新生「DOOM」でフィーチャーされる6つのマルチプレイモードが発表。デーモンに変身できるアイテムが鍵になる

　Bethesda Softworksは，id Softwareが開発を進める新作FPS「DOOM」（PC / PS4 / Xbox One）に用意される6つのマルチプレイモードを発表した。詳細は以下のとおりだが，ランダムで選ばれたデーモンキャラクターに変身する“デーモンルーン”の存在が，「DOOM」の大きな特徴になっているようだ。

◯Soul Harvest
　Soul Harvestはチームに分かれて戦うモードで，倒した相手がドロップする“ソウル”をポイントとして集め，その　総数が多いチームの勝利となる。なお，自身が倒されてソウルをドロップした場合，仲間がそれを拾うことで相手チームの加点を防ぐといったこともできるようだ。

　また，最初のキルで“デーモンルーン”がドロップされ，それを拾ってデーモンになったプレイヤーは，倒した相手から2つのソウルを獲得できるようになる。逆にデーモンを倒すと，5つのソウルを収集できるほか，デーモンルーンを回収するチャンスも生まれるとのことだ。

◯Freeze Tag
　Freeze Tagは，アメリカの子供達の間では人気の鬼ごっこ“フリーズタグ”をゲーム化したものだ。Gauss CannonやHeavy Assault Rifleなどの武器で攻撃されると，凍結して動けなくなり，チームメンバー全員が凍らされると負けになる。

　凍ったキャラクターには物理効果が掛けられており，銃撃や地形の影響で滑り回ることになる。仲間に近づいて解凍しようとしているところを狙われたり，間違えて味方を溶鉱炉の中に突き落としてしまったりと，予測不能なアクシデントに振り回される試合展開になりそうだ。
　ちなみに，一定時間勝敗が付かないとアリーナの中央にデーモンルーンが出現するという。

◯Warpath
　Warpathは，決められた経路を移動し続ける1つのキャプチャーポイントを巡って争うチーム対戦モードだ。キャプチャーポイントを制圧するごとにポイントが加算され，指定の合計ポイントに到達したチームの勝利となる。

　キャプチャーポイントの正反対の場所にデーモンルーンがポップアップするというのが，捻りの利いた部分であり，キャプチャーポイントとデーモンルーンのどちらを狙うかという，戦略的判断を求められることになりそうだ。

◯Domination
　Dominationは，3つのキャプチャーポイントを巡って，2つのチームが戦うおなじみのゲームモード。マップ中にランダムでデーモンルーンがポップアップするので，キャプチャーポイントとデーモンルーン周辺での駆け引きが勝敗を分けることになるだろう。

◯Team Deathmatch
　Team Deathmatchにもやはりデーモンルーンが登場する。Soul Harvestと違って，デーモンによるキル及びデーモンを倒したときのポイントに変化はなく，指定されたスコアに到達したチームが勝利する。

◯Clan Arena
　Clan Arenaは，キルされるとリスポーンできないという条件で，最後までプレイヤーが残っているチームが勝利するという，エリミネーション形式で行われるモードだ。ヘルスやアーマーは回復せず，デーモンルーンを含めたアイテムは本モードには登場しない。

　DOOMは，北米時間の3月31日から4月3日まで，「ウルフェンシュタイン：ザ ニューオーダー」（PC / PlayStation 4 / PlayStation 3 / Xbox One / Xbox 360）の予約購入者向けに，各プラットフォームでクローズドβテストが開催される予定になっている。
　このCBTでは，「Heatwave」と「Infernal」という2つのマップで，Team DeatchmatchとWarpathがプレイできる予定だ。日本から参加できるかは不明だが，時期的に考えてその後もクローズドβもしくはオープンβテストが計画されていると思われるので，続報に期待したい。

「DOOM」公式サイト