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[TGS 2018]ゲーマー向けチェアのAKRacingブースで披露された,ケイン・コスギさんの筋肉体操の模様をレポート
「AKRacing」公式サイト
ケイン・コスギさんは武道家であり,アクションスターであり,またゲーマーでもある。ゲーマーとして最初にプレイしたのは,友達の家で見つけて欲しくなったATARIマシンだったという。
スポーツと同じく対戦が面白く,またハイスコアを狙うなど,スポーツとゲームの共通点は多く,負けず嫌いだったので,のめり込んでいったそうだ。ざっくり語られたゲーム遍歴は,「スペースインベーダー」「パックマン」「ゼルダ」シリーズ,さらにスポーツゲームを好み,日本にいたときは「ストリートファイター」を遊び,「Call of Duty」シリーズも好きだそうだ。このように実はインドア派で,仕事とトレーニングのとき以外は,だいたいゲームをしているという。
AKRacingのゲーマー向けチェアに着座したケイン・コスギさん |
笑顔がステキなケイン・コスギさん |
アクションスターとしては,格闘ゲームの動きが参考になったという。「バーチャファイター」や「鉄拳」をプレイし,実際にこんなことができるのか? 人間的に無理なら,どうアレンジするのか? このコンビネーションはかっこいい,といった感じで演技に取り入れていったという。
2018年に入ってから,Twitchでゲームの実況配信を始めたケイン・コスギさん。それ以前は,コミュニケーションが楽しいので,「Call of Duty」シリーズを素性を隠して遊んでいたそうだ。ボイスチャットはアプリケーションでトーンを上げて,リスみたいな声で話していたという。ちょっと聞いてみたい。
■Twitch ケイン・コスギさんの配信
https://www.twitch.tv/kanekosugi
AKRacingとの出会いは2017年で,誕生日プレゼントとして奥様に買ってもらえることになり,秋葉原で試した結果,AKRacingのゲーマー向けチェアを選んだそうだ。1日に4〜5時間ゲームをするケイン・コスギさんだが,気に入っているポイントは,ほどよい固さで長時間座っていても疲れず,腰のサポートがあって猫背になりにくいところだそうだ。
ケイン・コスギさんのeスポーツに対する見方は,スポーツと同じだ。姿勢だけでなく,反射神経や集中力が大切であり,初めて「リーグ・オブ・レジェンド」をプレイしたときにはすごく疲れ,そのときこれがハードなスポーツであることを認識したと述べた。それを踏まえてステージで始まったのが,「ケイン・コスギさんとAKraciongに座ってトレーニング。eスポーツに必要な筋肉をつけていこう」だ。さあ,みんなもやってみよう。
「まず,ロード待ちやマッチが始まるまでのウォーミングアップ」と,座ったままできるストレッチが披露された。下の写真のような手を作り(平拳っぽい形状),それをテンプルに当てたまま,肩甲骨を意識して大きく前後に回すというもの。手の形は変な力が入らないためだそうだ。ヘッドセットをしている場合はヘッドセットに手を当ててもOKだ。
この手の形 |
説明中もカメラ目線は忘れない |
もう1つのストレッチは,手を組んで上に大きく伸ばすというもので,これはやっている人が多いような気がする。
以下の写真ではケイン・コスギさんの姿勢に目がいきがちだが,視線も重要だそうで,下を向かず前を見たままがよい。
ウォーミングアップはこれで終わり,次は筋トレだ。
フィジカルは大事です。ジムから帰ってきたあとにゲームをすると,いつもより集中力の高まりを感じます。みんなで筋トレしましょう,というノリだったが,まずはスプリットスクワットから。
続いて普通のスクワット。腕を胸の前でクロスしたまま,腰を落とすというものだが,ゆっくり下ろして,ゆっくり上げるのがポイントだ。慣れてきたら片足スクワットをしてみようという提案もあった。さらに,時間の関係で省略されたようだったが,腕立て伏せも推奨していた。それにしてもすごい体幹だ。
結果として集まった観客全員でトレーニングするというステージになり,筆者もケイン・コスギさんの動きを真似つつ撮影していたのだが,周りのメディアもこぞって筋トレをしていたのが印象深かった。さすがはケイン・コスギさんだ。
引きのカットを撮影していないが,大人数が揃って筋トレをしている様子は,東京ゲームショウとしては不思議な光景だったのではないだろうか。それゆえか,遠くから見ている人,立ち止まる人も多く,AKRacingのプロモーションとして大成功だったと思う。そう,筋肉は裏切らない。
4Gamer「東京ゲームショウ2018」特設サイト
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