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スタイリッシュだけど激ムズ! スマホ向けアクションゲーム「orbit」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第625回
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印刷2014/08/22 10:00

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スタイリッシュだけど激ムズ! スマホ向けアクションゲーム「orbit」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第625回

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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,星型のオブジェクトを操作し,障害物を避け続けるシンプルなアクションゲーム「orbit」iOS / Android)を紹介する。難度は高いがテンポが良く,繰り返し遊びたくなる(いわゆる「Flappy Bird」系の)タイトルだ。

本作は無料でダウンロードでき,課金要素も含まれていない
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iOS版「orbit」ダウンロードページ

Android版「orbit」ダウンロードページ


 プレイヤーの目的は,星型のオブジェクトをタップで操作し,迫り来る「壁」に接触しないよう進み続けることだ。壁にぶつかると即ゲームオーバーとなってしまうので,壁の一部に開いた穴に向け,星をうまく誘導していこう。星の操作はタップによるジャンプのみ。連続タップで高い位置へ移動させることも可能だが,何もしなければ落下していく。

高さを調節しながら壁をひたすら突破していこう。このあたりはまさしく「Flappy Bird」と同じ楽しみ方だ
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 本作最大の見どころは,クルクルと回転する障害物に合わせ,星の位置も徐々に回転していくということ。開始直後は障害物の左上からスタートするが,進んでいくうちに障害物の右,下,左と移動し,うまく進めば再び一回転して元の位置へ戻る。障害物の下にいるときは逆さまの状態になるため,ジャンプがどういう軌道を描くのか,頭の中でしっかりとイメージしておかなければならない。文字ではやや伝わりづらいかもしれないので,ぜひ一度実際にプレイしてみてほしい。

星が逆さまの状態でのプレイは何とも独特。初めは思い切り混乱してしまった
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 障害物の壁は,基本的にすべて固定された状態で回転しているため,慣れてしまえば攻略法を見出すのもたやすい。ランダム性はなく,どちらかといえば「死んで覚える」タイプの内容だ。そのため,繰り返しプレイを続ければ少しずつスコアが伸びていくのが実感でき,この感触はかなり好印象だった。難度は高いが,理不尽さはあまりないのだ。

GameCenterにも対応しており,世界ランキングも確認可能。苦労して出したスコア「9」で喜んでいた筆者だったが,現時点(2014/8/7)でのトップスコアはなんと「292」……
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 ただただ壁を避け続けるだけの単純な内容ながら,洗練されたインタフェースと心地よいBGM,そして「回転する」というアイディアにより,完成度の高い作品に仕上がっている。
 いつでもどこでも楽しめるうえ,1プレイも数秒〜1分と非常にお手軽なので,カジュアルゲーム好きにはぜひとも遊んでほしい作品だ。もちろん激ムズゲー愛好家の方々にもオススメである。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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