「Homeworld Remastered Collection」が好調なスタート。プレオーダーで10万本の快挙を達成

　Gearbox Softwareは，リアルタイムストラテジー「Homeworld Remastered Collection」の発売に合わせて，そのゲームプレイの様子を収めたローンチムービーを公開した。日本語はサポートされていないものの，Steamでは3480円で日本からも購入可能だ。


　この「Homeworld Remastered Collection」は，1999年にリリースされた「Homeworld」と，2001年の「Homeworld 2」，そしてそれぞれの拡張パックをリマスター化したバンドルパッケージだ。「Homeworld」は，当時から大きな人気を博していたリアルタイムストラテジーに本格的な3Dグラフィックスを導入し，平面軸だけでなく上下にもユニットを動かせるという操作を可能にした斬新なゲームとして話題になった。

　4K対応の高解像度テクスチャや，「Homeworld」と「Homeworld 2」を1つのストーリーに再構成した入念な作り直しが大きく評価されたのか，発売前にプレオーダーが10万本超となっていたことが，Gearbox SoftwareのCEO，ランディ・ピッチフォード（Randy Pitchford）氏のツイートから明らかになった。
　ピッチフォード氏は「たった30日の広告キャンペーンだけで，パッケージでの展開もないままこれだけの成績を上げている。大手パブリッシャはちゃんとメモしておこう」とつぶやいており，ホクホク顔が伝わってきそうだ。


　「Homeworld Remastered Collection」は，Steam Workshopにも対応しており，今後はアマチュアクリエイター達のMOD制作も期待されるところ。本作を手掛けたスタッフの次回作も気になるところだが，「ここ最近は良質なRTSが少なくて……」とお嘆きの人なら，原点回帰の意味も含めて，再び宇宙の大海原に飛び込んでみるのもいいのではないだろうか。

「Homeworld Remastered Collection」公式サイト