCやMacであれば,特別なドライバソフトをインストールしなくてもキャプチャできるのが利点の製品だ。映像のエンコードには,PC側のCPUまたはGPUを使用するので,単体での録画はできない。
先代に当たるGC550 PLUSもコンパクトな製品であったが,GC551G2も手のひらサイズのコンパクトさはそのまま継承している。本体のカラーバリエーションとして,白色モデルも用意されるようだ。
最大録画解像度は3840×2160ドット/30fpsとなり,1920×1080ドット/60fpsまでだったGC550 PLUSから大きく向上した。
なお,冒頭で触れたとおり,GC551G2はVRR映像信号のパススルー出力が可能になり,PlayStation 5と組み合わせて使うのに適した製品になったわけだが,録画はあくまでも固定リフレッシュレートで行われるので,その点は誤解しないでほしい。
インタフェース類も進化しており,PCとの接続に用いるUSB端子は,今どきの製品らしくUSB 3.2 Gen 1 Type-Cになっている。また,3極3.5mmミニピンのアナログLINE入力およびLINE出力(パススルー用)を備えた点もポイントだ。アナログ接続型マイクと組み合わせて使いやすくなった。
GC550 PLUSの後継機として,順当なパワーアップを果たした製品だけに,PCと組み合わせて使うビデオキャプチャデバイスを求める人にとっては,魅力的な選択肢となりそうだ。
新型スタンドマイク「MIC 350」も出展
AVerMediaブースではもう1つ,国内正式発表前のUSB接続型スタンド付きマイク「Live Streamer MIC 350」(以下,MIC 350)も参考出展の形で展示されていた。発売時期は2023年になりそうとのことで,価格も未定である。
外観こそ,既存のマイク製品「Live Streamer MIC 330」(型番:AM330)とよく似ているが,MIC 350は,2種類の指向性パターンを切り替えて使えるのが大きな違いである。ストリーマー向けマイクでは一般的な単一指向性(カーディオイド型)に加えて,無指向性での収録にも対応しており,底面のスライドスイッチで簡単にこれらを切り替えられるのだ。
金属製の筐体前面には,音量調整ダイヤルのほか,モニター音声の切り替え用らしいボタンもあった。
先代のMIC 330が,今では1万円台前半で販売されているので,あまり高くならないくらいの価格で登場してくると,実況配信を楽しむゲーマーにとって,いい選択肢となりそうである。
AVerMediaのGC551G2製品情報ページ
AVerMedia公式Webサイト
4Gamerの東京ゲームショウ2022特設ページ
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