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「バトルフィールド 4」の16人対戦会も。Radeon R9シリーズのパワーを体感するイベントが秋葉原で開催に
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印刷2013/11/11 11:18

イベント

「バトルフィールド 4」の16人対戦会も。Radeon R9シリーズのパワーを体感するイベントが秋葉原で開催に

画像集#001のサムネイル/「バトルフィールド 4」の16人対戦会も。Radeon R9シリーズのパワーを体感するイベントが秋葉原で開催に
秋葉原UDX 4階で開かれたイベントの様子。最新グラフィックスカードによるBF4プレイを体験できるとあってか,かなりの来場者が訪れていた
画像集#002のサムネイル/「バトルフィールド 4」の16人対戦会も。Radeon R9シリーズのパワーを体感するイベントが秋葉原で開催に
イベント会場中央には,Radeon R9 290やRadeon R9 290Xを搭載したゲームPCを16台も用意。ハイエンドGPUによるBF4の動作は見るからに快適そうで,正直うらやましい
 2013年11月10日,AMDの日本法人である日本AMDは秋葉原にて,Radeon R9シリーズ搭載PCによる「バトルフィールド 4」(以下,BF4)の体験イベント「Radeon R9/R7×BATTLEFIELD 4 発売記念体験会」を開催した。
 これは,AMDの新型「Radeon R9 290X」「Radeon R9 290」(以下順に,R9 290X,R9 290)が搭載されたゲームPC計16台でBF4の対戦プレイを体験でき,さらにはAMDのパートナー各社によるRadeon R9およびRadeon R7搭載カードのデモ展示もチェックできるというもの。13時からの開催だったにも関わらず,一番乗りの来場者はなんと9時頃から待っていたというほどで,熱心なゲーマーや自作PCファンで賑わいを見せた。
 ここでは写真を中心に,「デモ展示→体験会」の順で,イベントの様子をレポートしよう。


日本初披露のグラフィックスカードによるデモも展示


Sapphire Technologyのコーナーでは,R9 290搭載カードによるデモを披露
画像集#005のサムネイル/「バトルフィールド 4」の16人対戦会も。Radeon R9シリーズのパワーを体感するイベントが秋葉原で開催に
 メーカー各社による展示コーナーでは,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)やMSI,GIGA-BYTE TECHNOLOGY(以下,GIGABYTE)などが,Radeon R9・R7シリーズ搭載グラフィックスカードを多数出展していた。発売されたばかりのR9 290XやR9 290は,まだラインナップしていないメーカーもある。Radeon R9 290シリーズのGPUについては,「供給量がまだ少なくて,売る物がない」と残念がる声もメーカー側から出ていたので,しばらくの間,単体カードの品薄は続きそうな気配だ。

 では何が主役だったのかというと,「Radeon R9 280X」(以下,R9 280X)だ。Southern Islandsシリーズのリネーム版なのでさもありなん,というところではあるのだが,各社ラインナップは一新されており,独自のクーラーを採用されたモデルもズラっと揃っているので,用途や好みに合わせて選べる状況にあると述べていいだろう。
 たとえばASUSなどは,大型のクーラーを採用した国内未発表のクロックアップ版R9 280X搭載カード「MATRIX-R9280X-P-3GD5」のデモを披露するなど力を入れており,年末商戦の主役は,BF4の推奨グラフィックス容量である3GBのラインをクリアした,R9 280X搭載カードということになりそうである。

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ASUSコーナー(左)の見どころは,日本初公開のMATRIX-R9280X-P-3GD5を搭載したデモ機(右)。右写真中央に見える「MATRIX」の文字が光っているのがそれで,3スロット仕様の大型クーラー搭載により,ブースト時のコアクロックは1.1GHzに達するという。11月下旬発売予定で,メーカー想定売価は4万8000円前後とのことだ

 MSIコーナーには,「AMD A78」チップセットを搭載した新作のmicroATXマザーボード「A78M-E35」と同社のR9 290X搭載カードを組み合わせたデモ機が出展されていた。小さめのマザーボードに,マザーボード上からはみ出すほど大きなR9 290X搭載カードと簡易液冷式CPUクーラーを装着するという,なかなか無茶な組み合わせが面白い。

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独自の冷却機構「TwinFrozr4S」を組み合わせたR9 280X搭載カード(左)などを並べるMSIコーナーでは,A78M-E35とR9 290Xを組み合わせたデモ機が注目されていた。A10 APUと組み合わせるマザーボードといえば,「AMD A88X」チップセット搭載製品が主流なので,A78搭載製品は珍しい

 またMSIでは,R9 290XやR9 290に同社独自のクーラーを組み合わせた製品も,今後投入を予定しているそうだ。ただし発売時期はまだ先になりそうで,2013年末〜2014年になりそうという話だった。

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GIGABYTEのコーナー(左)では,R9 280X搭載カードをA10-6800Kと,ゲーマー向けマザーボード「G1.Sniper A88X」を組み合わせたデモ機が展示されていた。玄人志向コーナー(右)では,発売したばかりのR9 290XやR9 290搭載カードがずらり

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アイティーシーのコーナー(左)ではグラフィックスカードだけでなく,Stormブランドの新作ゲームPC「Storm Heavy Gamer FX Cross Fire BF4-SP」を出展していた。これはR9 280XをCrossFire構成で搭載し,FX-9390に巨大な空冷ファンを組み合わせた(右)ものだ


RazerやCorsairのゲーマー向け周辺機器も披露

体験会コーナーはRazer製品がずらりと並ぶ


Corsair製のゲーマー向けキーボードやマウスも出展。キーボードの「Vengeance K65 Compact Mechanical Gaming Keyboard」(写真中央)は,初回入荷分が完売する人気だという
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 AMD主催のイベントであったため,主役はグラフィックスカードだったが,それだけというわけではなく,RazerやCorsairのゲーマー向けマウスやキーボードなども出展されていた。
 なかでも力が入っているように見えたのはRazerで,BF4デザイン採用の周辺機器4種類を展示していただけでなく,体験会に用意された16台のPCすべてに,ゲーマー向けマウス「Razer Naga 2014」と,ゲーマー向けキーボード「Razer BlackWidow Ultimate 2013」,そしてヘッドセットの「Razer Kraken」を用意していたほどだ。

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Razerのコーナーで披露されていた,BF4デザイン採用のゲーマー向け周辺機器(左)。キーボードやマウスは派手すぎず,なかなか格好いい(右)

 体験会のコーナーでは,1プレイ15分程度で来場者がBF4のチーム戦をプレイできるという趣向だった。筆者は初回のプレイを後ろから眺めていたが,“BF4は初めて”といった感じの来場者も見かけた一方で,「やり込んでいるなッ!」とでも言いたくなるような,鋭く的確な動きをみせる来場者も少なからずいるといった具合で,見ているだけでも面白かった。
 体験プレイ用のPCは,ユニットコムG-TuneGALLERIAG-GEARのR9 290XまたはR9 290搭載のゲーマー向けPCが4台ずつの計16台という構成。いずれも解像度1920×1080ドットで,高画質の設定になっていたようだが,その表示は実に快適なものだった。「やはりBF4クラスのゲームを堪能したければ,R9 290くらいは欲しいものだな……」と思わずにはいられない。

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ユニットコムの「PASSANT Cube A68ARA8R9」(左)は,キューブ型筐体にR9 290Xを搭載可能ということで注目を集めていた。右はマウスコンピューターの製品

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GALLERIA(左)とG-GEAR(右)の体験会用デモPC。品数の少ないというR9 290Xだが,これら搭載PCを買ってしまうという手もあるだろう

会場ではRadeon R9シリーズの特徴や,BF4の魅力を解説するセッションもあった。また,体験会コーナーでの対戦プレイはネット中継も実施されていた
画像集#008のサムネイル/「バトルフィールド 4」の16人対戦会も。Radeon R9シリーズのパワーを体感するイベントが秋葉原で開催に
 BF4は,AMD独自のグラフィックスAPI「Mantle」への対応を表明しており,12月頃には対応版がPC版BF4のプレイヤーへ無償提供される予定である。ハイエンドGPUであれば,現在でも十分快適なプレイを実現しているように見えるので,Mantle対応版が登場すれば,ハイエンドよりやや下のGPUでも,高画質設定のまま快適に遊べるようになるのだろうか。
 なお,Mantleについては,北米時間11月11日から始まる開発者向けイベント「AMD Developer Summit 2013」にて続報の発表が予定されているので,その情報にも期待したい。

AMD 日本語公式Webサイト


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