プレイレポート
気まぐれなトリコがものすごく可愛い。「人喰いの大鷲トリコ」初公開のシーンをプレイ動画と合わせて紹介
ここでは,初公開シーンを先行プレイできたので,同じシーンのプレイ動画と合わせて,その内容を紹介していこう。なお,動画の性質上,ネタバレを含むのでその点はご注意を。
今回プレイできたのは,ゲーム中盤のシーンとなる。巨大な生き物「トリコ」と一緒に行動してきた少年だが,谷間に響く鳴き声を聞いて,ほかにもトリコがいることに気付く。そこで,鳴き声が聞こえた方へ向けて,塔のような場所を登っていくという内容だ。
この塔は非常に足場が少なく,少年の力では離れた足場に飛び乗ることができない。そのため,トリコの背中に乗せてもらって先へ進むしかないのだが,途中でトリコが嫌う模様が掲げられており,これを何とかしようと少年が一人で行動することになる。
少年は外見のイメージとは違ってなかなかにパワフルで,「アンチャーテッド」のネイトほどとはいかないが,ロープや草木を利用してけっこうな勢いで塔の外壁をよじ登っていく。
動画では非常にスムーズに進行できているが,実際はどこから登るべきか周囲を探索したり,あるいは割と正確な操作をしないとあっさり足を踏み外してリスタートになってしまったりと,予想以上にアクションゲームらしく仕上がっているという印象だ。ちなみに,筆者はプレイ中,操作ミスで何度か少年を谷底に落としてしまったのだが,本作のリスタートはすぐに行われるうえ,チェックポイントも細かく設定されており,再挑戦はしやすかった。
プレイ中,ぜひ注目してもらいたいのが,気まぐれな猫を思わせるトリコの挙動だ。個人的にとくに気に入ったのが,少年が別行動しているときの様子。前述のとおり,少年はトリコのために一人で先行して塔を登っていくわけだが,その間にふとトリコのほうを見ると,「あれ,いない?」となることがある。で,勝手に移動したトリコが何をしているのかというと,少年が見える位置まで行って,こちらを見上げていたりするのだ。なんかもう,めちゃめちゃ可愛いぞトリコ!!
ゲーム的に考えれば,こうしたシーンでは合流後の進行の都合などで,同じ場所で待機しているものだと思う。それをしないトリコの細かい挙動というか,“言うこと聞いてくれない感”は非常に動物的で,作り手のこだわりを強く感じられる部分だ。トリコと離れていても,つい何をしているのか気になってしまうことだろう。もっとも,筆者はトリコを見ていたら,うっかり足を踏み外して落下したが。
今回のプレイは,最後に“別のトリコ”が少しだけ登場し,先が気になる展開で終わってしまう。動画を見た人は,この先の展開を楽しみに製品版を待ちつつ,ぜひ「少年が別行動しているときのトリコ」に注目して,もう一度動画を再生してみよう。
「人喰いの大鷲トリコ」公式サイト
- 関連タイトル:
人喰いの大鷲トリコ
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(C)2016 Sony Interactive Entertainment Inc.
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- ビデオゲーム
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