発表から5年を経たCapybara Gamesのアクションアドベンチャー，「Below」がついにリリース

　カナダのトロントに本拠を置くCapybara Gamesは，新作アクションアドベンチャー「Below」をリリースし，ローンチトレイラーを公開した。対応機種はPCおよびXbox Oneで，Steamでの販売価格は2570円となっている。

「Below」公式サイト

　本作は，“小さな冒険者”の主人公が，謎の島にある深淵へと続くダンジョンに潜っていくというシンプルなゲームだ。なぜ主人公がダンジョンを探索するのかなどの詳しい説明もないのだが，地下には野生動物や闇の生き物，そしてさまざまなトラップなどが存在している。プレイはかなりハードで，プレイヤーがキルされると最初からやり直しで，そのつどマップがランダムに生成される。レベル3以降は寒さへの対応が必要になり，かがり火を消さないように苦心しながら冒険を続けなければならない。


　キャンプファイアを使ったファストトラベルも存在するが，さまざまな場所を探索してアイテムを収集したり，秘密の場所を発見したりといった，何度も繰り返してプレイできる作品だ。グラフィックスは，画面のかなりの部分を黒や霧が占めるという謎めいた雰囲気で，キャラクターも非常に小さいため，テレビやディスプレイに近づいてプレイするのが良さそうだ。


　「Below」の制作が発表されたのは2013年のE3 2013においてで（関連記事），発売前だったXbox Oneのローンチタイトルになると思われていた。5年を超える開発期間は，インディーズデベロッパのタイトルとしては長く，かなりの難産だったことがうかがえるが，今のところプレイヤーによるゲームの評価は高い模様だ。日本語には対応していないものの，気になる人は公式サイトをチェックしておこう。