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ハロー!Steam広場 第302回:最大4人で協力して幽霊の正体を特定するホラーゲーム「Phasmophobia」
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印刷2020/10/23 12:00

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ハロー!Steam広場 第302回:最大4人で協力して幽霊の正体を特定するホラーゲーム「Phasmophobia」

画像集#009のサムネイル/ハロー!Steam広場 第302回:最大4人で協力して幽霊の正体を特定するホラーゲーム「Phasmophobia」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,PS5の分解動画に触発されて液体金属グリスを購入するも,さっそくマザボにぶちまける上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第302回は,Kinetic Gamesが手がける「Phasmophobia」を紹介しよう。本作は最大4人のチームで幽霊屋敷に乗り込み,さまざまな機材を使ってそこにいる幽霊の正体を特定するという協力型のホラーゲームだ。幽霊が激怒する前に正体を突き止め,脱出してお金を稼いでいこう。



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最大4人で協力して幽霊の正体を特定するホラーゲーム「Phasmophobia」


 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回は海外のインディーズ系デベロッパ,Kinetic Gamesが手がける「Phasmophobia」を紹介しよう。

 本作は最大4人のチームで幽霊屋敷に乗り込み,さまざまな機材を使ってそこにいる幽霊の正体を特定するという協力型のホラーゲームだ。ステージは古びた一軒家から謎の地下施設まであり,登場する幽霊も毎回ランダムで決められる。ステージをクリアすると報酬がもらえ,そのお金でより良い機材を購入していくなど,ゲームサイクルはリプレイ性を重視したもので,Steam上では同時接続数がピークで8万人を超えるなど,今,もっとも話題性のあるタイトルと言えるだろう。

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 本作には12種類の幽霊が実装されており,プレイヤーはその中からランダムに選ばれた1体を当てなければならない。具体的に言うと,[J]キーで開くジャーナルの最後のページにある候補一覧から選ぶのだが,同じページにある「証拠」を埋めていくと候補が絞られていくので,幽霊の正体を突き止めるため,必然的に証拠集めが必要となるわけだ。

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 証拠を集めるためにプレイヤー達は,「EMFリーダー」や「温度計」などを持ち込み,反応のある部屋を探していく。例えばある部屋で,EMFリーダーのランプが5つ点灯し,温度計がマイナスを示し,ブラックライトで指紋を発見できたとすれば,「EMFレベル5」「氷点下の気温」「指紋」という証拠を埋めることができ,ゴーストのタイプが一つに絞られるといった具合だ。

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 一方で,そこまで証拠を集めずとも特定できる幽霊も存在する。一番分かりやすいのが「ポルターガイスト」で,同時に複数のドアが閉まったり,複数のオブジェクトが動いたりしたら,ほぼこいつの仕業で間違いない。こういった,機材を必要としない特徴などはジャーナルで確認できるので,あからじめ目を通しておくと良いだろう。

本作は日本語に対応しているものの,現状は機械翻訳レベルなうえ,ジャーナル上のフォントサイズがかなり小さいのが気になる
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 さて,流れだけを見ると簡単に思えるかもしれないが,実際には「インベントリの制限」「霊の敵対化」という2つの要素によって,難度は意外と高い。まずインベントリだが,プレイヤーは一度に3つの機材しか持てないので,所持している機材で有用な情報が得られない場合は,別の機材を取りに拠点のトラックに戻らなければならない。
 そうして時間を費やしているうちに幽霊は徐々に敵対化していき,怒りが頂点に達するとプレイヤー達に襲いかかってくる。もちろん襲われたら一発アウトなので,怒りが静まるまでどこかに隠れるか逃げるかなりして,やり過ごす必要がある。

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 要するに時間をかけすぎると難度が上がるので,できる限り4人でプレイしたほうが効率が良い。ただし,2人以上のプレイヤーが近くにいるとその場から逃げ出してしまう幽霊もいたりするので,臨機応変に対応できるよう,ボイスチャットでコミュニケーションすることをおすすめしたい。そもそも本作はテキストチャットが用意されていないので,オンラインでプレイするならばマイクは必須とも言えるだろう。

画像集#001のサムネイル/ハロー!Steam広場 第302回:最大4人で協力して幽霊の正体を特定するホラーゲーム「Phasmophobia」

 久しぶりの協力型ホラーゲームということで,Steamではたいへんな賑わいを見せている本作だが,このゲームを楽しむためには大前提として,先ほど言ったように「ボイスチャットでのコミュニケーション」が必須となる。しかし,ゲーム内のマッチングシステムは地域の区分けが大雑把なので,日本語でコミュニケーションが取れる部屋を探すのはかなり難しい。

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 いちおうソロでもプレイはできなくはないし,それはそれで面白かったりもするのだが,やはり協力プレイを前提に作られているゲームなので,できれば一緒に遊んでくれそうなフレンドを誘って始めるのがベストだ。「Pacify」や「HellSign」が好きな人には刺さると思うので,興味があれば仲間を集めてプレイしてみてほしい。


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