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【PR】ついにオープンβに突入した新作MMORPG「VANITY of VANITIES」。名作伝奇小説「笑傲江湖」を下敷きにした本作の魅力はどこにあるのか
シーアンドシーメディアの新作MMORPG「VANITY of VANITIES」(以下,VoV)が,2014年6月20日より,事実上のオープンβテストである「フェーズ2テスト」に入った(関連記事)。
いきなりVoVと言われてもなじみがないという人もいるかもしれないが,いくつかのMMORPGを渡り歩いた経験の持ち主なら,中国のゲームデベロッパであるPerfect World(中国名 完美世界)の名前は聞いたことがあるだろう。
本作は,「パーフェクトワールド」「Forsaken World MOONLIGHT PRAYER」「ユグドラシル」など,その社名のとおり“美しさ”を追求した3D MMORPG作りに定評のある,Perfect Worldが手がける作品なのだ。
すでにサービス中の中国では,2013年6月に同時接続者数40万人を記録している |
しかも今作は,Perfect Worldが自社開発の独自グラフィックスエンジン「ANGELICA III」を初採用している。つまり,同社としても社運をかけた……かどうかは分からないが,少なくとも「渾身の一作」と呼べる作品となっているわけである。
本作は日本への展開を機に,ビジュアル面,サウンド面でカルチャライズが行われている点もポイントだろう。今回はこのあたりにもフォーカスしつつ,本作の魅力をお伝えしていきたい。
なお,VoVをプレイするには,本記事からシーアンドシーメディアが展開するゲームポータル「MK-STYLE」への会員登録(無料)が必要となる。本稿末尾には,MK-STYLEに新規会員登録をすることでもらえる特典アイテムの情報も掲載しているので,そちらもお見逃しなく。
推奨環境でもCPUがCore 2 Duo E8400以上,グラフィックスチップがGeForce 9800 GT以上と,要求スペックがに無理がないのもポイントかもしれない |
「フェーズ1テスト」レポート
「VANITY of VANITIES」公式サイト
名作伝奇小説「笑傲江湖」をベースにしたストーリー
山田章博氏のイラストと人気声優の起用で日本向けに
金庸氏の代表作となる同小説のタイトル名は「江湖のしがらみを笑い飛ばす」という意味を持ち,「正と邪の対立は曖昧なものである」というテーマで,“武”を志す者達の物語が描かれている。魅力的なキャラクターと深淵なストーリーで,3億人もの読者を魅了した作品である。
【VANITY of VANITIESプロローグ】
とある昔……。
武を志す者たちの中に争いがあった。
己の正義を信じて鍛錬を重ねるも、“正”と“邪”二つの道は決して交わることがなかった。
両者の戦いは熾烈を極め,数多の英雄達が現れては消えゆくなか,今,新たな歴史が始まろうとしていた……。
VoVのストーリーは笑傲江湖を下敷きとしたもので,原作の主人公である令狐冲(レイコチュウ)をはじめとした正派と,邪派の戦い,さらに両派内部の併呑などが描かれる。もちろん登場人物達も,小説と同じ名前で登場する。
こう聞くと「原作を知らなければ楽しめないのではないか」と考える人もいるかもしれないが,むしろ原作を知らない人は,VoVのストーリーを追うことで,原作の輪郭を掴めるという言い方もできる。
……とまあ,そうは言っても原作が“中国産”であることには変わらず,同じアジアの住人である日本人でも世界設定になじみにくい点はあるかもしれない。
その点に関して,国内で本作を展開するシーアンドシーメディアは「ビジュアルとサウンドのカルチャライズを行う」という方法で解決を試みている。
本作のイメージビジュアルを手がけるのは,小野不由美氏の「十二国記」や水野 良氏の「ロードス島戦記 ファリスの聖女」などでイラストを手がけた山田章博氏。やわらかいタッチで,ファンタジーの世界設定を巧みに表現する人物として知られるところだろう。
そしてボイスキャスティングも本作の注目ポイントの一つだ。
そもそも,中国からの“輸入もの”となるMMORPGで,キャラクターに声が当てられること自体がまれであるにも関わらず,本作では登場キャラクターに人気声優が起用されている。実はPerfect Worldが開発し,シーアンドシーメディアの展開するMMORPGでも,VoVは初となる「音声入り」タイトルなのだ。
キャスティングの代表的なところでは,令狐冲を杉田智和さんが,その敵方にあたる東方不敗(トウホウフハイ)を沢城みゆきさんが,それぞれ演じている。そのほかにも,佐藤利奈さん,諏訪部順一さん,秋元羊介さん,中田譲治さん,麦人さんといった俳優/声優がどどっと起用されており,本作のキャラクターに魂を吹き込んでいるのだ。以下,主要キャラクター3人を紹介しておこう。
◆令狐冲(レイコチュウ) CV:杉田智和
「華山派」の総師である,岳不群(ガクフグン)の一番弟子。
陽気でお人好しというおおらかな性格であり,大酒飲みという点も特徴。
元々は平凡と言っていい腕前の剣士だったが,奇縁により華山派剣術流の長老より「独狐九剣」を継承し,たちまち達人の仲間入りを果たす。
◆東方不敗(トウホウフハイ) CV:沢城みゆき
魔教である日月神教の元教主。
元教主であった任我行(ジンガコウ)を策略によって陥れ,教主の座を獲得したという人物である。
武術の使い手である点も特徴で,「会得すれば向かうところ敵なし」といわれる禁断の技「葵花宝典」を身に付けている。その実力は令狐冲ら達人が束になってもかなわないほどに高いものだという。
◆任盈盈(ジンエイエイ) CV:佐藤利奈
東方不敗に陥れられた任我行の一人娘で,“聖女”と呼ばれる。
武術と奏楽に優れており,教団の者達には畏怖と崇敬の目で見られている。そういった立場であることから,東方不敗といえども容易に手を出すことができない。
上記3人を含めたキャラクターの設定については,公式サイトの「キャラクター」コーナーでじっくり読み込んでおくといいだろう。ボイスサンプルと山田章博氏の描き下ろしイラストもチェック可能だ。
キャラメイクの幅はかなり広い
カットインムービーで展開するストーリーも必見
本作の冒険は,一般的なMMORPGと同じように,キャラクターメイキングで自らの分身を作り上げることから始まる。
キャラメイクのパーツは大きく身体,髪型,顔,目,口/鼻,特徴という六つのカテゴリに分けれられており,それぞれを細かくカスタマイズできる。基本的には用意されたパターンから選ぶ形となるが,バリエーションはかなり豊富だ。
しかも身体に関しては,頭,身長(上半身),体格,肩,腕,手,腰,身長(下半身),太腿,脚,足,胸と,スライダーで調整できるのは実に12項目。プロポーションをいじっていると――項目が細かすぎて――だんだん自分の中の基準値が分からなくなってくるのは玉にきずだが,まあ要するにそれぐらいこだわりを反映させられるというわけだ。
ゲームの冒頭,砂浜で演舞をしているマイキャラクター。そこへ少女が,近くにある狐剣村の窮状を訴えにやってくるところから物語は始まる。
襲撃された村は火が放たれ,村の中では「謎の襲撃者」の一団と村人が戦っている。ここで戦闘に関する簡単な操作方法を学ぶ仕組みである。
村の長老である独孤安によれば,どうやら謎の襲撃者は,村に伝わる「“重大な武術の秘密”の鍵となる剣」を狙って村を襲ったらしい。プレイヤーは村長にこの剣を託され,村から逃げ出すことになる。そしてその道中で,笑傲江湖の主人公である令狐冲と出会うのである。
結果的に令狐冲に救われたプレイヤーは,担ぎ込まれた城下町で令狐冲の出してくれるいくつかの任務(クエスト)をこなす形でチュートリアルを受けることになる。ここでマップにあるオブジェクトへのアクセス方法や任務の遂行方法を学んでいく。
結局この町でも村の追っ手と再び出くわすことになり,ここでもまた令狐冲に助けられる。
令狐冲が言うには,追っ手の親玉である「天外寒松」の左挺は,それほど強いわけでなく,プレイヤーがこの世界の一流派の弟子となって武術を学べば,勝てる可能性がないわけでもないらしい。そして現在,タイミングの良いことにプレイヤー達のいる福州城に十大門派の先達達が集まっているので,そこで自分に一番ふさわしい流派を選べとされるのだ。
こうして,プレイヤーは武術の世界に身を投じていくわけである。
こういったストーリーは基本的に,リアルタイムレンダリングのシネマティックシーケンスで語られるが,特定のレベルごとに進入できる専用マップやフィールドで攻略を楽しめる「活劇」などのコンテンツでは,カットシーンが入るということも覚えておきたい。カットシーンでストーリーや,登場人物達のエピソード,アクションをじっくり描いているというのも,本作の特徴の一つかもしれない。
「軽功」によってマップのあらゆる場所を移動可能に
流派の技を自由に組み合わせられる「自創武学」にも注目
福州城にたどりついた時点ですぐに気付くことだが,プレイヤーキャラクターはジャンプがアサインされているSpaceバーを2回押すことで,いわゆる「2段ジャンプ」が可能となっている。そして本作は,実はそれ以外にもさまざまなアクションをフィールドで繰り出すことができる。
これはキャラクター達が使える「軽功」と呼ばれる移動スキルによって実現されているものである。
ゲーム内でプレイヤーキャラクターが一定のレベルに達することで,2段ジャンプだけでなく,3段ジャンプや空中ダッシュ,高いジャンプからの滑空,さらには水面を走るといったことも可能になる。
これにより,通常では到達できないはずの街の家屋の屋根や,山,川などを“道”として利用できるのである。「道といってもまあぴょんぴょんできるだけでしょ」という人は,一度以下のムービーをご覧いただきたい。キャラクター達がありえないスピードで走り,画面から消えるほどに跳躍し,自由に空中を跳び回っている様子がチェックできるはずだ。
また,本作のアクション面で重要となるのが,一般的なMMORPGのクラスに当たる「流派」,そして「自創武学」の概念である。
前述のとおり,プレイヤーは令狐冲の勧めで自らにふさわしい流派を選ぶことになる。プレイヤーは流派に所属したあと,一定の鍛練を積むことで,その流派内の新たな「型」を合計3種まで習得する。
面白いのが,同じ流派内でも型によって近接,遠隔,もしくは補助など,得意とする技が異なり,戦闘スタイルが変化する仕組みが採用されている点。大ざっぱにいえば,まずは流派で武器系統を選び,その流派内でプレイスタイルを選ぶ,といったところだろうか。性別によって入門が制限される流派がある点も凝っている。
剣を基本武器とする華山派 |
鉄扇を操る逍遥(ショウヨウ)派 |
そして,この型によるプレイスタイルの枠をとっぱらってしまえるのが,自創武学というシステムである。
これはプレイヤーキャラクターが自分ならではのオリジナルの型を作れるというもの。その流派内で複数の型を習得したのち,それぞれの型に定められた技を自由に組み合わて戦闘で使うのだ。
これによって,たとえ同じ流派のプレイヤーが集ったとしても,その戦闘スタイルはそれぞれ異なるものとなる。見栄えがいい,あるいはDPSが高いなど,プレイヤー独自の基準で独創的な型を作り上げたいところだ。
新規登録キャンペーンも実施中
正式サービスへ向けて“引き継ぎあり”のOBTに参加しよう
つまり,ストーリー,テクノロジー,ゲームシステムの3方向から総合的に作品の質が高められた作品なのである。
なお本作では,7月5日23:59までの期間,下記のリンクからMK-STYLEに新規会員登録を行った人を対象として,獲得経験値が1時間限定で2倍になるアイテム「二倍経験丸(大)」2個と,死亡時にその場で復活できるアイテム「白雲熊胆丸」3個がもれなくプレゼントされる,「4Gamer読者キャンペーン」を実施中だ。この記事を読んでVoVの世界に飛び込んでみたくなったのなら,ぜひ活用してほしい。なお,アイテムの配布は7月中旬となる予定。
このほか上記以外にも,さまざまなキャンペーンが行われているので,詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
■「4Gamer読者キャンペーン」
この記事を読んで,下記のリンクから「MK-STYLE」に新規登録をし,「VANITY of VANITIES」の利用登録をした読者全員を対象に,便利な2種類のアイテムをプレゼントします。
プレゼント内容:
「二倍経験丸(大)」×2
「白雲熊胆丸」×3
受付期間:
2014年6月21日12:00〜7月5日23:59
プレゼント配布時期:
2014年7月中旬(予定)
「VANITY of VANITIES」4Gamerキャンペーン
「フェーズ1テスト」レポート
「VANITY of VANITIES」公式サイト
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