AMDのパートナー各社が日本市場で展開しているRadeon搭載カードを1枚ずつ,3か月連続で日本のユーザーにプレゼントしていく短期連載。その第2回をお届けしたい。
2014年10月下旬に掲載した第1回では,Mini-ITXサイズに収まった,コンパクトな「
Radeon R9 270X」(以下,R9 270X)カードをプレゼントしたが,今回もMini-ITXサイズ。しかも,より上位クラスのGPU「
Radeon R9 285」(以下,R9 285)を搭載したSapphire Technology製品「
SAPPHIRE R9 285 2G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DP ITX COMPACT OC VERSION(UEFI)」(以下,SAPPHIRE R9 285 ITX)である。
SAPPHIRE R9 285 ITX
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銅製ヒートパイプは,カードのコンパクトさを損なわないよう,クーラーからはみ出ないよう設計されている |
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電源変換ケーブルのほか,HDMIケーブル,mini DisplayPort−DisplayPortまで付属する。使うかどうかはともかく,マウスパッドも同梱されている |
R9 285は,AMDの現行GPUアーキテクチャ「Graphics Core Next」(以下,GCN)の最新世代「GCN 1.1」に対応し,MantleやTrueAudio,4K動画のハードウェアデコードに対応する最新版UVDなどといったAMDの最新技術をすべて利用できるのが最大の特徴だ。2014年11月時点における,最も進んだRadeonといえるが,それをわずか171mmというカード長に収めているのが,SAPPHIRE R9 285 ITXの持つ魅力ということになるだろう。
最大ブーストクロックはリファレンスより10MHz高い928MHz。さすがにミドルハイクラスのGPUということで補助電源は150Wクラスが必須だが,製品ボックスには6ピン×2の電源ケーブルを8ピン×1へ変換するアダプターが付属しているので,グラフィックスカード用の6ピン×2出力を持つような電源ユニットが搭載されたPCなら,問題なく利用できるはずだ。
●SAPPHIRE R9 285 ITXの主なスペック
- 搭載GPU:Radeon R9 285(Tongaコア)
- シェーダプロセッサ数:1792基
- 演算ユニット「GCN Compute Unit」数:28基
- ROP数:32基
- ブースト最大クロック:928MHz
- グラフィックスメモリ:容量2048MB,GDDR5
- グラフィックスメモリインタフェース:256bit
- グラフィックスメモリクロック:5500MHz相当
- 外部出力インタフェース:Mini DisplayPort(1.2)×2,HDMI(1.4a,Type A)×1,Dual-Link DVI-I×1,アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1
- 接続インタフェース:PCI Express 3.0 x16
- 公称典型消費電力:190W(※定格容量500W以上の電源ユニット推奨)
- PCI Express補助電源:8ピン×1
- 公称カード長:171mm
- DirectX 12:対応
- Mantle:対応
- TrueAudio:対応
- Fluid Motion Video:対応
プレゼントへの応募にあたっては,まず,下に示したリンクボタンから応募フォームへ進み,すべての項目に記入して[送信内容確認]ボタンをクリックする。記入内容に不備がなければ,続く確認ページから[送信]ボタンを押してもらえば応募完了だ。応募はプレゼント企画1回ごとに一人一通のみ有効となっており,重複応募が判明した場合,当選は無効となるので注意してほしい。
応募フォームの募集期間は,本稿の掲載時点から,
2014年11月28日12:00(正午)までの約1週間。締め切った翌週のWeekly 4Gamer内で当選者を発表する予定だ。
発送日の確定や本人確認,当選の結果などについての問い合わせには一切回答できないので,この点はご了承を。また,長期の不在などによる不着の場合,当選は取り消しとなること,プレゼント品は,本稿の執筆にあたり,撮影のため開封していること,初期不良時の窓口は4Gamer編集部であり,初期不良以外での交換には応じられないこと,初期不良交換期間は4Gamerからの発送後10営業日となることも合わせてお断りしておきたい。
なお,第1回に引き続き,応募フォームにはAMDへのコメントを任意入力する欄がある。このコメントの有無やアンケートの入力内容で当選確率が変わるようなことはないが,入力された意見や要望は,アンケートの集計結果と合わせて日本AMDへ伝える予定なので,日頃からAMDに対して思っていることがあれば,何か残しておいてもらえればと思う。
連載第3回はいまのところ,クリスマス前後の掲載を予定している。次回のカードが何になるかは筆者もまだ聞いていないので,読者と一緒にAMDからの情報を待ちたい。