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[JAEPO2017]「艦これアーケード」野水伊織さんとタニベユミさんによるデモプレイと,新要素「演習」が紹介されたステージイベントをレポート
このイベントでは,翔鶴や瑞鶴などを演じる声優の野水伊織さん,時雨や夕立などを演じるタニベユミさん,そして「艦これアーケード」開発チームの荒堀氏が登壇し,本作のデモプレイや新要素「演習」の紹介が行われたので,その模様をお届けしよう。
まずは野水さんが,自らが声を演じる翔鶴改,瑞鶴改,鬼怒改,阿武隈改の4隻に,陸奥改と雪風改を加えた6隻でプレイ。野水さんが「艦これアーケード」をプレイするのは,プレイムービーの収録以来とのこと。自信のほどを尋ねられた野水さんは,「まずは思い出すところからですね。生暖かい目で見ていてください」と意気込みを語った。
野水さんが挑戦した海域は,2−1の「カムラン半島」。以前プレイしたときは1−4まで進めたということなので,その続きから始める形だ。「アウトレンジで,決めたいわね!」と,自らが演じる瑞鶴の台詞でプレイを開始した野水さん。その言葉通り,最初に会敵した深海棲艦に対して先制航空攻撃を成功させると,瑞鶴の放った航空機が見事に深海棲艦を撃破し,幸先の良いスタートを切った。
道中では陸奥が大きな活躍を見せ,高い火力で深海棲艦を次々と沈めていくなど,野水さんは順調に敵を撃破していく。しかし陣形が縦に伸びる「単縦陣」で進めていたため,敵の攻撃を避けきれず,列後尾の艦娘がダメージを負ってしまう事態が何度か発生。「単縦陣だと,どうしても避けにくい」と呟いた野水さんは,荒堀氏のアドバイスを受けて敵の攻撃を回避しやすい「複縦陣」に変更し,ボス戦へと歩みを進めることに。
ボス戦では,敵の空母ヲ級率いる空母機動艦隊と対戦。荒堀氏はまず,「この戦闘では敵の航空攻撃を必ず避けることが重要」とのアドバイスを送ったが,その直後に敵からの航空攻撃をくらってしまい,阿武隈が中破してしまう事態に。野水さんも負けじと敵艦を撃破していくものの,敵からの反撃が激しく,再び航空攻撃をくらった阿武隈が大破するなど,野水艦隊の被害はさらに広がってしまう。
しかし野水さんは慌てることなく対処を続けると,砲撃戦の残り時間0秒の時点で敵旗艦を撃破。そのまま夜戦へと突入し,残っている敵を撃沈させて,見事にSランクでの勝利を勝ち取った。
加速と減速を巧みに切り替えて行くタニベさんは,慣れた手つきで敵の攻撃を次々と回避し,難なく敵艦隊の駆逐艦を撃破。また,味方が有利な状態である「T字有利」を維持しながら戦闘を行うというテクニックを披露するなど,その腕前で会場を大いに沸かせた。しかし,残念ながら途中で予定時間が来てしまい,プレイは海域の途中で中断となってしまった。
ステージの後半では,「艦これアーケード」の新要素として,現在開発が進められている「演習」の紹介が行われた。演習は,4段階が1セットとして行われるとのことだ。第1段階から第3段階までは海上に用意された標的を撃破していくものとなっており,それぞれに砲撃や雷撃などの攻撃手段が設定されているようだ。
そして第4段階の演習は,CPUが操作するほかプレイヤーの艦隊と模擬戦闘を行うというもの。こちらではマッチングした3人のプレイヤーが味方となるので,プレイヤーたちと協力しつつ,実践的な形での練習が行える。演習は今夏に実装予定となっており,春にはロケテストも開催される予定とのことなので,アーケード版の提督の方々は続報を待とう。
ステージの最後に荒堀氏は,「演習の実装予定など,『艦これアーケード』はこれからも進化を続けていきます。明日(11日)のステージでもまた別の新情報を発表する予定です。今月27日の『艦これアーケード』1周年に向けても,いろいろな施策を考えておりますので,楽しみにお待ちいただきたいと思います。」と今後の展望を語りつつ,「これからも『艦これアーケード』をよろしくお願いします」とコメント。
最後は野水さんとタニベさんが,自らが演じた艦娘としての台詞を客席に送り,ステージを締めくくった。
「艦これアーケード」公式サイト
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