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「消滅都市」5周年記念作品となるスマホ向け新作「AFTERLOST‐ 消滅都市」の先行体験会レポートを掲載
「AFTERLOST - 消滅都市」は,「消滅都市0.」をベースに,より手軽に遊べてリッチなストーリーを体験できる作品として開発されたタイトルだ。新たな視点で描かれるストーリーや,追加要素など,本体験会で判明した情報を紹介していこう。
「AFTERLOST - 消滅都市」では“見せるバトル”に変化
体験会に先駆け,まずは消滅都市シリーズのディレクターを務める下田翔大氏より,「AFTERLOST - 消滅都市」のコンセプトが紹介された。
「AFTERLOST - 消滅都市」は,消滅都市シリーズの拡大化を目的としており,「消滅都市0.」のプレイヤーだけでなく,新規プレイヤーに向けて新たな役割を持ったアプリとして送り届けたいと考えているそうだ。
具体的な内容として,アクション性の高かった「消滅都市0.」が合わなかった人に向けて,操作を簡略化した“魅せる”バトルシステムへと変更。そのうえで「消滅都市0.」の持つ魅力であるバトルの高揚感を維持することで,より手軽に楽しく遊べるアプリになっているという。
また,以前にプレイしていた人でも再び楽しめるように,ストーリーは既存の流れから切り口を変え,メインキャラクターである「ユキ」の視点でストーリーを描くことによって,これまで語られなかった葛藤や秘めた思いなど,別視点から物語を楽しめるとのこと。
ストーリーの没入感を上げるためにリッチな表現が盛り込まれており,新規プレイヤーだけでなく,すでに「消滅都市0.」のプレイヤーでも,再び楽しめるような内容に変わっているそうだ。「AFTERLOST - 消滅都市」だからこそ盛り込めるような追加要素も用意されているとのこと。
ちなみに「消滅都市0.」はBGMも高い評価を得ているが,おなじみの名曲もREMIX版として新規収録されている。
既存アプリとの違いとして,「AFTERLOST - 消滅都市」は“コンテンツ蓄積型”のアプリとして設計されており,新規プレイヤーが参入しやすい作りになっているそうだ。継続的にコンテンツが更新される運営型の「消滅都市0.」をいまから始めるのはハードルが高いと考えている人でも,「AFTERLOST - 消滅都市」であれば始めやすいだろう。
ハイグラフィックスのバトル体験
アニメと融合した物語も読み応え抜群
アプリを起動すると,アニメーションとノベルが始まる。話のテンポがよくグイグイと引き込まれるような内容だが,必要な説明はしっかりと挟んでくれるので,世界観の把握や独自の用語に首をかしげることはないだろう。これまで「消滅都市0.」を遊んだことがない人でも,問題なくストーリーを楽しめるはずだ。
イベントシーンなどで使用されるアニメは,2019年4月から放送されるテレビアニメ「消滅都市」のカットが使われており,アニメの放送と連動してプレイすると,さらに没入感を味わえる。
バトルは「消滅都市0.」でおなじみのスクーターに乗りながら戦っていくスタイルだ。「AFTERLOST - 消滅都市」の場合は,現れる敵をオートで攻撃してくれるため,プレイヤーはターゲットの変更指示や,スキル発動のタイミングをタップで決めるというシンプルな操作になっている。
基本的には味方,敵の順番に攻撃をしていくが,一定ターンの経過後に発動するスキルだけは強制的に行動順番の割り込みが可能だ。回復や支援などのスキルを発動するタイミングを見極めるのが,主なプレイヤーの役割となる。
味方の攻撃ターンでも途中でターゲットを変更できるため,次に攻撃するキャラの属性相性を見て即座にターゲットを変更するなど,シンプルな操作とはいえ,バトル中にやれることは意外と多い。
また,一部のキャラクターはスキル発動時に派手なカットインも入るなど,本作の掲げる“見せるバトル”としての本領を十分に感じられた。スキルのカットインが見たいがために,必要のない場面でもつい使いたくなってしまうこと請け合いだ。
そのほか,攻撃をしていくと,“FEVER”と書かれたゲージが蓄積していき,100%まで溜まると攻撃力がアップするというシステムも確認できた。通常攻撃では,ほとんどHPを削れないような敵も,このモードを使えば攻撃力が上がって一気に制圧できる。
今回の体験会では序盤をプレイできたが,読みやすく,引きこまれるストーリー展開は見応えがあり,早く続きが読みたいと思わせられた。「消滅都市0.」のプレイヤーはもちろんのこと,テレビアニメを見てから興味を持ったという人にとっても,「AFTERLOST - 消滅都市」は見逃せない作品となるだろう。
「AFTERLOST - 消滅都市」公式サイト
- 関連タイトル:
消滅都市
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新・消滅都市プロジェクト(仮称)
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(C) Wright Flyer Studios, Inc.
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