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世界中のヴァンガードファイターが秋葉原に集結! 熱戦が繰り広げられた「ファイターズクライマックス2018 世界決勝大会」をレポート
WGP2018は,「カードファイト!! ヴァンガード」(以下,「ヴァンガード」)や「ヴァイスシュヴァルツ」といったブシロードが展開するTCGタイトルの世界最強ファイターを決める大会だ。19日に開催された全国決勝大会で優勝したファイターとチームが日本代表として,翌20日の世界決勝大会の最終予選ラウンドに出場した。
本稿では,各タイトルで熱戦が繰り広げられた大会から,1月20日に行われた「カードファイト!! ヴァンガード」の世界一を決める「ファイターズクライマックス2018 世界決勝大会」のレポートをお届けしよう。
なお,19日の全国決勝と20日の世界決勝はYouTube Liveで生配信されており,「ヴァンガード」の公式YouTubeチャンネルにてアーカイブが試聴できる。興味がある人はチェックしてみるといいだろう。
1月19日開催ファイターズクライマックス2018 全国決勝大会(公式YouTubeチャンネルのムービー)
日本のファンはもちろん,海外から来日したファイターもたくさん駆けつけていた | |
世界中のファイターと対戦するチャンスということで,予選ラウンドとは別に,純粋にフリーファイトを楽しむプレイヤーの姿も見られた |
スタンダード世界決勝
今回の世界大会では,新シリーズのカードのみが使用可能な「スタンダード」と,これまでに発売されたすべてのカードが使用できる「プレミアムスタンダード」という2つのレギュレーションで世界一が競われた。決勝ラウンドは,制限時間無制限で2本先取したプレイヤーが勝利となる。
スタンダードの決勝戦に進出したのは,決勝トーナメントで予選ラウンド4位のルー チェン アン選手に勝利した同ラウンド1位のササキ ユウキ選手と,3位のヤマニシ ジエイ選手との対戦を制した2位のパチャラダナイ ブンサップ選手だ。
フィニッシュを決めにいくササキ選手を,返す刀でブンサップ選手が詰め返そうとする攻防が繰り広げられた1本目は,ブンサップ選手の反撃をしのいだササキ選手が勝利した。2本目は,序盤で優位に立ったササキ選手に対し,中盤までに互角の盤面へと持ち込むことに成功したブンサップ選手が,その勢いのまま勝利。スコアをイーブンに戻した。
雌雄を決する3本目は,ササキ選手が序盤から攻め,早い段階でブンサップ選手に5ダメージを与えて追い詰めた。そんな敗色濃厚な状態からヒールトリガーを2回引き,逆転に向けて盤面を整えるブンサップ選手。ドクター・オー氏が興奮気味に「これをアニメでやったら『嘘でしょ?』って言われる」と話すほど奇跡的な展開となった一戦は,次ターンのアタックでササキ選手が一気に勝負を決め,世界一の座に輝いた。
優勝:日本代表 ササキ ユウキ選手
(使用クラン:オラクルシンクタンク)
準優勝:タイ代表 パチャラダナイ ブンサップ選手
(使用クラン:ロイヤルパラディン)
3位:日本代表 ヤマニシ ジエイ選手
(使用クラン:グレートネイチャー)
4位:台湾代表 ルー チェンアン選手
(使用クラン:かげろう)
プレミアムスタンダード世界決勝
今回が初となるプレミアムスタンダードの世界大会では,日本代表として出場したクラン「ぬばたま」使いのマツオ ナオアキ選手と,「バミューダ△(トライアングル)」を使用するシンガポール代表のリム ウェイ ジョン ション選手が世界一の座を競った。
ゆっくりとした展開でスタートした1本目は,中盤にユニットを強化したリム選手のアタックを,マツオ選手が手札を削りながらガードするという攻防が繰り広げられた。これをしのいだマツオ選手は,次ターンでリム選手の手札と盤面を大きく削るも仕留めきれず,次のターンで一気に詰め寄せたリム選手が勝利した。
2本目は,マツオ選手が先に3ダメージを受けながらも,序盤から積極的に仕掛けていた手札破壊でリム選手の行動を制限し,3ダメージを返してイーブンの状況に持ち込む。ダメージ数は同じながらも,盤面と手札の枚数で大きく差を付けたマツオ選手が主導権を握り,一方的な展開でリム選手を下した。
2本目に続き3本目でも,マツオ選手は序盤から手札破壊を仕掛けていく。2回連続ドローで手札を増やしながら,手札破壊とアタックを行うマツオ選手に対し,ダメージを与えつつ盤面を充実させていったリム選手がアタックを仕掛ける。手札は充実していたマツオ選手だったが,強化されたユニットでのアタックを防ぎきれずに敗北。リム選手が初代プレミアムスタンダード王者となった。
プレミアムスタンダードの最終結果は以下のとおり。スタンダードと比べてスピーディな展開が多かったのが印象的だ。
優勝:シンガポール代表 リム ウェイ ジュン ジョン選手
(使用クラン:バミューダ△)
準優勝:日本代表 マツオ ナオアキ選手
(使用クラン:ぬばたま)
3位:香港代表 パン チョク ナム選手
(使用クラン:エンジェルフェザー)
4位:インドネシア代表 ジョナサン ウィボーオ選手
(使用クラン:ダークイレギュラーズ)
「ヴァンガード」のTCG公式サイトには,優勝者に最高称号となる「マスター・オブ・ヴァンガード」が与えられる大会「ヴァンガードマスターズカップ 2019 AUTUMN」や公認大会の情報が出ているので,次の世界王者を目指すファイターはこちらの情報をチェックし,さまざまな大会に参戦してみよう。
「カードファイト!! ヴァンガード」公式サイト
BCS2018/WGP2018世界決勝大会を開催しました!
株式会社ブシロード(本社:東京都中野区,代表取締役社長:橋本義賢)は,2019年1月19(日),20日(日)に,BCS2018/WGP2018世界決勝大会を開催したことをご報告いたします。
■2019年1月19日(土),20日(日) アキバ・スクエア
「ブシロードワールドグランプリ」/「ブシロードチャンピオンシップシリーズ」は,ブシロードの日本語版/英語版TCGプレイヤーの世界一を決める公式大会です。世界各国の予選を通過した強豪たちが集合しました!
全国世界決勝大会は,ヴァンガードchにて,大会の様子を配信いたしました。
最大同時視聴者数は1,500人,アーカイブも含め,当日約20,000人の方々にご視聴頂きました。
今回は,
- 「カードファイト!! ヴァンガード」新シリーズのカードが使える「スタンダード」
- 今までに発売・配布されたすべての日本語版のカードを使うことができる「プレミアムスタンダード」
の2つの大会を開催いたしました。
それぞれ決勝大会の模様は以下となります。
「スタンダード」決勝ラウンド進出者
- 日本代表 ササキユウキ
- 日本代表 ヤマニシ ジエイ
- 台湾代表 ルー・チェンアン
- タイ代表 パチャラダナイ・ブンサップ
「プレミアムスタンダード」決勝ラウンド進出者
- 日本代表 マツオ ナオアキ
- 香港代表 パン チョク ナム
- シンガポール代表 リム ウェイ ジュン ジョン
- インドネシア代表 ジョナサン ウィボーオ
「スタンダード」準決勝
日本代表 ササキユウキ
<オラクルシンクタンク>
VS
台湾代表 ルー・チェンアン
<かげろう>
WIN
日本代表 ササキユウキ
<オラクルシンクタンク>
日本代表 ヤマニシ ジエイ
<グレートネイチャー>
VS
タイ代表 パチャラダナイ・ブンサップ
<ロイヤルパラディン>
WIN
タイ代表 パチャラダナイ・ブンサップ
<ロイヤルパラディン>
「スタンダード」決勝
日本代表 ササキユウキ
<オラクルシンクタンク>
VS
タイ代表 パチャラダナイ・ブンサップ
<ロイヤルパラディン>
WIN
日本代表 ササキユウキ
<オラクルシンクタンク>
「プレミアムスタンダード」準決勝
日本代表 マツオ ナオアキ
<ぬばたま>
VS
香港代表 パン チョク ナム
<エンジェルフェザー>
WIN
日本代表 マツオ ナオアキ
<ぬばたま>
シンガポール代表
リム ウェイ ジュン ジョン
<バミューダ△>
VS
インドネシア代表
ジョナサン ウィボーオ
<ダークイレギュラーズ>
WIN
シンガポール代表
リム ウェイ ジュン ジョン
<バミューダ△>
「プレミアムスタンダード」決勝
日本代表 マツオ ナオアキ
<ぬばたま>
VS
シンガポール代表
リム ウェイ ジュン ジョン
<バミューダ△>
WIN
シンガポール代表
リム ウェイ ジュン ジョン
<バミューダ△>
▲「スタンダード」決勝ラウンド進出者(左から,ササキユウキさん パチャラダナイ・ブンサップさん ヤマニシ ジエイさん ルー・チェンアンさん) ▲「プレミアムスタンダード」決勝ラウンド進出者(左から,リム ウェイ ジュン ジョンさん マツオ ナオアキさん パン チョク ナムさん ジョナサン ウィボーオさん)
▲「スタンダード」決勝戦 ▲「プレミアムスタンダード」決勝戦
「カードファイト!! ヴァンガード」公式サイト
- 関連タイトル:
カードファイト!! ヴァンガード
- 関連タイトル:
ヴァンガード ZERO
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