映画「アサシン クリード」のスペシャルイベントが開催。マイケル・ファスベンダーさんと斎藤 工さんがトークを披露

　2017年2月15日，映画「アサシン クリード」（3月3日全国公開予定）のイベントが東京都内で開催された。4Gamer読者ならご存じのように，本作はユービーアイソフトの「アサシン クリード」シリーズをベースにしたものだ。
　会場には，映画版のプロデューサーと主演を務めたマイケル・ファスベンダーさんと，主人公の日本語吹き替えを担当した俳優の斎藤 工さんが登壇し，映画についてのトークを披露した。

映画「アサシン クリード」

ユービーアイソフト「アサシン クリード」シリーズ公式サイト

　ファスベンダーさんは映画「アサシン クリード」について「愛の結晶」であるとし，ユービーアイソフトとともに6年前から実現に向けて取り組んできたと説明した。映画の見どころとして，これまでの「アサシン クリード」シリーズに登場していないスペインの異端審問を扱っていること，その一方で，武器などはゲームでおなじみのものが登場することを挙げた。

マイケル・ファスベンダーさん

　ファスベンダーさんはさらに，「アサシン クリード」シリーズに登場する，遺伝子記憶を追体験するための装置「アニムス」の表現が，ゲームと映画では大きく異なっていることに言及した。そして，ユービーアイソフトは映画版の表現を気に入っており，ゲーム版への採用を検討しているという。

　続いて登壇した斎藤 工さんは，ファスベンダーさんが出演した作品をすべてチェックするほどの大ファンであるという。初対面のファスベンダーさんについて「あまりにも魅力的な笑顔で，悩殺されそう」「魅力が何層にもなっている。魅力のミルフィーユ」「魅力的すぎて吸い込まれそう」と，独特の表現で絶賛した。

斎藤 工さん

　斎藤さんが「アサシン クリード」をなぜ映画化しようとしたのかについて尋ねると，ファスベンダーさんは「我々のDNAの中に，祖先の体験と知識が記憶されているという設定にすごく興味を惹かれました。またテンプル騎士団とアサシン教団の対立をテーマにしていることや，アクション面でパルクールをフィーチャーしていることも映画に向いていると思いました」と答えた。

　トークの終盤には，「アサシン クリード」シリーズのキーアイテム「エデンの果実」が登場した。ファスベンダーさんは，エデンの果実を「“自由意志”を表した重要なアイテム。サッカーボールみたいだけどね」と冗談交じりで紹介し，斎藤さんへ投げ渡したところでイベントは幕を閉じた。


　冒頭に記したとおり，映画「アサシン クリード」は3月3日より全国の劇場にて公開される予定だ。

映画「アサシン クリード」

ユービーアイソフト「アサシン クリード」シリーズ公式サイト