セガは本日(2014年12月17日),同社が12月18日に発売を予定しているWii U用ソフト「
ソニックトゥーン 太古の秘宝」と,ニンテンドー3DS用ソフト「
ソニックトゥーン アイランドアドベンチャー」の最新情報を公開した。
ソニックトゥーンは,Wii U版と3DS版で同じ世界観を舞台にしているものの,プラットフォームごとに異なるゲームシステムやストーリーが用意された作品になる。今回は,各機種の
序盤で展開されるストーリーや,
ゲーム後半に登場するステージ情報が明らかにされているので,それぞれ紹介しよう。
Wii Uとニンテンドー3DSで発売される2つの『ソニックトゥーン』
同じ世界観でありながら、異なるストーリーで展開されるそれぞれのゲーム序盤を紹介!
『ソニックトゥーン』では同じ世界観でありながら、それぞれの機種で全く異なるゲームシステムとストーリーが用意されています。Wii U版ではテイルス、ナックルズ、エミーのお馴染みの仲間、そして大陸に住む村の住人達と協力し、太古の眠りより目覚めた狂気の破壊者・リリックの野望を打ち砕く、壮大な冒険が描かれます。またニンテンドー3DS版では、古代遺跡に隠された秘密を知ったエミーが、突然現れた新たなる脅威リリックにさらわれてしまい、ソニックが救出に向かいます。お馴染みの仲間、テイルスとナックルズ、そして新キャラクター・スティックス達と共に新たなる冒険へ挑みます。
Wii U版「太古の秘宝」の序盤をご紹介
Wii U版『ソニックトゥーン 太古の秘宝』ではソニックの永遠の宿敵・Dr.エッグマンとの日常茶飯事なチェイスバトルからゲームがはじまります。冒頭より、「ソニック」シリーズらしく、Dr.エッグマンとの“ハイスピードエリア”でのランニングバトルが繰り広げられ、基本的なアクションを学習します。
Dr.エッグマンを追いかけ、あと少しという所でメタルソニックが登場。先程の基礎テクニックに加え、“ハイスピードエリア”での「ジャンプアクション」を学習しながらチェイスが継続します。ミサイル攻撃等の猛攻を回避しつつ、Dr.エッグマンを追い詰めるソニックとテイルスですが、Dr.エッグマンの罠によってナックルズとエミーとはぐれてしまいます。
ナックルズたちとはぐれてしまったソニックとテイルスは謎のロボット兵団の待ち伏せに合い、ここで初の「エリアバトル」が始まります。最初の「エリアバトル」では、「コンボアタック」や、ソニックお馴染みの「ホーミングアタック」「スピンダッシュ」等、バトルをするには欠かせない「スキルアクション」を学習します。古代文明時に作られた太古のロボットたちを相手に二人は見事なコンビネーションを発揮し、これを撃退。しかし、Dr.エッグマンにはまんまと逃げられてしまいます。
ソニック達は、別行動になってしまったナックルズ達の無事を確認するため、辺りの探索を開始します。舞台を“アクションエリア”の「古代の墓」へ移し、「移動」や「ジャンプ」、「隠しボックス」の探索等、本作の基礎である「探索要素」を学習する事が出来ます。また、テイルスとルート分岐で別行動する場面もあり、ソニック専用ルートをプレイする事で、「スピンダッシュ」を使った専用ルートの攻略方法も合わせて学ぶことが出来ます。
謎の建物の前に辿り着いたソニック達は、エミーとナックルズと無事に合流。全員の無事を確認した4人は目の前にある謎の建物の調査を始めます。すると再び古代のロボット兵団が森の奥より現れ、本格的な「エリアバトル」がはじまりますこの場面では、ナックルズを操り、ソニックとのスキルアクションの差を体感する事が出来ます。
再び古代のロボット兵団を撃退し、安心するのもつかの間、轟音と共に再びメタルソニックが登場。更に大量の古代ロボット兵団が現れ、絶体絶命の状況に追い込まれます。追い詰められた4人は、ソニックの機転により謎の建物の中へと逃げ込みます。建物の中は複数のルートに分かれており、ソニック達は出口を探す為、手分けして遺跡を探索する事に。このエリアは各キャラクターの専用ルートで道が分岐しているため、各キャラクターを操り、スキルアクションを駆使することで専用ルートを進むことになります。
ソニック専用ルートでは「スピンダッシュ」や「ホーミングアタック」を駆使し、様々なギミックをクリアしながらルートを進みます。テイルスルートでは「ホバリング飛行」を駆使しなければ進めない空中アクションに特化したルートを攻略。ナックルズ専用ルートでは「壁のぼり」や「天井渡り」を使う地形がからんだギミックのルートを進みます。エミー専用ルートでは3段ジャンプを使って高低差の激しい専用ルートを攻略します。このエリアでは、各キャラクターの特徴であり、様々な謎やギミックを解く基本テクニックであるスキルアクションを十分に学習することができます。遺跡の奥に辿り着いた一行は巨大なトビラを開け、その奥に潜む巨大な怪物の石像を発見します。冷静に現在の状況を分析するテイルスをよそに、ソニックは躊躇することなく、その巨大な石像へ近づき石像の封印を解いてしまいます。動き出した怪物はソニックが視界に入るや否や、これまでの怨念を晴らすかの如くソニックの名を叫び4人を拘束してしまいます。
なぜソニックの事を知っているのか?なぜソニック達に強い敵意を向けるのか? そして太古の眠りから覚めたリリックの野望とは?これらの謎を解き、リリックの野望を打ち砕くための大冒険がここから始まります。
Wii U版では、このように様々な「エリア」を駆け回りながら謎を解きストーリーを進め、探索しながら攻略する、アクションアドベンチャーゲームとなっています。
Wii U版:物語の後半に登場するステージを紹介
▼AREA07:クリーパー・ゴージ
人が決して入れない険しい峡谷に存在する神聖な聖域。この聖域の植物は意志を持っており、不要な侵入を犯した者に対して非常に厳しい処罰を与える。最近はリリック復活の影響か、島自体が荒れ、地震が多発しており、非常に危険な状態。
▼AREA08:スカイ・シタデル
太古の昔より、バイゴーン島の遥か上空にあると噂される幻の空中要塞。要塞の中庭にあたる空中庭園にはものすごい数のレーザーセキュリティが敷かれており侵入者を徹底的に拒むと言われている。空中要塞の奥にあるものとは一体…?
▼AREA09:リリックの基地
太古の眠りより目覚めたリリックが、クリスタルを探し出すための拠点として作り上げた基地。リリックが企てている「センチネル計画」のため、リリックが持ちうる古代テクノロジーの粋を集めて建造してある。「センチネル計画」の影響のせいか、常に大気が濁っており、雷雲におおわれている。
3DS版:『アイランドアドベンチャー』の序盤をご紹介
3DS版『ソニックトゥーン アイランドアドベンチャー』では古代の遺跡を一人で探索にきていたエミーの身に危険が迫る所から物語が始まります。謎の怪物・リリックがエミーの前に現れ、その圧倒的な力でエミーを追い詰めます。この状況に身の危険を感じたエミーは持っていた通信端末A.V.A(アヴァ)でソニックに助けを求めますが、その一瞬の隙を突かれて連れ去られてしまいます。通信機越しにエミーがさらわれるのを目撃したソニックは急いで、リリックを追おうとしますが、さらわれた場所もリリックの向かった先も解らず、途方に暮れてしまいます…。
リリックを追うに追えないソニックは、手がかりを求めて相棒である・テイルスのもとへと向かいます。ここから最初のアクションステージである「シーサイド・ビーチ」が始まります。まずはソニックを操り、基本的なアクションや本作の新アクション「エナービーム」の使い方を学習します。その後ソニックは、テイルス・ラボにいるテイルスに一連の事件を説明すると、テイルスは持ちうる情報を精査し、エミーがさらわれたであろう古代遺跡の場所に検討を付けます。ソニックは新たなる手がかりを求め、テイルスと共に古代遺跡へと向かいます。
テイルスの予想通り、古代遺跡にはエミーが落としたA.V.Aが落ちており、エミーが調べていた調査の履歴データが残っていましたが、A.V.Aを落とした衝撃で中のファイルがいくつか破損してしまっていました。残された数少ないファイルから、エミーが調べていた「クリスタルのカケラ」についての情報が見つかり、テイルス達はそのヒントを頼りに、リリックの足取りを調べる事にします。
しかし、その前にエミーの大親友であるスティックスにこの事件を知らせておいた方が良いだろうと判断した二人はスティックスのもとに向かうことにします。こうして次のアクションステージ「シーサイド・ジャングル」がはじまります。ここではテイルスを使い、ソニックとは異なるスキル「ホバリング飛行」を使ったアクションを学習する事が出来ます。また、テイルスにしかクリア出来ないギミックも登場し、ソニックとテイルスの二人を使い分けながらステージを進むという本作の重要な要素である「キャラクターチェンジ」を学習します。このように3DS版ではシナリオに沿って数々の島を移動し、道中のアクションステージを攻略しながら次の目的地を目指すハイスピードアクションゲームとして構成されています。
3DS版:物語の後半に登場するステージを紹介
■ヴォルカニック・クレーター
島の中央にそびえたつ巨大な火山が特徴的な島。非常に活動的な火山で常に噴煙と共に、マグマを噴出している。こんな危険な場所にも古代文明の遺跡が残っていると噂され、いくつもの調査隊が派遣されたが、火山の猛威に立ち向かう事が出来ず、毎回何も得られずに全てが謎につつまれたままである。
■クラウド・フォートレス
島々の遥か上空に浮かび、古代文明が今でも生きている幻の空中浮遊島。遥か昔の文献より、その見た目が雲に囲まれた要塞のような形をしているためクラウド・フォートレスと呼ばれている。島には古代文明当時の植物や、生き物が今でも現存している。この超文明が残る島には何が隠されているのだろうか?