プレイレポート
[TGS 2014]「初音ミクぐらふぃコレクション」「初音ミク PuzzRemix」のプレイレポートを掲載。カードRPG/パズルゲームとボカロ曲の相性は抜群!?
会場にて両作を試遊できたので,それぞれの感触をレポートしていく。
ヘッドフォン推奨なカードバトル型RPG
初音ミクぐらふぃコレクション なぞの音楽すい星
初音ミクぐらふぃコレクション なぞの音楽すい星は,9月下旬にリリースされる予定のアプリ。一見オーソドックスなRPGだが,電子の歌姫らしく音楽を中心としたゲームシステムがとても印象的だ。
ボーカロイド楽曲(出展Ver.は「ぽっぴっぽー」だった)を聴きながら,ステージにある「音符」をすべて集めて,曲を完成させるというのがゲームの流れ。音符を獲得するごとに楽曲のパートが増えていき,少しずつ曲が完成していく過程も面白い。(言うまでもなく)プレイ時はヘッドフォン/イヤフォンの着用が推奨されるゲームだ。
敵とのバトルは,事前にセットしたデッキからカードを引いて戦うことになる。8枚の手札の中から3枚を選ぶのだが,このとき同じ絵柄のカードを選ぶとスキルが発動したりする。カードのイラストは人気絵師の描き下ろしとなっていて,コレクションするのも楽しそうだと感じた。
初音ミクがちょこまかと動くアニメーションも見応え十分。ミクが可愛いのは当然とはいえ,キャラクター性を全面に押し出したライトなゲームという印象で,衣装の着せ替えもできたりして,ファンを惹きつけることうけあいだ。
ちなみに公式サイトでは事前登録の受付が始まっている(限定「SR+」カードがもらえる)ので,こちらもお見逃しなく。
「初音ミクぐらふぃコレクション なぞの音楽すい星 」公式サイト
初音ミク PuzzRemix
パズルの皮を被ったお手軽サウンドツール!?
同色の「トーン」を4つ以上組み合わせて消すという一見ただのパズルゲームだが,初音ミク PuzzRemixのほうも音楽が重要なファクターとなっていた。
計5色のトーンは,各色が楽曲を構成するトラック(効果音)に対応している。たとえば水色のトーンを消すと,その“トーンレベル”が上昇し,音がリアルタイムで変化するのだ。
面白いのが,画面の上側にあるトラックアイコンを操作すると,トーンのレベル調節や,特定トラックのミュート,ソロ演奏が可能なところ。フィルターも用意されており,腕前次第では,DJのような(?)操作でプレイできるのだ。
トーン(丸いアイコン)をスライドさせ,同色が4つ以上つながると消える仕組みになっている。水色を消せば水色に対応したトーンのレベルがアップ(画面上の数字)。ドラムやベース,シンセといった効果音にリアルタイムで影響し,曲調が変わる |
背景のビジュアルエフェクトも演奏に合わせて変化する。楽曲ごとにキメキメなフレーズを流せるスペシャルトラックも用意され,至れり尽くせり |
スタッフに少し話を聞いてみたのだが,「リミックスをゲーム感覚で手軽に楽しんでもらう」というのが本作のコンセプトとのことだ。なるほど。
また現状はアイデア段階だが,将来的にはプレイした楽曲をアップロードして共有できたり,異なる楽曲のトラックを組み合わせたりといった機能も考えているそうだ。今後の動向にも注目したいタイトルである。
なお,試遊機のバージョンでは,ゲームオーバーしない仕様となっており,時間いっぱいまでパズル(というより演奏)を楽しめる。TGS 2014の会場(一般公開は20,21日)に足を運ぶ予定の人は,ぜひクリプトンブースに立ち寄ってみてほしい。
クリプトン・フューチャー・メディア公式サイト
関連記事:初音ミクをテーマにした新作アプリ「初音ミク PuzzRemix」「初音ミクぐらふぃコレクション なぞの音楽すい星」のプレイムービーを掲載
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設ページ
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(C)Crypton Future Media,INC. www.piapro.net
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