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  • フリュー
  • 発売日:2016/06/23
  • 価格:パッケージ版:6980円(税別)
    ダウンロード版:6389円(税別)
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Caligula -カリギュラ-

Caligula -カリギュラ-
公式サイト http://www.cs.furyu.jp/caligula/
発売元・開発元
発売日 2016/06/23
価格 パッケージ版:6980円(税別)
ダウンロード版:6389円(税別)
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このゲームの読者の評価
69
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  • 役割演技と心的現実 75
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2017/04/10
    良い点
    前置きを少し。攻略範囲はクリアまで。攻略時間は95時間ほど。
    あと、同じジャンルのゲームでも、人それぞれ好きな点が違う・・と思う。
    以上です。

    まず構想が良いと思います。ジャンルはシミュレーションの要素があるRPG(シミュレーションRPGではない)。世界観はとある仮想空間上でのアレコレ。
    バトルはシンボルエンカウント制で、マップ上でそのまま戦う事になります。コマンド選択時に行動の結果がヴィジョンとしてシミュレートされます。最大パーティーは4人で各キャラごとに3回コマンドを入れて、シミュレートの結果が良ければ決定ボタンを押し、戦闘が開始されます。しかし、確率により成功・失敗と「コンピューターの判断」で確定される為、戦況が予測しづらいという感じになっています。もちろん装備(本作は心理学?の要素があり、武器に理論・防具に思想・アクセサリに心的外傷を装備するシステム)や、各種スキルなどにより100%に、「プレイヤーの意思」で近づける事ができるので、それほど難しくはありません。

    どんなRPGなのかは、主人公はプレイヤーかなと。ヴィジュアルは男性ですが、女性でもプレイできる工夫がされています。完璧にではないですけど。
    メインの仲間メンバーが数人で、そこらを歩いている一般生徒も仲間にできます。本作はこの500人ほどの仲間たちがロールプレイ(役割演技。おそらく皆さん知っておられるかと。ごっこ遊びや面接の練習とかでやるアレ。擬似的な模倣をすることで慣れを生んだり、二人称・三人称の視点に立ち問題点を探すことができたりする。好きな人は遊びでやったりするが、私は苦手・・)をしていて、プレイヤーはケーススタディー(事例研究。ロールプレイング「ゲーム」では実際の理・法則・ルール・考え方を楽しんだりできる)上のロールプレイをしている体かなと。
    なりきりごっこだけのRPGは日本では子供向けとか幼稚(多くの視点で見る事に慣れると先入観がとれやすくなるので、子供向けのゲームとしてはあったほうが良い事は書いておきます)と言われていますが、カリギュラはそうではないと感じられました。結構大人向けかなと。
    優れたRPGには、ゲーム上に想定された自分自身になることで「成長」する要素・上記した本来の現実で通用する法則・教訓(理想的な正しい法則があるヤツは王道のRPGといわれていると思います)・力が不足していたら容赦なく否の判定を出す冷酷な審判者のコンピューター(王道ではなく、各種の道にそった判定)がそろったものが評価されている・・たぶん。この条件がそろっていれば、プレイヤーは努力するだけで自分の役割を果たす(クリアーする)ことができるということで、アクションなどが下手でもプレイできます。カリギュラでは、一応どれもあてはまっていると私は感じました。

    難易度はふつう。一応かんたんなモードがあるみたいで、オトナな感じのRPGがしてみたいという高校生にもいいのかも。あ、でも上に書いた成長は、ゲームをプレイすると実際に役に立ちますが、プレイさせられるとほぼ役にたちません。時間の無駄になりますよ〜。ここらへんは勉強もゲームも同じかもしんないですね。
    物語の一番初めに「覚醒?」するので、新しい物語にもなっていると思います。

    音楽は良いと感じました。エリアごとに凝った歌が流れるので、先に進むのが楽しみでした。聴いてからのお楽しみです。詞の方をよーく聞くと!?
    演技はだいたいに良いと感じました。音声の収録(出力?)が独特で難しかったんだと思います。味方では男性1人は普通、女性?1人はやや悪い、敵は女性?1人はやや悪いという感じで、モブキャラの方含めすごく良いという方が多かったと思います。

    シナリオはおとなしめな感じ。もっとキッツイのを期待してたので若干期待外れでした。
    悪い点
    バトル時のシミュレートは一番の魅力だと感じたが、他のメーカーで少し似たシステムのリアルタイムストラテジーがあるので、それほど面白く感じなかった。

    グラフィックはPSvitaの限界もあるので、こんなものかなと。フレームレートの低下(画面がスローモーションになるヤツ)がかなり気になるので、そもそも仕様が無茶なのかなと。しかし、一般生徒が襲って来たり、ワラワラ感も構想としての良い部分に私はとったので若干の減点としています。据置機であらためて作り直すというのもありかも。
    アニメなどでもある描画を凄そうに見せるフィルター(ちょっと言い方わかんないです。スミマセン)。止めた方がいいと思います。実際に凄くないとスゴイ!とは感じてもらえないと思います。
    セリフの最後に矢印マークが出ますが、決定ボタンを押せる状態で出してほしかった。戦闘中もですが、軽いロードがどうしてもはさまるので何回もボタンを押さなくてはならなかったり、選択肢の意図しない選択ミスもプレイ中に出ると思います。
    マップ間移動での画面の切り替えもロードが不自然に遅い。アプリケーションエラーも切り替え時に確定で出るところもある(セーブポイントで別ダンジョンへ転送ができるので、それでのりきりました)ので、おそらくまだ不具合が残っていると思われます。
    戦闘で主人公が死ぬだけでもゲームオーバーなので、その意味でもこまめにセーブしたほうがいいです。

    挑発の要素があり、敵を分断することができるが、ワラワラっと歩く一般生徒に話しかけるのと処理がわかれておらず、違和感と焦りが。

    一般生徒の悩みを解決して有利になる要素、クリア後要素などがあるが・・めんどい。
    個人的には結構がんばったと思うが・・この要素は私向きではなかったのかも。

    アニメーションのレベルが低い。
    総評
    とある世界のローグ(反逆者)となり、とある目的の為に戦う学園モノ!大作RPGではないかもしれませんが、面白かったです。主人公の武器は二丁の銃。仲間はそれぞれ槍や弓など個性にあった武器を持ちます。キャラクターデザインも良い。

    本物の心理学か、なんちゃって心理学かはわかりませんが、そういうものが好きな人やただRPGがプレイしてみたいというかたにもオススメ。ちょっと内容が難しめかもしれませんけど。

    VitaTV対応でテレビでプレイすることができます。
    こだわるともっとプレイ時間は伸びます。

    メーカーの方にですが、面白さを増やすには因果系譜(人間関係の図)をもうちょっと生かした方が良い気がします。快適性を上げる(簡略する)のと、システムの面白さを両立できたらもっと良くなる気がします。


    評価の文章に?マークが多いのはこのゲームの評価の仕様です。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 3 3 5
  • 斬新な戦闘システム 75
    • 投稿者:N*M(男性/30代)
    • 投稿日:2016/11/06
    良い点
    ・斬新な戦闘システム
    未来視を交えた空中コンボ、ダウンアタックを考えるのは楽しい。
    ・メンバー毎の役割、特徴が違う
    打ち上げ役、補助役、カウンター役等様々な役割があるがほぼ全員火力役に+する形なので、色々なパターン(メンバー)を試してみたくなる。
    ・BGMや楽曲が良い。インストから戦闘に入る際自然な流れでボーカルに切り替わるのが格好良い、ただ…
    ・世界観、先が気になるシナリオ
    悪い点
    ・ゲーム全体でフレームレートが低く、挙動が重い。戦闘で派手なエフェクトが重なるとカクカクになったり。
    ・ウリの一つである500人のNPC、体系も一緒で髪型の種類も少なく(色違いはある)、実質10パターンくらいしかないかも。
    ・いくら良い楽曲とはいえダンジョン中ひたすら同じ楽曲しか流れないので、クリアまでに聞ける曲が(ボスアレンジを含めて)10曲も無いように感じる。
    ・ひたすらストイック、戦闘以外にやることが無い。
    総評
    ペルソナ3以降、面白いんだけど「ちょっと違うんだよな」と感じていたところに
    里見直がシナリオ担当、という点に惹かれて購入しました。
    ただ、クリアまでのプレイ時間に対して戦闘時間の比重が高く(シナリオ自体は短く感じる)、正直言ってあまり里見っぽさは感じませんでした。
    (どちらかと言うとNPC会話の方が里見っぽい)

    500人のNPCとの交流ではそれぞれに中々闇の深い設定がされていて面白いです。それだけにNPCの外見の種類の少なさや、単調な交流システムが残念。

    そのNPCとの交流も突き詰めればスキル獲得のためで、いくつかのダンジョンで戦闘する以外にやることがないのもちょっと…
    珍しい現代日本っぽいマップなのでもっと戦闘以外にやれることや世界観を感じられる要素があれば良かったと思います。いわゆる"普通の村人的なNPC"がいないのも寂しい。

    所々低予算感というか尺の都合等も感じましたが、戦闘システムやNPCとの交流等良い部分も沢山あって楽しめたので続編(出るのかな?)を期待したいです。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 4 3
  • パッチを当てれば快適 85
    • 投稿者:こち(女性/30代)
    • 投稿日:2016/10/25
    良い点
    ・μの歌はどれも素晴らしい、アレンジ版はずっと聞いていたいほど
    ・メインキャラクターたちの性格は軸があって魅力的
    ・打ち上げ役、火力役、回復役など武器ごとに役割がある程度決まっている
    ・戦闘時に打ち上げワッショイコンボ考えるのが楽しい
    ・戦闘で手に入るお金がなく消費アイテムの概念もないため、アイテムを買い忘れたまま戦闘に突入して危機に陥るような場面がない
    ・初期はバグや不親切な部分もあったがパッチでかなり改善された
    悪い点
    ・4人めが加入するまで戦闘がいまいち面白くない
    ・敵も味方も人型しか出てこないので見た目は地味になりがち
    ・一般生徒は基本的にテンプレ会話を組み合わせているので複数人が同じことをしゃべる
    ・トラウマ緩和クエストを効率よくこなすため、目的が同じ対象を引き連れて同じ会話を繰り返すことになる
    総評
    レビューを書いた時点でアップデートver1.05が公開されていますが、ver1.04の時点で発売日当日のver1.01と比べると別ゲーレベルで快適なので特に理由がなければすぐにパッチを当てることをおすすめします。
    細かい内容は公式ブログの開発ブログカテゴリにまとめられていました。

    μの歌やメインキャラクターが気になる人、裏の顔を知って楽しめる人におすすめです。
    一般生徒も因果系譜のプロフィールを埋めると結構面白いことになっていますが、秘密を知ってしまってもムービーなどはないので人を選びそうです。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 5 4 4 4
  • 色々単調すぎる。 40
    • 投稿者:jaming(男性/40代)
    • 投稿日:2016/07/14
    良い点
    戦闘システムが他にはない面白いシステム。
    悪い点
    ロードが頻繁に発生でエリアチェンジなどすると、NPCが表示されるまでに時間がかかったり、ロードなどの問題。
    500人以上の生徒がいるが、顔も体系も似通った者ばかり。性格やプロフィールも、いくつかのパターンはあるが少なく、結局500人それぞれ個性があるわけではない。
    NPCをとの新密度をあげるのも同じようなセリフの生徒が多いため、連打で飛ばす。完全な面白くもなんともない作業。
    狭い通路での戦闘では、無限沸きする敵にウンザリ。しかもモブの中に強いのが混じっている時は、そっと電源落として別のゲームを始めます。
    さらに通りすがりの別の敵が次々リンクして大惨事・・・もう辞めよう・・・って気持ちに何度も。
    カメラアングルは自由に自分で決められるのはいいが、仲間が必殺技を出すなどの時、アップになるため、仲間が壁際にいたりすると隣の部屋視点なったり、とんでもないアングルになったりで煩わしい。
    マップの繋がりエリアの繋がりがわかり難く、しかも上記の狭い通路のモブ問題でやる気を削がれる。
    キャラデザインが(個人の好みによりますが)顔面蒼白ガリガリ野郎でまったく使ってて楽しくない(女性キャラはカワイイです)
    総評
    戦闘は最初は楽しいです。やってるうちにめんどくさくなる。
    NPCも魅力に欠け(同じような奴ばかり)仲間に絶対しよう!って気が起こらない。
    悪い点で書いた事ばかり目立つ作品でした。
    戦闘は考えてプレイすればサクサクいくのですが、通りかかった敵が次々にリンクして、お手上げ状態になる事も頻繁にあります。
    私は全体の(多分)70%ほどは進めましたが限界を感じたので辞めました。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 2 3 3
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