マフィア梶田の二次元が来い！：第336回「人理焼却を阻止したサイケデリック聖夜のムチムチ下半身」

唯一の疑問はなぜ俺だけ私服を指定されたのかということ

　12月23日に東京・両国国技館にて開催された「上坂すみれのひとり相撲2016〜サイケデリック巡業〜」。自分も参加してきたのですが，素晴らしいライブでしたね。上坂さんらしいエキセントリックなパフォーマンスの目白押しで，自分を含めて観客のハートを完全にキャッチしていました。
　ちなみにこちらのライブで上映された映像にですね，杉田智和さん，祁答院 慎さん，マフィア梶田が出演しておりまして。参加してくださったみなさま，楽しんでいただけましたでしょうか？
　こちらのライブ，ソフト化されるのかどうかよく知らないのですが，もしご自宅で楽しめるようになるのであれば，ぜひ観てくださいね。存分に「ウエサカカワイイ…」できると思いますよ！



　「RADIO 4Gamer Tap（仮）」の第53回では，ネクソンより配信中の「HIT 〜Heroes of Incredible Tales〜」（iOS / Android）を特集。ゲストとして広報担当のちーさまをお招きし，ゲームの魅力をご紹介いただきつつ実際にプレイしてきました。

　本作はオーソドックスなファンタジーの世界を舞台にしたアクションRPG。グラフィックス，プレイアビリティともに高い水準で完成されており，遊びごたえ十分です。なによりプレイヤーキャラクターの1人であるキキちゃんがイイです。幼い容姿にアンバランスなムチムチの下半身が素晴らしいです。ホーム画面でタップすると惜しげもなくパンツを見せてくれるところは神ゲーそのものでした。アバターアイテムも充実しているので，可愛らしいキャラを着飾らせたい人にも超オススメですよ！

「HIT 〜Heroes of Incredible Tales〜」公式サイト

「HIT 〜Heroes of Incredible Tales〜」ダウンロードページ

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　みなさん，今年のクリスマスはいかがでしたでしょうか？　きっと，家族や恋人と素晴らしい時間を過ごせたんでしょうね。でも，忘れないで欲しい。それはマフィア梶田こと人類最後のマスターが，クリスマスに戦国武将のボイスを収録しながら魔術王による人理焼却を阻止し，世界を救ったおかげであるということを……。

　え，なんの話かって？　「Fate/Grand Order」（iOS / Android）ですよ！　ちょうどクリスマスに第1部のストーリーがエンディングを迎えたんです。2015年8月のリリース（※Android版は7月）から1年と少し……感無量です。
　公式サイトでコラムを書いたり，ニコ生のMCを務めたりで半ば制作側にも関わっているマフィア梶田ではありますが，その本質はやはりユーザー。いちFateファンとして毎日ポチポチと遊び続けてきましたが，クリアしたことでこんなに「報われた感」のあるスマホゲームって他にあるんだろうかってくらい心地良い達成感に包まれています。


　7章からラストまでの畳み掛け，ヤバかったですね。旅の中で積み重ねてきた経験と“絆”が，勝利の鍵として結実していくシナリオは定番っちゃ定番ですが，本作はその説得力が段違い。限りなく現実に寄り添った疑似体験でした。
　なぜかって，普通にノベルゲームやRPGを遊ぶ場合って，人によっては1週間以内で終わらせちゃうわけですよ。そんな短い期間でも，感動というものは十分に味わえる。それがですよ，「Fate/Grand Order」ではリアルに1年以上もの期間をかけて聖杯探索をしてきたわけです。いろんなことがあったなぁと，振り返る思い出の数々が現実の“時間”によって練り上げられているんですよ。こんなん，大号泣しちゃいますわい。


　ことさら見事だったのは「Fate/Grand Order」が現実の時間と連動した物語になっていたことですね。人理焼却によって2016年で絶滅するはずだった人類が，「主人公＝プレイヤー自身」の活躍によって“2017年”を迎えられる。コツコツとストーリーを進めてきたプレイヤーは，ちょうど自分のように2016年末のタイミングでエンディングを迎えられるので，感動もひときわ大きいのではないでしょうか。


　ちなみにこの手法，ゲームライターの観点で見ると「スマホゲームにおけるストーリーの魅せ方」において，新たな可能性を提示したのではないかと思っています。もちろん，「Fate/Grand Order」は圧倒的な原作力と，一流の書き手によるシナリオへの注力があっての成功なので，そうそう真似できるものではありませんが……。スマホゲームによる濃密なストーリー体験の提供は，確実に需要があるということを本作は実証しました。


　思い返せばスマホゲー黎明期には「ポチポチゲーに物語はいらない」なんて言われてましたけれども，時代は確実に変わっています。そもそもコンスタントにアップデートを重ねていく関係上，1年以上同じタイトルを遊び続けることも珍しくないわけで。プレイヤーは時間をかけた分，やはり何らかの形で「報われたい」んですよね。今後はそれをストーリーで魅せられる作品が，長く愛される作品になっていくんじゃないかと個人的には思っています。


　なんにせよ，2017年も「Fate/Grand Order」には大いに注目していきたいです。いちファンとして，ゲームライター・マフィア梶田として。……また，ありがたいことに最近は声優としてのお仕事も続々と増えておりますので，演技のほうでも精進を重ねて，願わくはいつかサーヴァント的なナニかも演じてみたいですね。

「Fate/Grand Order」公式サイト

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