イベント
「頭文字D ARCADE STAGE 8 インフィニティ」全国大会“銀河最強決定戦”では激アツバトルが続出。「湾岸マキシ」とのコラボも発表
大会は,2人の選手が店内対戦を使って対戦する,勝ち抜きトーナメント形式で行われた。使用コースは,対戦前のじゃんけんに勝った選手がくじを引いて決定(じゃんけんに負けた選手はシートを選択)。ルートや天候,時間帯はじゃんけんの勝利者が決められるものの,走り慣れたコースが選べるわけではない。そのため,走りの速さはもちろん,バトルの腕前,そして運までが試されるという,全国大会にふさわしいルールが採用された。
【出場選手】(※敬称略)
・北海道・東北エリア代表 CRISIS,Kz.
・北関東エリア代表 煌星ёυяο,アフォーだぁ
・南関東エリア代表 闇ギ@NPA,咲夜−Y
・北陸・甲信越エリア代表 κитω・),まじょ
・東海エリア代表 九路司,綾Rйららら
・近畿エリア代表 佐倉 綾音,白鳥 みゆ
・中国・四国エリア代表 銀河の恵梨香,Ark
・九州・沖縄エリア代表 OLIVIA,@PRIME
当日の模様はライブ配信も行われ,シリーズプロデューサーの新井健二氏と,公式エースドライバーのまっけポン@氏,きざきゆりあ氏,あおいひかり氏の3名が解説を務めた |
会場となったセガ本社のロビーには,大会の結末を見届けようと100名近くの観覧者が来訪し,大盛りあがりとなった |
最初からトップギアの激戦が繰り広げられた1回戦
全国から勝ち上がってきた強豪ドライバー同士によるバトルだけに,初戦から手に汗握る展開が続出。来場者はもちろん,解説陣でさえ思わず「ああーっ!」と声を上げるほどの盛り上がりを見せた。
【第1試合】Ark vs. 咲夜−Y:秋名(雪)/上り/-/-
【第2試合】煌星ёυяο vs. κитω・):土坂/往路/雨/昼
【第3試合】まじょ vs. Kz.:筑波/復路/雨/昼
【第4試合】佐倉 綾音 vs. @PRIME:椿ライン/下り/晴れ/昼
【第5試合】アフォーだぁ vs. 闇ギ@NPA:妙義/下り/晴れ/昼
【第6試合】白鳥 みゆ vs. 九路司:八方ヶ原/往路/晴れ/昼
【第7試合】銀河の恵梨香 vs. 綾Rйららら:秋名/下り/晴れ/夜
【第8試合】CRISIS vs. OLIVIA:七曲り/下り/晴れ/昼
さらなる激戦が続いた2回戦でベスト4が決定
【第1試合】Ark vs. κитω・):七曲り/下り/雨/昼
【第2試合】@PRIME vs. まじょ:妙義/上り/雨/昼
【第3試合】闇ギ@NPA vs. 九路司:長尾/上り/晴れ/昼
【第4試合】銀河の恵梨香 vs. CRISIS:秋名(雪)/下り/-/-
激戦だらけの準決勝,決勝戦。そして驚きのコラボ発表が
準決勝に進出したベスト4は,解説陣が「順当な人が順当に勝ち上がった」と語る顔ぶれ。それだけに,誰が勝ってもおかしくない接戦が繰り広げられた。最強の栄冠に輝いたのは……!
【準決勝戦1】κитω・) vs. @PRIME:七曲り/下り/晴れ/昼
【準決勝戦2】九路司 vs. 銀河の恵梨香:八方ヶ原/往路/晴れ/夜
【決勝戦】κитω・) vs. 銀河の恵梨香:椿ライン/下り/晴れ/昼
優勝の余韻も冷めやらぬ中,新井氏から今後の展開についての重大告知が行われた。まずは,3月27日〜29日に行われる“春のセガ祭り”と題されたゲーム内イベントだ。この期間内に全国対戦で獲得したポイントによりランクが決まり,ランクインするとパーツやマイフレームがもらえるとのこと。
そしてもうひとつの発表が,なんとバンダイナムコゲームスの人気タイトル「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 5」(以下,湾岸マキシ5)とのコラボレーションイベントの開催だ。
ゲームセンターではライバル同士の両作ではあるが,湾岸マキシ5のプロデューサーである前田和浩氏と新井氏の「お互いにドライブゲームをもっと盛り上げていこうじゃないですか」という気持ちが一致したことから,この驚きのコラボが決定したという。詳しい内容については後日改めて発表とのことだが,ドライブゲームファンなら期待せずにはいられないだろう。
“銀河最強決定戦”優勝者 銀河の恵梨香選手による喜びのコメント
――優勝した気持ちをお聞かせください。
自分が優勝したんだな,と。「勝ったぞー!」って感じです。
――どの試合が一番印象に残っていますか?
κитω・)さんとの決勝戦です。インを締めてブロックがうまくいったのが勝因だと思います。4セクション最初のヘアピンを超えたところで,優勝の手応えを感じられました。
――ドライビングテクニックはどのように磨いたのでしょうか?
ゲームセンターには,週に3〜5日は通っています。プレイ間隔をあまり空けないようにして,日々の練習の積み重ねが重要だと思います。大会に向けては,全国対戦で苦手な八方ヶ原コースを重点的に練習してきました。
――頭文字Dを始めたキッカケは?
クルマ好きの父親の影響で,(STAGE)6の終わりごろから始めました。僕ももうすぐ18歳になるので,免許を取って運転を楽しみたいです。MR-Sに乗りたいですね。
――これから銀河最強の走り屋として,これまで以上に注目されるかと思いますが,全国のプレイヤーにメッセージをお願いします。
負けないように頑張ります。僕の得意コースを選んでもらって,ぜひ勝ちに来てください。
プロデューサー新井氏による大会総括
――大会を終えての総括をお願いします。
昨年から全国を回っての“講習会”を行ってきましたが,そこで出会ったドライバーが勝ち上がってきたぞ,という感じです。プレイヤーさん同士の交流が盛んな頭文字Dですが,動画配信をしているにも関わらず,皆さんが会場に足を運んできてくれて,立ち見が出るほどになったのは嬉しい限りです。これまでの大会だと差がついたまま終わってしまうバトルもあったのですが,今回は初戦から接戦続きで非常に盛り上がりました。大成功だと思います。
――優勝した銀河の恵梨香選手の走りはいかがでしいたか?
優勝は意外でした。解説の公認エースドライバーとは「決勝は九路司選手とκитω・)選手の公認エースドライバー対決かな」なんて予想していましたが,九路司選手がまさかの途中敗退で。銀河の恵梨香選手は大会の緊張感を味方に付けたのもあってか,ブロックが非常に冴えてましたね。全国的には知られつつも大会出場の少ない銀河の恵梨香選手と,公認エースドライバーで全国2連覇をかけたκитω・)選手の対決というのも,たいへんドラマチックでした。
――湾岸マキシ5とのコラボレーションはどのような経緯で決定したのでしょう?
前田プロデューサーとは,お互いに車好きでゲーム好きなこともあって,いつ知り合ったか分からないくらい前から知り合いです。会社の距離が近いこともあって,よく飲みに行く仲なんですよ。そういったこともあり,ずっと以前から「一緒になにかやりたい」と言っていて,今回やっと実現に至りました。だから「どっちのゲームがおもしろい」ではなくて,ドライブゲームを盛り上げていこうという思いからのスタートなんですよ。
――コラボはどのようなものになりそうでしょうか?
みんなが両タイトルの魅力を感じられるものにしたいです。とはいえ,お互いに歴史のあるタイトルですから,いきなり無茶なこともできません。ですので,まずはプールに入る前に体に水をかけるように,ビックリしないところから進めていきたいと思います(笑)。具体的なことは,そう遠くない時期に発表しますので,ご期待ください。
――最後に,今後の意気込みをお願いします。
“銀河最強決定戦”は一区切りしましたが,また新たな大会やイベントなど,皆さんの期待に添えるようなことを企画したいと思っています。これからも「頭文字D ARCADE STAGE 8 インフィニティ」を含め,アーケードドライブゲームをよろしくお願いします。
「頭文字D ARCADE STAGE 8 インフィニティ」公式サイト
- 関連タイトル:
頭文字D ARCADE STAGE 8 インフィニティ
- この記事のURL:
(C)しげの秀一/講談社 (C)SEGA
All manufacturers,cars,names,brands and associated imagery featured in this game are trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. All rights reserved.