「星のドラゴンクエスト」3周年記念リアルイベントが開催！　新装備・モンスター闘技場に関する新発表も

　2018年10月13日，スクウェア・エニックスは，スマートフォン向けRPG「星のドラゴンクエスト」（iOS / Android：以下，「星ドラ」）のリアルイベント「星のドラゴンクエスト 3周年ギガ前夜祭」を東京・TFTホールにて開催した。
　本稿では，「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二氏も駆けつけた「3周年ギガ前夜祭ステージ」を中心に，会場の模様をお届けしていく。

「星のドラゴンクエスト」公式サイト

「星のドラゴンクエスト」ダウンロードページ

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▼「3周年ギガ前夜祭ステージ」登壇者（敬称略）
【MC】
喜屋武ちあき（タレント）
佐藤仁美（MC・ナレーター）

【出演者】
市村龍太郎（「星ドラ」プロデューサー）
永野雄太（「星ドラ」運営プロデューサー）
畑信太郎（「星ドラ」ディレクター）
次長課長・井上聡（芸人）
ソラシド・水口靖一郎（芸人）
とべま〜し（芸人）
堀内馬鹿祭（芸人）
ボルサリーノ・山田真左美（芸人）
マサルコ（芸人）
ロードスター・矢崎亮佑（芸人）

【スペシャルゲスト】
堀井雄二（ゲームデザイナー）

フードコーナーやグッズの販売，フォトエリアなど，会場全体が「星ドラ」一色に染まっていた

日本一（？）の「星ドラ」プレイヤーが決まった

スキルフィニッシュ選手権

　現在放送中のTVCMとともに始まった「3周年ギガ前夜祭ステージ」。MCの喜屋武さん，佐藤さんが，開発陣の市村氏，永野氏，畑氏，そして次長課長・井上さんを呼び込むと，近くのプレイヤーと端末を振ることでゲーム内アイテムを集める「モガふり」を利用したキャンペーンの告知が行われた。


　このキャンペーンでは，イベント当日の2018年10月13日から約10日間の期間限定で，「モガふり」で入手できるアイテムに，特別なダンジョンに挑戦するための「3周年記念のカギ」が加えられる。さらにイベントでは特別に，当日の16時〜17時半のあいだ「モガふり」を利用したプレイヤー数に応じて，ジェムをプレゼントするという催しも実施された。

結果は約50万人のプレイヤーが「モガふり」を利用し，5000ジェムが全プレイヤーにプレゼントされることに！

会場内で井上さんが「モガふり」をすると，3000人を超える探検隊が集まった

　4人のプレイヤーが集って同じクエストに挑む協力マルチプレイが好評を博している本作。会場では，特定のクエストにチームで挑戦し，最後の一撃で与えたダメージ量を競う「スキルフィニッシュ選手権」の予選が行われ，その決勝戦がステージで行われた。

「3周年ギガ前夜祭ステージ」の開場前には，会場に集まった腕利きの冒険者たちが予選に挑んでいた

　決勝戦の前座には，まずは井上さん率いる「星ドラ愛してる芸人」のメンバー（山田さん，水口さん，堀内さん，矢崎さん）と，市村さんが「運営からの刺客」として招集した「星ドラ」の運営チームのエキシビションマッチが組まれた。


　「星ドラ愛してる芸人」チームは「不撓不屈の盗賊稼業・超級」に挑戦。練習を重ねたとのことで，連携はバッチリだったものの，途中で井上さんが使っていた端末の充電がピンチに……！　アクシデントの影響もあってか，ダメージは伸びず20592という結果だった。


　続いて，「不撓不屈の盗賊稼業・伝説級」でチャレンジした手練れ揃いの運営チームは，自キャラクターの能力を強化させるだけでなく，ボスを弱体化させることで大ダメージを与える作戦を披露し，プレイでも寸分の隙も見せず順調にクリア。31815のダメージを記録し，見事「星ドラ愛してる芸人」チームに勝利した。


　お次はいよいよ，予選を1位で突破した「ぺぇ」チームと，2位の「あつく」チームの決勝戦。優勝を争う両チームは，予選では50000を超えるハイスコアを叩き出していたという猛者揃いだ。プレイにも注目が集まる。


　最初にクエストに挑んだのは2位の「あつく」チーム。当初は「不撓不屈の盗賊稼業」で練習していたものの，途中で「リバイアさま」を倒したほうがスコアが伸びることに気づいたそうで，決勝では「リバイアさま」討伐に挑戦。

　10分の制限時間をのびのびと使って，緻密なプレイを見せる「あつく」チームに，井上さんは「僕も混ざりたい」とトッププレイヤーへの憧れをにじませていた。結果は，予選でのスコアを上回る52685ダメージを記録。会場の冒険者たちからも驚きの声が上がる。

　その後クエストに挑んだ「ぺぇ」チームは，ふだんはオフラインでよく遊ぶという仕事仲間で構成されたチーム。挑むクエストは「あつく」チームと同じく「リバイアさま」だったが，追撃によるダメージで「あつく」チームのスコアを上回ることを狙う。しかし，最後にメンバーで合わせて攻撃するところで，メンバーが1人麻痺してしまい，攻撃できず……。38327という大ダメージを出したが，「あつく」チームのスコアには届かなかった。

　「あつく」チームの優勝が決定したところで，スペシャルゲストとして堀井雄二氏が登壇。舞台裏で決勝戦を観戦してたとのことで「すごかったですね」と両チームの戦いぶりについてコメントし，それぞれのチームに記念のグッズを手渡した。

3周年は超豪華な新発表が続々

そして11月にはついに……

　「スキルフィニッシュ選手権」の興奮冷めやらぬまま，ゲームに関する新情報の発表に。まず実施されたのが，会場内で投票が行われたいた「新“髪型”投票」の結果発表で，下の写真の男女計8種の髪型が実装されることが決定した。

実装時期は未定で，畑氏によると「もう少しかかる」とのこと

「全国冒険者国勢調査」と題した，全プレイヤーの「戦いのきろく」から統計を取ったデータも発表

　また，現在開催中の「ギガバトルイベント」の新たなボスとして，「魔星神 ゼイアン」の登場が明かされた。この「魔星神 ゼイアン」を討伐するクエストでは，これまでの最高難度「魔王級」を上回る「大魔王級」も実装となる。


　さらに，「ルビスの短剣」「黄金竜のやり」という新装備2種の実装も発表されたほか，人気の「ルビス」シリーズが「装備錬金」で製作可能に。また，「ルビスのつるぎ」，「ルビスの弓」が新システム「覚醒」によって生まれ変わることも告知された。

発表に合わせて，実物大のルビスつるぎとルビスの盾も登場

　「覚醒」には，最大進化した「ルビスのつるぎ」もしくは「ルビスの弓」と，「魔星神 ゼイアン」を倒すと入手できる「発掘ポイント」を消費することで手に入る「覚醒結晶」が必要になるとのこと。当然，武器としての性能は「覚醒」前の武器と差別化されており，それぞれに異なる使い道が用意されるそうだ。

　会場では，新武器・「覚醒」武器を用いた登壇者による実機でのプレイを見ることができたのだが，新登場の技が使われると，その強力な効果やエフェクトを見た観客からどよめきにも似た歓声があがった。


　なかでも大きな反応があったのが，「覚醒」ルビスのつるぎ。ダメージを与えたり，食らったりすると，スキルリールの後ろに緑色のゲージが溜まっていく。このゲージが最大まで溜まると，スキルが変化するというギミックが盛り込まれていた。


　そして，3周年記念の完全新作として「星神そうび」がPVとともに公開された。防具を合わせて全部で7種の登場となる。3周年記念には強力な新装備が多数実装され，クエスト攻略の幅も広がりそうだ。


　続いて，これまでたびたびイベントなどで開発の進捗が報告されていた「モンスター闘技場」の実装時期がついに公開となった。現時点では11月を予定しているとのこと。市村氏を始めとする制作陣は「別のゲームを開発しているようだった」と，冗談交じりに本編とは異なるゲーム性が楽しめることを口を揃えてアピールした。


　以上で新情報の発表は終了となった。登壇者が会場に向けて挨拶をするなか，井上さんが「アレ持ってきて！」とスタッフに伝えると，モンスターたちをかたどった巨大なケーキが登場。「星ドラ愛してる芸人」からの小粋なサプライズとともに，会場全体で「おめでとう！」とサービス3周年を祝い，「3周年ギガ前夜祭ステージ」は拍手の中で幕を閉じた。

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