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「バイオハザードシリーズ 20周年感謝パーティー」が開催。鈴木史朗さんと川田将央プロデューサーがシリーズの魅力を熱く語った
会場では,PlayStation 4およびXbox One向けに「バイオハザード4」(PS4 / Xbox One),「5」(PS4 / Xbox One),「6」(PS4 / Xbox One),がリリースされること,そしてシリーズ20周年記念のコラボレーション企画が発表された。さらに,フリーアナウンサー/タレントの鈴木史朗さんがゲストに招かれ,同シリーズにまつわるエピソードを披露するコーナーも設けられていた。
バイオハザード 20周年記念 公式サイト
パーティーの冒頭には,「バイオハザード」シリーズのプロデューサーを務めるカプコンの川田将央氏が登壇した。長い年月の中で「バイオハザード」が大きなIPに成長したと,この20年間を振り返った川田氏は,それを記念して制作されたという「バイオハザード 20周年記念イラスト」を公開した。このイラストは,シリーズ作品の代表的なキャラクターとクリーチャーが描かれた豪華な内容となっている。
続いて,「20周年記念サイト」の正式オープンが伝えられた。このサイトでは,「バイオハザード」ファンの著名人から寄せられた色紙や,シリーズの歴史を振り返るコンテンツ,そして開発者のビデオメッセージなどが公開されている。
さらに,1996年3月22日にリリースされたPlayStation用ソフト「バイオハザード」に始まり,リメイクやスピンオフ,映画やユニバーサル・スタジオ・ジャパンのコンテンツへと広がっていった,シリーズの20年の歩みが紹介された。
また,「ゾンビジャマー」を用いてゾンビを近づけない状況を作り出せる反面,それが破壊されると大量のゾンビに襲撃されるとのことで,「戦略的にもシチュエーション的にも怖くて楽しいゲームになっています」と語った。これまでのシリーズ作品に登場した懐かしいマップについても,屋根に登れるようになっていたり,新たに入れる部屋があったりと,立体的に楽しめるさまざまな仕掛けを施しているという。
「バイオハザード アンブレラコア」公式サイト
そして,前述のとおり,PlayStation 4およびXbox One向けに「バイオハザード4」「5」「6」がリリースされることが発表された。それぞれ,高解像度化や高フレームレート化が施されているうえ,DLCや後発プラットフォーム向けコンテンツもすべて収録された内容になっているとのこと。なお,第1弾となる「バイオハザード6」は3月29日に配信が開始され,第2弾「バイオハザード5」は今夏,第3弾「バイオハザード4」は今秋のリリース予定となっている。
関連記事:PS4/Xbox One版「バイオハザード4」「5」「6」の国内発売が発表。第1弾「バイオハザード6」は2016年3月29日に配信開始
パーティーの後半では,「バイオハザード」シリーズのコアプレイヤーとして知られる鈴木史朗さんが登場。川田氏とともに,シリーズへの思いが溢れるトークを繰り広げた。
鈴木さんは,まずハーバード大学の研究にて「ゲームは脳に良い影響をもたらす」「達成感が人格に大きな影響を与える」といった結果が報告されたことに言及。自らが「バイオハザード」をプレイしてきたことについても,「満78歳を迎え,こうして元気でいられるのもゲームのおかげ」「自分の時間を有効に使え,かつ自分の脳に良い影響を与えてくれたことを感謝します」と語った。
「一番思い入れのある『バイオハザード』シリーズは?」という問いかけに,鈴木さんは「それぞれに良さがありますけれども」と前置きしつつ,「バイオハザード4」を挙げた。何でも鈴木さん自身,ゾンビが苦手だそうで,ゾンビがゾンビの形をしておらず,かつ映像が綺麗な「4」に惹かれたとのこと。
鈴木さんは同作のコンテンツ「マーセナリーズ」がお気に入りとのことで,通常3万点でクリア,6万点取れたらプロゲーマー並みと言われている「古城」のステージをやりこんだ結果,今では20万点を超える腕前になっているという。
また,同じく「バイオハザード」ファンとして有名な俳優/タレントの加山雄三さんとテレビCMで競演したときには,互いに「おお,クラウザー!」と挨拶し合ったエピソードなどを披露した。
一方,川田氏は「バイオハザード3」から開発に加わったこともあり,プレイヤーとして楽しんだ「バイオハザード」と「バイオハザード2」が思い出深いと話していた。
次に「好きなキャラクターは?」と問われると,鈴木さんは即座にジル・バレンタインの名前を挙げた。その理由は「(第1作では)ジルでプレイすると,少し難度が下がるんですよね」とのこと。
また,クラウザーで「マーセナリーズ」をプレイすることも好きで,ほぼ毎日のように遊んできた結果,この10年間で累計48万体もの敵を倒した計算になるという。
そのほか,小学生のお孫さんがエイダ・ウォンそっくりに成長しているとのことで,「将来が楽しみ」「いろんなスポーツをやっているが,格闘技を始めたらどうしよう」といった心境も語っていた。
ちなみに川田氏は,味のある悪役に惹かれるとのこと。その代表としてアルバート・ウェスカーの名前を挙げると,鈴木さんも「あれだけの魅力ある悪役は,なかなか描けない」と同意していた。
「『バイオハザード』にまつわる思い出」というテーマでは,鈴木さんがプレイし始めたきっかけを披露した。それによると,「超魔界村」に熱中していた鈴木さんを見た娘さんが,「バイオハザード」と「4」の2本をプレゼントしてくれたのだそうだ。
川田氏は,開発に携わって以降,プレイヤーからさまざまな反響が寄せられたが,その中でもインパクトが最も強かったのは,やはり鈴木さんのプレイだという。それを聞いた鈴木さんは「まさかゲームの才能があるとは思わなかった」「ゲームから得たものをどう実生活で活かすか,それが目下の課題」と語っていた。
トークコーナーの最後には,鈴木さんが「今後も『バイオハザード』シリーズをよろしくお願いします」とコメント。そして川田氏からシリーズ20周年記念企画に関して,「まだ披露していない情報がありますので,ぜひ今後も注目してください」と挨拶してパーティーを締めくくった。
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