このゲームの読者の評価
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マビノギ好きならやって損無し。ゲームシステム自体は面白いが、問題点が多い作品。 40 - 投稿者:煙犬(男性/20代)
- 投稿日:2016/08/17
- 良い点
- ■マビノギのキャラクターが多数登場する(ナオやルエリなど)。
■韓国の有名イラストレーターによる美麗イラスト。
■音楽やボイス(ターン進行のナレーション)など、雰囲気がゲームと合っていてとても良い。
■ストーリー(チュートリアル)が面白く、ルールを覚えるのが苦にならない。
■デッキが12枚で構成されるので、カードゲームに有りがちなカードを各2〜3枚ずつ揃えないとデッキを構成出来ないということが少ない。
■今までになかった画期的なゲームシステム。基本はお互いのリソース(マナ)の潰し合いになるが、プレイングの幅が広く、盤面を取ることがそれほど重要では無いゲーム性なので、盤面が取れていなくてもリソースさえ残っていれば逆転がし易い。 - 悪い点
- ■普通に課金するだけでは入手不可能な先行発売パックの存在。
■デイリーミッションの存在。その日ごとのリワードを受け取るために毎日CPUと戦わなければならない。
■ミュータント(性能が普通のものと異なる)カードの存在(ミュータントカードにはデメリットもあるが、メリットのほうが大きい)。環境トップのデッキを作るために必要になるが、入手が難易度が高く、お金と時間の両方が必要になる。
■アリーナの時間制約が社会人には辛い。
■各ヒーローの能力が細々とし過ぎていて、把握が面倒くさい。
■1枚のカードを複数のアリーナ用デッキとして登録することが出来ない(1枚のカードを複数のデッキに登録できない)。せっかくデッキ枚数が少なくてもこれでは意味が無い。 - 総評
- ゲームシステム自体は画期的で面白いと思うのですが、同時に多くの問題を抱えた作品でもあります。私が特に問題だと思っているのが、以下の2点です。
1. プレイ時間の6割以上がCPUとの戦いになる。
2. 先行発売パックや期間限定パックの存在が、先行組有利・後発組不利を加速させる。
まず1点目ですが、このゲームにはオートモードやスキップモードが存在しないため、毎日繰り返されるCPUとの戦いを全て手動で行う必要があります。これに取られる時間が圧倒的に長く、対人戦を本格的に始める前に萎えてしまうユーザーが多いのではないでしょうか。
2点目、先行発売パックを購入するためにはアリーナで上位にランクインする必要があるのですが、アリーナで上位にランクインするためには先行発売パック・期間限定パックから排出されるカードが必要というシステムの矛盾があります。幸い、先行発売パックを購入するために必要な要求順位はさほど高くないので、仮で作ったデッキを使って先行発売カードの購入権利チケットを集める必要があります。
ゲームを始めた当初はとても楽しめていたのですが、上記2点のことがあり、徐々に起動しなくなっていきました。相手と対等な条件で戦うまでの前提が長すぎて、PVPアリーナで活躍する前に辞めてしまうユーザが多いのではないかと思います。
仮にPVPアリーナで活躍するまでやり込んだとしても、リワードを受け取るために毎日のルーチン作業としてCPUと戦うことになるので、これもプレイヤーを萎えさせる要因かと思います。
ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、美麗なイラストや雰囲気の良い音楽とボイス、画期的なゲーム性など、良い所も多いゲームです。ハマる人はハマるので、マビノギやTCGが好きな人には是非1度プレイしてほしいです。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 3 1
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