ディースリー・パブリッシャーは本日(2014年8月28日),同社が10月30日に発売を予定しているPlayStation 4用ソフト「
お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の最新情報を公開した。
今回は,複数のキャラクターを同時に戦場に呼び寄せて戦う新たなバトルシステム
「クロスマージコンビネーション」や,吸血族である神楽と沙亜也が忌血族の血液を大量に吸収することで引き起こされるという新要素,
「デア・ドライブ」の詳細が公開されている。本作でプレイヤーの前に立ちふさがる敵ボス達の姿と合わせてチェックしておこう。
覚醒して真の姿を現す神楽と沙亜也
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新しくなったゲームシステム
「お姉チャンバラZ2」にはいくいつかの新しいバトルシステムが搭載され、これまでのシステムもさらなる進化を遂げています。その一部分を紹介します。
■新システム「クロスマージコンビネーション」(1)
これまで同様に2人のキャラクターを戦闘の局面によって切り替え(交代し)戦闘を行なうだけでなく、局面によって「Z2」では複数キャラクターが同時に戦闘を行なうことが可能。プレイアブルキャラクターの動作に連携するように、もう1人のキャラクターが援護攻撃を行なう。1プレイヤーゲームでありながら、まるで仲間のキャラクターと意思疎通しているかのような複数キャラでのプレイが可能となった。操作次第では連携攻撃も可能だ。
■成長進化する「クロスマージコンビネーション」(2)
複数のキャラクターを同時に戦場に呼び寄せ同時に戦うクロスマージコンビネーションに新たな事実が。ゲーム開始当初は、同時戦闘は2人だけだが、ゲーム進行によって最大4人までを呼び寄せて同時に戦うことが可能に。一同に会した2組の姉妹が全員臨戦態勢でミッションへと参加する。
一見すると昨今の多人数オンラインRPGなどの画面に見えないこともないが、本作はストイックな完全1人対応のアクションゲーム。これら4人のキャラクターを操作するのは1人のプレイヤーなのだ。大量の敵と4キャラクターが入り混じって闘う映像はまさにカオス。何よりプレイアブルキャラクターを次々と切り替えながら連続攻撃を行なう自由度の高いアクションがカオス楽しい。腕に自信のあるプレイヤーであれば、意のままにコンビネーション攻撃を繰り出すことが可能。そうでないプレイヤーも腕を磨いていくことで自分の美学に則ったプレイを行うことが実現する。
■ここぞ!の発動「クロスマージコンビネーション」(3)
クロスマージコンビネーションは画面上のクロスマージゲージが溜まったキャラクターに発動する。このゲージは時間経過により、隊列の上のキャラクターから上昇する。そのためキャラクターの隊列順(並び順は出撃時に選択可能)に留意しつつ、クロスマージゲージに注目することで2人〜4人のキャラクターを任意にアクションに参加させることが可能だ。また戦いの局面にあわせて効率的に発動させることも必要となる。ここぞという場面(例えば巨大なボスとの戦闘など)に、最大人数で戦えるようタイミングを計ることが重要なのだ。
新要素「デア・ドライブ」が全ての戦闘力を開放する
そして真の姿が現われる。神楽覚醒!!
デア・ドライブとは?
吸血族が大量の忌血族の血液を吸収したことによって引き起こされた劇的な変身と能力覚醒。攻撃スピードが上昇し、攻撃力に至っては格段の上昇が引き起こされる。また必殺技エクスタシーコンビネーションのパワーゲージが常に上昇し続けるという恩恵もある。しかし一方では、過度な能力覚醒によって負荷が生じるためか、体力が減少し続けるというデメリットも存在する。最悪死に至るという代償を支払う能力覚醒だが、これを補ってあまりあるほどに高い攻撃力は魅力的である。
そして妹の沙亜也も覚醒
「お姉チャンバラZ2〜カオス〜」には大小さまざま、そして新旧さまざまな敵達が登場します。
代表的な敵ボスをいくつか紹介します。
◆砂漠のボス「アブドゥル」
砂漠を根城にしている異様な風体の大男で、下半身はサソリにも似た形状となっている。 その正体は、忌血族の一族であった男性。自ら進んで忌血の被験体となるも、忌血を制御することはできず理性が著しく退行し、肉体は奇妙に変質してしまった。忌血族と吸血族の戦争においては、半ば捨て駒として異国の地に送られるも、強靭な肉体のおかげで辛くも生き残り、砂漠に身を隠すに至る。 戦争での傷が癒えぬ間は存外に大人しかった。現地の住人からは戦神として密かに崇められていたが、エヴァンジュの策略によりわずかに残されていた理性さえ奪われてしまう。名実共に、エヴァンジュの下僕と成り下がってしまった。 身に着けている装束は、理性あった頃に現地の女性から贈られたものだが、もはやアブドゥルにその記憶は無い。
◆天空都市遺跡のボス「バサルムドラ」
吸血族が太古に生み出した龍型の超大型生物兵器。忌血族の呪法を参考に創られている。幾多の血により鍛えられた戦斧と肉体を持ち、さらに火球を自在に操る高い知性と戦闘力を備える。ジャバウォックの前身にあたる存在である。
しかし忌血を流用した為か、もとからの吸血衝動が異常なまでに高まり、ケツァルコアトルなど他の大型生物兵器を捕食しないと生きられず、結果的には失敗作として遺跡に封じられることとなる。頭部だけを独立した兵器として扱う案もあったがそれも見送られ、存在自体が抹消されてしまった。
エヴァンジュが世界中の吸血族を調査していた際、遺跡の存在とその目的を突き止めることができ、呪法に磨きをかけた状態でバサルムドラは現代に甦った。
古参かつ真のハイブリッドとして立ち塞がる。