イベント
[TGS 2015]新要素「プレデタースタイル」で「GOD EATER」はどう変わったのか。「GOD EATER RESURRECTION」プレイレポート
「GOD EATER RESURRECTION」公式サイト
本作は,PSPで発売された初代「GOD EATER」のリメイク版だが,プラットフォームの移行に伴ってグラフィックスが一新されたのはもちろん,各種武器やアイテム,新ゲームシステムなどが多数追加されている。
今回の試遊台は,本作から登場する新要素「プレデタースタイル」を体験できる内容で,ここで,そのプレデタースタイルの紹介や,実際にプレイしてみての感触などをお届けしたい。
本作で追加された「プレデタースタイル」は,そうした捕喰攻撃のアクションを自由にカスタマイズできるシステムだ。前作に比べ,本作はいろいろな方法で捕食を実行できる。
一度に装備できる捕食攻撃のアクションはチャージ,クイック,コンボ,ステップ,エアの5つで,それぞれ捕食攻撃アクションと,発動するためのコマンド入力が異なる。
また「制御ユニット」をセットすることで,それぞれの捕食攻撃がヒットした際に発動する追加効果もカスタマイズできる。
■プレデタースタイル コマンド&特性一覧
◯チャージ:[△]長押し
・制御ユニット特性:特殊
◯クイック:[R]+[△]
・制御ユニット特性:防御
◯コンボ:(近接攻撃中に)[R]+[△]
・制御ユニット特性:補助
◯ステップ:(ステップ中に)[R]+[△]
・制御ユニット特性:補助
◯エア:(空中で)[R]+[△]
・制御ユニット特性:攻撃
さて,実際にゲームを遊んでみよう。試遊台では,プレデタースタイルを体験するための3つのミッションが用意されていた。
1つめは,多数の小型アラガミ(モンスター)を相手に戦う初級ミッション。2つめは,中型アラガミ「コンゴウ」を討伐する中級ミッション。そして3つめは“因縁の魔獣”こと「ディアウス・ピター」に挑戦できる上級ミッションだ。
もちろん最初から筆者は上級に挑戦……と言いたいところだが,プレデタースタイルの操作を覚えるためにも,まずは初級ミッションから順に挑戦していった。
捕食に関する操作の種類が増えたため,最初の5分ほどはコマンドの種類を把握するのに戸惑ってしまった。しかし,ある程度戦闘を続けると,だんだんと手になじみ,10分ほどした頃には自由に使い分けできるようになった。
例えば「ステップ」(ステップ中に[R]+[△])では突進アクションが発動するなど,コマンドのイメージに沿った捕食攻撃がセットされているため,操作感覚に齟齬が生じないのだ。
プレデタースタイルを活用した捕食攻撃に慣れると,さまざまな場面で積極的に敵を捕食できるようになる。空中からアクロバティックに捕食を成功させてバーストを発動し,一気に追撃を加える爽快感は相当なものだった。
“どこで捕食攻撃を決めるか”だけでなく“どの捕食攻撃が有効か”を考える楽しみ方は,プレデタースタイル独自のものだろう。制御ユニットの効果も考慮に入れれば,プレイヤーごとにいろいろな楽しみを発見できそうだ。
プレデタースタイルのコマンド入力さえ覚えてしまえば,初級と中級のミッションは難なくクリアできた。その勢いを残したまま,続けて上級に挑戦した。
放電の攻撃を確実に回避するためには,バーストで機動力を上げておく必要があるのだが,攻撃をヒットさせ続ける方法が少ないため,バースト状態を維持するのが難しい。
だが,ムキになって4回ほど(何度も列に並んで)挑戦したところで活路が見えてきた。「一撃離脱が可能な捕食攻撃を使用してバーストを溜め,あとは遠距離攻撃でひたすら体力を削り取る」という,正直,姑息きわまりない手段だが,なんとか勝負が成立するようになった。
しかし,最終的には勝利には至らず,取材時間もタイムアップとなってしまったのだ。もう少し上手にプレデタースタイルを使い分け,ヒットさせられていれば,あるいは勝利できたかもしれない……。いや,この勝負は製品の発売までお預けだ。
今回追加された新要素は,本作のアクションを大きく変えるものになっていた。東京ゲームショウを訪れる予定のある人は,バンダイナムコエンターテインメントブースに足を運んで,このプレデタースタイルを体験してみよう。腕に自身のあるプレイヤーは,ディアウス・ピターの討伐に挑戦してみるのいいだろう。あっさり勝たれてしまうと,筆者の立場がなくなるが。
4Gamer「TGS 2015」特設サイト
- 関連タイトル:
GOD EATER RESURRECTION
- 関連タイトル:
GOD EATER RESURRECTION
- この記事のURL:
キーワード
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.