連載
年が明けても面白い。スマートフォン向けアクションゲーム「田中にタイキック」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第439回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
昨年の大晦日は,多くの人がテレビで某歌番組か某笑ってはいけないバラエティ番組を観て過ごしたのではないかと思う。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「田中にタイキック」(iOS / Android)は,その某バラエティ番組でほぼ毎年登場するあのネタをそのままゲームにしたような作品だ。
iOS版「田中にタイキック」ダウンロードページ
Android版「田中にタイキック」ダウンロードページ
ゲームのルールはタイトル通り,出てきた人物のうち「田中」だけを「ける!」ボタンのタップで蹴り,それ以外の人物は「けらない」でスルーして,制限時間内にできるだけ多くの田中を蹴るというもの。
一見すると簡単だが,目の前に出てくる人物の列が不必要なくらいになめらか,かつ高速に動くため,次は田中,その次は田中じゃない……と順番を覚えていたとしても,勢いよく目の前に踊り出てきた人物がどっちなのかとつい戸惑ってミスしがちだ。
だが,慣れてくるとかなりのスピードで蹴る,蹴らないをうまく捌けるようになり,キックが当たる瞬間の軽快な音と相まって,実に気持ちいい。数秒間でもノーミスの高速プレイを決められると,病み付きになってくる。
本作はネットランキングにも対応しており,起動するたびに,自分の世界順位がどう変動したかを教えてくれる。慣れが必要な分,やりこめばやりこむほどスコアが伸びていくので,自分の順位がどこまで上がるか,実に挑みがいがある作品でもあるのだ。
余談だが,実は筆者の本名の姓も「田中」なので,プレイ中蹴られている同姓のキャラを見て尻のあたりがムズムズしたが,コミカルかつスピーディーな描写を見ていると,あまり気にならなくなっていった。田中姓の方にも,ぜひ安心してお楽しみいただきたい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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