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「ラグナストライクエンジェルズ」のメディア向け先行体験会が開催。爽快感と戦略性を両立させたバトルと,可愛らしく表現されたヒロイン達に注目
本作は,プレイヤーが「ラグナストライカーズ」の特務官となり,巨大化適性を持った6人のヒロイン達とともに,身長50メートルを超す謎の敵「フィアレム」と戦うという内容だ。今回の体験会では,本作のPC版およびスマホ版の開発バージョンを試遊できたので,さっそくその模様をレポートしよう。
体験会の冒頭には,「ラグナストライクエンジェルズ」の総合プロデューサーを務めるアニプレックスの杉浦 淳氏が登壇し,本作の2つの見どころを紹介した。
1つめは,「3Dリアルタイムバトル」で,爽快感や戦略性を追求した仕上がりになっていること。
もう1つは,「ヒロイン達の可愛らしさ」だ。本作ではヒロインを表現するにあたり,キャラクター原案を手がけた深崎暮人氏のイラストを3Dグラフィックスで再現することに努めており,また一人ひとりの性格やセリフ,ストーリーにも注力したという。
また気になる本作の進捗状況は,すでにローンチに必要な部分の開発は完了しており,現在は近日中のリリースに向けて準備を進めている段階だそうである。
続いて,「ラグナストライクエンジェルズ」の原作・開発プロデューサーである庄司竜也氏から,本作の特徴があらためて紹介された。
まず本作は,杉浦氏が言及したとおりヒロインの表現にこだわっているが,とくにPC版における高精細な描写を意識してきたという。庄司氏は,昨今のスマホゲームではローポリゴンである代わりに多数のキャラクターを出すことが主流となっているが,あえて少人数に絞り込みクオリティを高めて差別化を図っていると説明した。
バトルは,トランプのカードを切っていくような操作性により,プレイヤーに爽快感をもたらすことを目指したという。リアルタイムで進行し,ポーカーの役のようにカードをそろえることでスキルを発動したり,逆に敵の攻撃を防いだりという展開となるので,戦略性のある戦いを手に汗握る感覚で楽しめるとのことだ。
ヒロイン達は,会話やデートを通じてプレイヤーと絆を深め,強くなっていく。彼女達との絆はポイントで表現されており,それを消費して装備アイテムの強化や,武器および防具の制作をしていくこととなる。
バトルで使うカードは,本作では「エクティス」と呼ばれ,13枚一組のデッキを構築して戦う。なおカードのイラストについても,高精細な表現を目指したとのことだ。
今回の体験会で,筆者はPC版を試遊できた。バトルパートでは,自分のデッキの中からランダムに6枚のカードが選出されるので,いずれかをクリック(スマホ版はカードを上に向けてフリック)すると,通常攻撃となる。
また各カードはスキルを持っており,[SHIFT]キーを押しながらカードをクリックするとホールド状態となり,さらにクリックするとSPゲージを消費してスキルの効果が発動する(スマホ版はカードをタップしてホールド,フリックでスキル発動)。
これらの通常攻撃,またはスキルを発動したカードは画面上から消えて,次々にデッキの中からランダムで入れ替わっていき,画面上は常に6枚のカードが表示される。
さらに6枚のカードのうち,同じ属性かつ同じレアリティのものが複数そろっている場合には,それぞれをホールドしたのちにクリックすることで,特殊効果が発動できる。例えば,3〜5枚の同じカードをそろえると,枚数に応じた強力な攻撃を繰り出せる。ポーカーで言うところの1ペアだとSPゲージ回復,2ペアだとHP回復の効果が得られる。
一方,本作のバトルはリアルタイム進行なので,じっとカードを眺めていたのでは,どんどん敵の攻撃を食らってしまう。したがってプレイヤーは,通常攻撃やスキル発動で,不要なカードをすばやく入れ替えつつ,カードをそろえて強力な攻撃を放つチャンスをうかがうという感じになる。もちろん,その途中にはHPやSPを回復しなければならない局面も出てくるだろう。
本作のバトルは考えることが多く,かつ先述のとおり進行がリアルタイムなので,最初のうちは何をすればいいのか戸惑った。だが,ルール自体は庄司氏の説明どおり,ポーカーに近いシンプルなものなので,慣れてくれば直感的な判断ができるようになりそうだという印象である。
また攻撃などのあとに次々にカードが切り替わっていくところも,トランプのスピードを遊んでいるかのようで,素早く操作するほど気持ちよい感覚が得られる。
ちなみに会場にいたスタッフによると,通常攻撃は途中でキャンセルすることも可能で,より速い展開を楽しむことができるそうだ。
体験会終了後,「ラグナストライクエンジェルズ」について,杉浦氏と庄司氏に短い時間ではあるが話を聞くことができたので,以下にその模様をお届けしよう。
4Gamer:
まずは「ラグナストライクエンジェルズ」を企画した経緯や意図を教えてください。
杉浦氏:
もともと可愛い女の子を描くゲームを作りたいと考えていたんです。そこで女の子を描くゲームが得意なディンゴさんに相談したことがきっかけですね。そこから,より広くプレイヤーの皆さんに遊んでいただくために,やはり女の子もののゲームを得意とするDMMさんにお声がけしたというのがプロジェクト発足の経緯です。
本作のコンセプトは,「けなげに戦う可愛い女の子を,プレイヤーがサポートするゲーム」ですね。
庄司氏:
杉浦さんは当初から,女の子に尽くしつつ,一緒に生活していくようなゲームをイメージしていたんですよ。僕はそれを全力で実現するために「この人は何を求めているのだろう?」と毎日考えていたのですが,その結果が,今皆さんが目にしている「ラグナストライクエンジェルズ」です。
よく杉浦さんには,「このイチャイチャ感がいいでしょう?」みたいな問いかけをしていましたよね(笑)。
杉浦氏:
そうやって,ずっと私の趣味を探られていたんです(笑)。
4Gamer:
なるほど。それでは,ゲームとしてプレイヤーのモチベーションとなる部分は,どこにあると考えていますか。
杉浦氏:
大きく2つあって,1つはバトルに勝っていくことです。誰しも自分の彼女のような存在が負けるところは見たくないでしょうから,そのために頑張るだろうと。
庄司氏:
ヒロインが負ける姿を見たくないという気持ちは,自分自身が強くなりたいという衝動につながっていると思うんですよ。だからこそ,大きなモチベーションになり得ると考えています。
杉浦氏:
もう1つは,バトル終了後のヒロイン達とのコミュニケーションです。ときには慰めてあげたり,モチベーションを高めてあげたりしなければなりません。彼女達のかわいらしい反応も含めて,こちらもモチベーションになっているんじゃないでしょうか。
4Gamer:
本作では戦わせるヒロインを変更できたり,いろんなヒロインの部屋を訪れて会話したりできますよね。今のお話だと,最初に誰か一人を選んで,ずっとそのヒロインの相手をするような仕様のほうが自然じゃないかと思うのですが。
庄司氏:
そこは「気の迷い」を表現したかったんです。この子をちょっと鍛えて,ちょっとデートしていい感じになったけれど,でもやっぱりあの子も……みたいな感じで,いろいろやりながら本当に好きなのは誰かを決めていくようなゲームにしようと。
4Gamer:
むしろ,自分のヒロインを入れ替えていくのが正しい遊び方だと。
庄司氏:
そうなんです。またメインストーリーと,ヒロインそれぞれのデートイベントを深く進めていくと,年頃の女の子の思い悩む姿が出てくるんですよ。そこには普段見せない,意外な一面も存在します。
実は本作には,そうした彼女達の悩みをプレイヤーがいかにして解決していくかというテーマもあるんです。悩みや思いも含めて,丸ごと彼女達を愛してもらえたら嬉しいですね。その結果として,最終的に誰か一人を選んでもいいですし,6人全員を好きになってもらっても構いません。
4Gamer:
それでは,グラフィックスについてもあらためて教えてください。3D表現には相当のこだわりがあるとのことですが。
庄司氏:
まずは,深崎さんのイラストを再現することに努めました。また僕は,自分の好きなキャラクターのポリゴンが欠けてしまったりするのがすごく嫌なんです。「所詮作り物なんだな」と,ハッと醒めてしまう瞬間をなるべくなくしたい。
とくに女の子であれば柔らかそうな感じをうまく表現したいですし,例えば「クリスマスに一緒に過ごしたい」と思ってもらえるような感じにしたいですね。
4Gamer:
分かりました。最後に,「ラグナストライクエンジェルズ」に注目している人に向けてメッセージをお願いします。
杉浦氏:
期待してくださる皆さんには,お待たせしてしまい申し訳ありません。いろいろ作り込んで面白いゲームになっていますので,リリースされた暁にはぜひ遊んでみてください。
庄司氏:
お待たせしてしまって,本当に申し訳ありません。可愛いヒロイン達とともにバトルを戦ったり生活をしたりと,楽しく遊んでいただけると幸いです。ぜひご期待ください。
4Gamer:
ありがとうございました。
「ラグナストライクエンジェルズ」公式サイト
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Copyright (C)DINGO Inc.・Aniplex Mobile / DMM GAMES / 38M GIRLS 製作委員会
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