テストレポート
HW短評:ビットフェローズ「BFKB109UP1」(1)
さて,いきなりだが簡単にまとめると,BFKB109UP1は,広く利用されているメンブレンスイッチに打鍵感を安定させるプランジャーを追加した独自のキースイッチ機構と,Nキーロールオーバーが特徴の日本語フルキーボードだ。以上の基本スペックは,DHARMAPOINT時代からまったく変わっていない。
同時に,メンブレンスイッチならではの「底付きの柔らかさ」は健在なので,とくにキーボードを強く叩きがちなゲーマーに適しているといえる。
約1.17kgという,ゲーム使用時の安定感をもたらす重量を持つ点も往時のままだ。
変更点は,ブランドロゴが変わったのと,DRTCKB109UP1で目に痛かった青色LEDインジケータの光量が落とされていること。これは好ましい改良だと思えた。
当時より販売価格は上がってしまったが,この完成度で税込5000円台前半というのは,十分に高い価格対性能比と太鼓判を押せる。ゲーマー向けキーボード市場に本機が帰ってきたことを素直に喜びたい。
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ビット・トレード・ワンのBFKB109UP1製品情報ページ
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