連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第289回「フォルティスの宿る大剣と舞台で踊るアルカナ・ファミリア」
ゲストとしてお招きしたのは,「モンスターハンタークロス」のプロデューサーである小嶋慎太郎氏。初対面だったのですが,非常に気さくでありながら,クリエイターとして確固たるポリシーを持っている方でした。小嶋氏自身も専門校出身であるという経験から,生徒へ向けてとても説得力のあるアドバイスをしてくれました。生徒にとってはこういった現場の人間と触れ合える機会があってこそ,「自分は本当にゲーム業界を目指しているんだ」という意識を持てるものですから。いい刺激になったと思います。自分にとっても,非常に有意義な時間でした。
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第29回では,セガゲームスより配信中の「フォルティシア SEGA×LINE」(iOS / Android)を特集。ゲストとして開発ディレクターである松田 剛氏をお招きし,ゲームの魅力を解説していただきつつ実際にプレイしてみました。
「フォルティシア SEGA×LINE」公式サイト
「フォルティシア SEGA×LINE」ダウンロードページ
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最大4人でのマルチプレイが楽しめる本作。個性豊かな“フォルティス”の召喚技と,武器ごとの特性を活かした戦闘は“自分の役割”をしっかり意識できて遊び応えがありますね。松田氏,しこりん(岡本信彦さん),自分に,おれっちも交えてワイワイ楽しんできました。動画を観て面白そうだと思ったなら,ぜひ触ってみてください。
先日,池袋のあうるすぽっとにて開催されている舞台「アルカナ・ファミリア Valentino」を杉田智和さん,祁答院 慎さんと一緒に鑑賞してきました。
女性向けの恋愛アドベンチャーゲームでありながら,少年漫画的なノリを盛り込んで人気を博した「アルカナ・ファミリア」。今回の舞台にもその特徴は受け継がれており,恋愛ゲームが原作とは思えないほど迫力タップリのアクションシーンが展開されます。脚本も笑いあり,涙ありと,飽きさせない構成・演出で鑑賞後に心地良い余韻が残る素晴らしい舞台でした。
中でも,キャスト陣が客席に飛び込んできて,お客さんに質問して物語に巻き込んでいく演出には舌を巻きましたね。素人さんからはどんな答えが返ってくるか分からないですし,リスクの大きいアドリブになってしまうにも関わらず,見事な手腕で演技に取り込んで会場を沸かせていました。クライマックスには各キャラクターの告白シーンを盛り込むなど,恋愛ゲーム原作として押さえるべきところも押さえられていましたし。会場に集まった女性ファンはもうメロメロでしたわ。
食いしん坊で陽気なファミリーのムードメーカー,パーチェ。パワータイプの能力者で,カレーじゃなくてラザニアが大好きなキレンジャー |
プレイヤーの分身としてはキャラが立ちすぎている気がするフェリチータ。ちなみに,声優は能登麻美子さん。なんで男性向けコンテンツのキャラじゃないねん!!!! |
正直なところ,“すごく期待して観に行った”わけではなかったのですが,蓋を開けてみると男性視点でも非常に見応えのある舞台で,すっかり引き込まれました。主人公である「フェリチータ」を演じた中田さんもイメージピッタリで可愛らしかったですし,両手に構えたナイフを振り回すアクションもド派手で,すっかりファンになってしまいましたよ。
そもそもフェリチータって,可愛らしさと色っぽさが奇跡的なバランスで両立しているキャラなんですよね。ツインテールにムチムチのふともも,ミニスカでオーバーニーソという,男の目から見ても凄まじく魅力的なビジュアルなんです。あまりにも好みにドンピシャで,原作が発売された当初は「なんで男性向けコンテンツのキャラじゃねぇの!?」と血涙を流した記憶があります。
……まぁ,そんな話はさておき。“ゲーム原作の舞台”として完成度の高い「アルカナ・ファミリア Valentino」は,原作からのファンはもちろん,(お世辞抜きで)予備知識なしで観に行っても十分に楽しめる内容です。ゲームをプレイしていなくても舞台上の展開だけで各キャラクターの個性がバッチリ掴める構成になっているので,もし興味があるならぜひともチェックしてみてください。舞台からゲームやアニメに入っていくのも大いにアリだと思いますよ!!
舞台「アルカナ・ファミリア Valentino」公式サイト
- 関連タイトル:
フォルティシア SEGA×LINE
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