インタビュー
男は女で強くなるのか? 「UPPERS」のモテモテ応援団長を務める鈴木 拓さんが,体を張って試してくれた
これに向けてプロモーション活動も本格化。ドランクドラゴンの鈴木 拓さんが「モテモテ応援団長」に就任し,「男は女で強くなれるのか!?」を実証していくスペシャル動画が公開された。
UPPERSのコンセプトである「モテモテ×サイキョー」の理論を実証するためには,少しでも多くのサンプルがあったほうがいいに決まっている。そこで今回は,本作でプロデューサーを務めるマーベラスの高木謙一郎氏にも被験者となってもらった。
検証テーマは,「セクシータレント・あやみ旬果さんの応援で,男の握力は強くなるのか?」だ。
この結果,モテモテ×サイキョー……になる人もいれば,ならない人もいるということが実証されたと言えるだろう。
ともあれ,どうしてこんなプロモーションを思いついてしまったのかを高木氏に,そしてこうした試みに参加した感想を鈴木さんとあやみさんに聞いてみた。
4Gamer:
なぜ,こういう企画を思いついたんですか?
鈴木さん:
あ,そういえばそれは聞いてないなぁ。
あやみさん:
確かに(笑)。
「男は女で強くなる」みたいなことを言いながら作ってきたんですが,あくまで仮説だったんですよね。だからそれを実証しなければいけないな,と。本当にパワーが出てくることだってあるはずなんで。
4Gamer:
先ほどの結果だと,高木さんの場合はきっちり効果が出ていたようですし。
結果は残念でしたけど,鈴木さんはこうした企画に参加してみていかがですか?
鈴木さん:
握力よりも違うことを考えてしまったのが良くなかったんだと思うんですけど,非常に楽しかったですよ。
4Gamer:
違うこととは?
鈴木さん:
曲線……。
4Gamer:
しょうがないですよね……。
ところで,モテモテ応援団長として鈴木さんを起用した理由は,鈴木さんがブラジリアン柔術をやられているからですか?
高木氏:
もちろんそうです。強くてモテる人といったら,鈴木さんしかいないなと。
鈴木さん:
はい。強くてモテる鈴木です。
4Gamer:
強さでモテたことはありますか?
鈴木さん:
一切ないですね。
むしろ「アイツは怒ったら怖い」っていう感じで,どっちかっていうとやばい奴扱いで気持ち悪がられることのほうが多いです。
4Gamer:
悲しいですね……。
個人的な興味なんですが,柔術では何帯なんですか?
昇段試験なんかは受けてないんで白帯なんですよ。怖いんで試合にも出なくて,スパーリングだけやってるんです。
ただ白帯だと,みんななめてかかってくるんですよね。そうして油断しているところを,パパパッとやると(ニヤリ)。
4Gamer:
ずるい……。
とはいえ,空手家を倒すほどの実力者だと聞いたことがあります。
鈴木さん:
ああ,TV番組でニコラス・ペタスさんの門下生と,寝技もありのルールで戦って2人に勝ったんです。でも3人目で185cmぐらいある新人王みたいなのが出てきて,ボッコボコにされましたね。
4Gamer:
その体格差はきついですよね。
そうそう,UPPERSにもさまざまなファイトスタイルがあるんですよね?
高木氏:
ええ。ボクシングやキックボクシング,功夫(カンフー),マーシャルアーツ,それからプロレスなんかもあって,かなりバリエーション豊かなアクションを楽しめるようにしています。
4Gamer:
柔術はないんですか?
高木氏:
柔術はありません。
鈴木さん:
柔術は非常にゲームにしづらいと思いますよ。教室の隅でくるくるひっくり返りながら寝技をやっているんじゃ,地味ですもん。
4Gamer:
それもそうですね……。
あやみさんは,今回の企画に参加してみていかがでしたか?
すごく新鮮でした。皆さんがリアクションしてくださるので,やりがいがあって楽しかったですね。普段のお仕事だとスタッフが大勢いるのにシーンとしているので。
4Gamer:
な,なるほど。
では,鈴木さんがネタをやっているときにスタッフが黙って見ているだけだったりしたら,どんな気分になります?
鈴木さん:
死にたくなりますね。
でもそうなったときには,僕は現実逃避で「どうせ相方が作ったネタだから俺には関係ない」って思うようにしています(笑)。
4Gamer:
自分を守るための技術ってやつですね。
ところで,あやみさんはゲーム好きだと聞いたんですが,どんなジャンルがお好きなんでしょう?
あやみさん:
RPGなんかも好きなんですけど,最近だと対戦格闘モノが気に入ってますね。お友達がアーケードコントローラを買ったので,それで遊んでみたら普通のコントローラで遊ぶよりも奥が深くて。
鈴木さん:
……それ,本当にお友達ですか?
あやみさん:
本当に友達です!
4Gamer:
ええと,UPPERSのゲーム画面を見てどんな印象を受けたのかも教えてください。
鈴木さん:
華やかですよね! 殴り合って吹っ飛ばしたら衝撃で壁が吹っ飛んだりするんですけど,そのときに隣でハートマークが出たりして。今まで見てきたゲームとはだいぶ違う感じがしました。
そんなときも,ついついパンチラを見ちゃったりしてね。この感覚も新しいと思います。
高木氏:
パンツの種類は108種類ありますから,ぜひチェックしていただきたいポイントですね。
鈴木さん:
えっ,煩悩の数? 何やってんだよ(笑)。
あやみさん:
その柄は誰が考えたんですか?
高木氏:
ええ。みんなで会議をして決めていきました。
「奇抜な形ばっかりじゃなくて,もっと普通の白いパンツも欲しいんだけど……」みたいな議論をたくさんしてきましたよ。
鈴木さん:
なんつう会議してるんですか。
あやみさん:
楽しそう!
4Gamer:
そろそろ時間ということなので,最後に一つ。
ボツになったパンツってどんなモノですか?
高木氏:
前張りみたいなものは今回はやめましたね。
普通で可愛らしいのがいいなって。
4Gamer:
ちょっとバカバカしく思えるような部分すら,細かな気配りのうえに成り立っているということだと理解しました!
本日はありがとうございました。
今回は企画が企画なので砕けた話しかしていないが,この作品が生まれた経緯や,発売延期をした理由などは,今年の3月にインタビュー記事(関連記事)として掲載済みなので,そちらも合わせてチェックしてほしい。単にお色気要素だけのゲームではないことがご理解いただけるはずだ。
「UPPERS」公式サイト
- 関連タイトル:
UPPERS
- この記事のURL:
(C)2016 Marvelous Inc.
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