コーエーテクモゲームスは本日(2016年1月15日),同社が3月24日に発売を予定している歴史シミュレーション「信長の野望」シリーズ最新作
「信長の野望・創造 戦国立志伝」(
PC /
PlayStation 4 /
PlayStation 3 /
PlayStation Vita)の最新情報を公開した。
「乱世を生きる武将のリアリティ」をコンセプトとして,シリーズ初となる「武将プレイ」を導入した本作(
関連記事)。今回は,武将プレイの導入に合わせて搭載される
「箱庭内政」の一部が明らかにされている。
本作の内政システムでは,与えられた領地の地の利や,自家の特色を考慮しながら,自分だけの領地開発を楽しむことが可能だ。単に施設を建てていくだけでなく,新施設建設のために新たな概念を奨励したり,「進出」によって自らの領地を広めたりと,やれることは多そうである。与えられる領地の地形や資源など,土地の様相はプレイするたびに変わるので,開発計画作りはグッと腰を据えて楽しめるだろう。
なお武将プレイの導入される本作では,内政においても,身分や立場によって
実行できる内容やその目的が変化していく。家臣,城主,大名それぞれの身分での内政がどういった内容になるのかを,ざっと確認しておこう。
ちなみにこちらは「『信長の野望・創造 戦国立志伝』GAMECITY & Amazon.co.jp 限定セット」( 関連記事)の特典として用意される,「『重文 大坂夏の陣図屏風』特注縮小屏風(シリアルナンバー付)」の見本だ |
武将(おのれ)の生き様、乱世に刻め。
「信長の野望」シリーズ初!
ファン待望の「武将プレイ」を実現!
立身出世や下剋上、
戦国時代に生きるリアリティが体験できる!
『信長の野望・創造 戦国立志伝』の最新情報として、ゲームの中でも根幹を握る「内政」の一部を公開します。これまでの作品と異なり、「武将プレイ」による身分や立場によるリアリティを体感いただけるよう、「内政」も身分や立場によって実行できる内容やその目的も変化していきます。
<戦国立志伝で生まれ変わる「内政」システム>
本作では「信長の野望」シリーズ初の「武将プレイ」を導入するにあたり、内政システムに「箱庭内政」を採用。
「箱庭内政」では、与えられた領地の地の利や、自家の特色を考慮しながら、自分だけの領地開発をお楽しみいただけます。また、家臣、城主、大名とプレイヤーが選択した武将の身分次第で、内政の規模や内容が変化していくため、ゲームを通じて立身出世のリアリティを体感できます。
<領地や城下町を自由に開発できる「箱庭内政」>
家臣として与えられる領地はさまざまで、ゲームをプレイする度に地形や周辺の環境は変化します。
与えられる領地の地形や資源など、土地の様相はプレイする度に変わる。与えられる領地には特色が(川・森・温泉などの自然や資源の存在)がある。これは川沿いの領主屋敷だ |
領地を豊かにするためには、地の利を生かした開発が重要となります。川沿いなど水がある場所で「水田」を耕したり、人の往来がある街道沿いに「商人町」を建設したり、地形に合わせて効果的な建設をすることで、石高や商業などの内政値を高めることができます。さらに、また、領地にある「資源」とセットで効果を発揮するものなど施設の種類は40以上もあり、バリエーションに富んだ開発が楽しめます。
地形の特色を考慮しながら、思い描く開発計画にあった施設を建設。これは水田を建設しようとしているところ |
建設できる施設には、「生産施設」「特化施設」「軍事施設」の 3 系統があり、巧みに使い分けながら開発を進めます。兵糧や兵数を増加させる「生産施設」は、各施設単体での生産性には限界があり、「特化施設」を併設することで生産力を大きく向上させることができます。
また、「南蛮渡来」や「茶の湯」といった領地運営の礎となる「概念」を奨励することで、新たな施設が建設可能になります。
建設コマンドで建設できる施設一覧の画面(軍事施設) |
建設コマンドで建設できる施設一覧の画面(特化施設) |
オーソドックスな施設の例:水田 |
町人街 |
資源を生かした施設の例:たたら場 |
湯治場 |
特化施設の例:大庭園 |
新たな概念を生み出し領地や拠点を強化する創造コマンド |
南蛮渡来の概念を創造して大聖堂が建設できるようになった |
大聖堂 |
また単に施設を建てるばかりではなく、土地そのものに手を加えることもできます。「灌漑」を行うことで、近くの川から“水が乏しい土地”に水路を引くことができ、その土地の治水を向上させ、川から離れた土地でも「水田」が耕せるようになります。
未開拓の森 |
水が隣まで来ている |
該当区画を灌漑 |
該当区画に水田を建設 |
開発が進むにつれて自領が手狭になれば、「進出」をすることで、領地を拡げることも可能です。「進出」先の土地で新たな資源を発見することもありますが、「山賊屋敷」などが見つかることもあり、自領を脅かす存在は追い払わなければなりません。
「進出」で領地を拡げようとしている画面 |
進出先に山賊屋敷を発見 |
<大名からの主命を果たし、功を稼ぐ「家臣」プレイ>
城を持たない家臣は、まず主君から領地を与えられるところから始まります。領地を開発・開拓していくのはもちろんですが、主君から「主命」を与えられます。その「主命」を果たすために、それに関連するさまざまな「任務」をこなしながら、主家に尽くすことで勲功を高めていきます。同僚にあたる他の武将たちも「任務」を遂行するため、時には達成を競い合うこともあります。
領主は、屋敷を中心に自領を豊かにしていくことが当面の課題となる |
また、自領で暮らす民や他の武将から依頼(御役目)を受けることがあり、この「御役目」を解決することで、民忠を高めたり、武将との友好関係を築いたりすることができます。
御役目アイコン |
御役目で民の声を聞く
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民の要望を叶えるため施設開発 |
すると民は感謝してくれる。「御役目」では自身が思い描く開発と異なった要望が寄せられる場合もあるため、どこまで応えるか判断が必要とされる
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勲功がある程度高まると、大名から「城主」への就任を打診されます。応じれば、城主へと出世することとなりますが、断ることも可能です。
一方で他家からの内応により寝返ることもでき、プレイヤーの選択次第で、その武将の運命を大きく変えることになります。
勲功がたまり、城主への昇格が言い渡されるイベント画面 |
引き抜き・内応を申し込まれるところ |
「秀吉がかつての主君である信長と戦場で争う」など史実にはない展開もプレイヤーの思いのまま
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<自由度が高まり、周辺勢力との関係も重要となる「城主」プレイ>
「城主」になると一国一城の主となり、城下町の開発や城の改修ができるようになります。城主でも大名から「主命」を課せられ、「任務」の達成を通じて勲功を高めることが基本的な流れになりますが、領主時代よりも大きな権限が与えられるため行動の幅が広がります。
領主時代と異なり、一国一城の主として、対外勢力との駆け引きも重要に |
主命を言い渡される |
任務一覧 |
任務を達成すれば大名に評価される |
城主として行動の自由度が高まる分、考慮しなければならないことも多くなります。たとえば、周辺の城主たちも城下町の拡大を狙っているため、豊かな土地にいちはやく進出するなどの開発競争に勝たなければなりません。また周辺の国人衆との争いや懐柔、他家への調略、周辺の城からの民の流入など、対外勢力に対しての働きかけが重要となります。
敵城の付近まで進出・開発することで、敵の勢力拡大を防ぐこともできる |
城主以上の身分になり、自分の配下武将が増えていくと「家臣団」を編成することができます。配下武将に「家宰」や「母衣衆」などの様々な効果を持った役職を与えることができ、お気に入り武将で「家臣団」を編成して楽しむことができます。
羽柴家家臣団(城主任命直後) |
羽柴家家臣団(夢幻の如く) |
史実とはまったく異なるプレイヤーオリジナルの編成ももちろん可能 |
前田利家任命 |
徳川家家臣団 |
自身や配下武将の槍働きなどで勲功が高まると、自家内での「発言力」も高まり、大名に対して「提案」できるようになります。大名の配下を寄騎としたり、所領の転封を申し出たりとさまざまな提案が行えます。また、城主として主家のもりたてにまい進することもできますが、主家を支えるだけでなく、他家への寝返りや新大名としての独立も可能です。
<領地全体の支配体制を確立し、天下統一を目指す「大名」プレイ>
大名は自身の直轄領の運営以外にも、家臣たちに所領(城)を分け与えたり、時には改易をしながら、領内の支配体制を築き上げます。城主たちを巧みに統御しながら、軍団を編成し領土拡大を行います。
天下統一のために、城主たちをうまく配置し、勢力拡大を目指す。城主たちも、さまざまな提案をしてくれる |
自身が命じるだけでなく、城主たちから「提案」を受けることもあり、その取捨選択をしながら運営を行っていきます。また、家臣たちは勲功を日々高めているため、それに見合う知行を与えないと、彼らの忠誠心が弱まり、出奔や謀叛をおこしてしまいます。大名ともなると人材管理もより重要になっていきます。
そのほか「外交」や「軍団編成」、自家の武将たちを自由に指揮しての「攻略」など、大局的な軍略や統治の重要性がいっそう高まります。城主とは違った視点で戦略を練りあげ、天下統一を狙います。
<本作で描き下ろしの武将グラフィックを公開>
本作では、大坂夏の陣や真田丸の戦いなどに関連する武将たちや、先日結果発表された「武将人気投票」上位20名の武将たちの顔グラフィックを新規で描き下ろします。登場武将もシリーズ最大の2,000名超となります。
藤堂高虎 |
豊臣秀頼 |