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同じ数を合わせながらどんどん大きな数字を目指せ! iOS向け数合わせパズルゲーム「Threes!」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第477回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
落ち物や3マッチなど,パズルゲームにはさまざまな種類があるが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,同じ数字のブロックを組み合わせていくという(一部の例外を除く),ちょっと変わったシステムの「Threes!」を紹介する。見た目は決して派手ではないが,サウンドやスピード感が心地よく,かなり中毒性の高い作品だ。
「Threes!」ダウンロードページ(App Store)
本作は,4×4のマス目の中で,数字の書かれたブロックを上下左右にフリックして動かし,一部の例外を除いて,同じ数字のブロックを組み合わせていくという内容。基本となる数字は「3」で,3と3を組み合わせて「6」,6と6を組み合わせて「12」というように,どんどん大きな数字を作っていく。
なお,「3」のブロック以外にも,青色のブロック「1」と,赤色のブロック「2」が登場するが(後述),ブロック同士を足して3の倍数にならない場合は組み合わせられない。
本作の操作は,上下左右へのフリックのみ。数字が書かれたブロックたちは,画面をフリックすることで,すべてのブロックが1マスずつ移動する。画面端に到達してそれ以上先に動かせなくなったブロックに,同じ数字が描かれたブロックを押し込んで,初めてブロック同士が組み合わせられる。つまり,同じ数字同士のブロックが隣接していたとしても,その先にスペースがある場合は,どちらもスライドするだけで,組み合わさることはない。
この要領でブロックをうまく動かして組み合わせていき,すべてのブロックが動かせなくなった時点で,残ったブロックの数字によって最終的なスコアが計上される。
上から2段目の列に「3」が並んでいるのが分かる。「3」と「1」は組み合わせられないので,ここで右にフリックすれば,「3」同士が合わさり,「6」が生まれる |
一見,これ以上動かせないようにも見えるが,3つの「12」が隣接しており,上下左右どこに動かしても「24」が生まれる |
さて本作には,先述した青色の「1」と赤色の「2」という特殊なブロックが登場する。これらは青と赤という組み合わせ以外では「3」の倍数にならないため,単体で存在していても障害物でしかない。いかにこれらをうまく掛け合わせながら高い数字を作り出せるか,というのが本作のミソといえる。
また本作では,ブロックを動かすことで新たなブロックが登場する。次に登場するブロックはあらかじめ確認できるので,ある程度は,思い通りに操作できるはずだ。
ルールや操作法だけ見るとやや複雑だが,一度プレイすれば直感的にプレイでき,綺麗に連続で数字を組み合わせられたときの興奮がやみつきになる本作。どれだけ大きな数字を作れたかという実績も残るので,慣れてきた人は,3桁や4桁といった数字を目指すといいだろう。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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Threes!
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(C)Asher Vollmer 2014