このゲームの読者の評価
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運命の輪はまわり、まわる 70 - 投稿者:災厄狼(男性/40代)
- 投稿日:2019/05/24
- 良い点
- 音楽が良い。第一次世界大戦(1910年代)を題材としている作品なんですが重苦しい世界観、そして軽く扱われる人の命を十分に表現できていると感じた。
主人公はステージごとに変わり、オランダ・アメリカ・ベルギー、そしてドイツと出身国が違うキャラクターを操作して、「帰結」に向かいゲームをすすめていきます。
ゲームジャンルはアドベンチャーとありますが、パズル要素のあるアクションアドベンチャーかなと。
死んで覚えるところあり、リズムゲーム要素あり。難易度はふつう。
戦争資料をコレクションとして集めたり、史実をもとにしたゲームデザインは面白いと思いました。
ヨーロッパを中心としたストーリーで日本(参戦国ではある)は出てこないんですが、日本ではあまり語られない戦争の資料というのは興味をそそられるのかな〜と思います。
なぞとき部分は、ゲームになれた方でも楽しめると思います。単純ではなく、色々な工夫・機転をきかせて立ち回る感じ。
長く考えているとヒントも出てくるんですが、「ぜってぇヒントは見ねえ!とか、ヒントが出る前にといてやる!」などの楽しみ方もできます。
複雑な、なぞときは時間制限がないのでジックリ考えることが出来る。私はアドベンチャーゲームが苦手なんですが、この作品は面白い!と感じました。
いわゆる「戦争ゲーム」・・なんですが、この作品は戦争を扱っていてソレを助長するのか?この点を観てみてください。きっと面白いと思います。 - 悪い点
- ×と〇が逆(決定が×でキャンセルが〇)で、ゲーム中リズムゲーム要素があるのでPS4の機能でボタンを変えることが出来ない。
あまり激しいアクションではないので、私はプレイできました。そのままいっちゃってください。
快適さ・熱中度で減点はしてます。
史実の資料的な部分はすごく良いと思いましたが、それとゲーム部分をわけて考えた場合、ゲーム部分単品では面白さに欠ける。
アドベンチャー独特の「正解を選ばされる感」はあります。それとゲームバランスに理不尽さ(ゲームオーバーとオートセーブを利用した力押しが通用するところや、初見殺し)あり。 - 総評
- 主に2Dの横スクロール式。パズル(ジャンルがアクションパズルとなっている記述も他にあり)・・というより、「お話を楽しむために、スイッチを手探りですすむゲーム」といった感じ。ボタンが日本仕様ではないんですが、プレイ感に対してこだわりがなければ、ぜひプレイしてほしいゲーム。
地味ですが、その分大事なものに気づきやすいと言える。タイトルのグレイトウォーは、いったい何を意味するのか?・・エンディングのあとに決めてみてください。
あとアクション部分は、どーしても出来なければ日を変えて・集中する時間をつくってヤってみてください。「もしプレイヤーに成長する力があれば、必ずクリアまでいけます」。自分の脳の成長を客観的に観察することが出来れば、それも新しい発見になるはずです。
ゲーム情報サイトなどで紹介されているゲームで、ゲーム屋さんにないものは「ダウンロードして取得する以外、買う方法が無いゲーム」の場合があります。
このゲームもPSストアというソニーさんのインターネットストア(オンラインストア)で購入します。
気軽に買う方法としてはコンビニなどでPSストアカードを買い、番号を人に見られないように注意してPSストアでコード番号の入力。すると金額のチャージができ、買い物ができる・・といった感じです。
PS4からは色々なアイコンのあるうちの「青い買い物袋のマーク」がソレです。
うまくつながらない場合は、何度か戻る→選択をしてみる・PS4の再起動を行えば、つながりやすくなります。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 2 4 4 -
第一次世界大戦への誘い 75 - 投稿者:Nishioka007(男性/20代)
- 投稿日:2014/08/04
- 良い点
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【親切なゲーム設計とゲームとしての楽しさ】
ゲーム性は比較的親切な難易度のパズルで構成されていますが、単調なものではなく種類に富んでいます。その場にあるものを活用して進行していくのは楽しいです。BGMやコミカルなアニメーションがゲームの楽しさを引き上げてくれます。
また救済要素も用意してあります。時間の経過でヒントが開示されていくので、プレイヤーの考える楽しさを奪わないように設計してある点はいいと思います。
【第一次世界大戦を知る良いきっかけになる】
バリアントハート ザ グレイトウォー の特筆すべき点は第一次世界大戦へ興味を持つための有用なコンテンツであるということです。コミック風にまとめられた作風は戦争の凄惨さを和らげつつも、プレイヤーに戦争の凄惨さをきちんと訴えてきてくれます。残酷な表現が苦手なプレイヤーのプレイの妨げになることはないと思います。
資料も豊富で、ゲーム内の史実を解説する資料は写真も付属しています。また当時の生活用品や軍用品などは史実の解説と比べると写真はなくイラストのみではありますが、それらにまつわる貴重は話をプレイヤーに提供してくれます。種類も一般市民の生活から軍事的なものと豊富な点が資料としての価値を高めていると思います。
広く数が豊富な資料と大勢の人が受け入れることのできるであろうコミック風の表現がこのゲームを第一次世界大戦への興味を持つための有用なコンテンツとしているのです。
- 悪い点
-
【第一次世界大戦をよく知っている人は満足しない】
豊富な資料があることを良い点で紹介しましたが第一次世界大戦をよく知っている人はゲーム内容に満足を覚えないかもしれません。数点の知らないことはあってもほとんどのことは知っていてこのゲームの資料的な価値は失われるかもしれません。
【ゲームを普段プレイしている人には物足りない】
普段から様々なゲームをプレイしているプレイヤーはボリュームに満足しないかもしれません。特に雰囲気を味わうことがこのゲームの大きな楽しみなので雰囲気があまり好きでないのならプレイすることはないでしょう。 - 総評
- バリアントハート ザ ウォー は第一次世界大戦の世界を味合うためのいいゲームだと思います。悲しくもどこかあたたかい世界観はプレイしていて心に重苦しいものを残しません。 しかしプレイした人が第一次世界大戦の歴史について疑問や考え方などを残してくれることに間違いはありません。
ですが高いゲーム性などを求めるプレイヤーには向かいないゲームだと思います。PS4のパワーを活かしたゲームを望むなら別のところへお金を回すことをおすすめします。
最後に重ね重ねですが、現代のリアリティあふれる戦争を題材としたゲームや映画の表現が苦手であってもこの世界を覗き、興味をもつことができるのは素晴らしいことだと思います。
- プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 4 5 4
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