コンパイル創業者にして「ぷよぷよ」の生みの親・仁井谷正充氏が新会社コンパイル○を設立。新作「にょきにょき」をPC/コンシューマ機，その他3機種で発売へ

仁井谷正充氏。写真は公式ブログより

　今はなきコンパイルの創業者にして落ち物パズル「ぷよぷよ」の生みの親でもあるMoo仁井谷こと仁井谷正充（にいたにまさみつ）氏。そんな仁井谷氏が自身のTwitterアカウントで，2016年4月19日に創立したコンパイル丸（コンパイル○）株式会社が公に法人として活動できるようになったこと，そして，新作ゲーム「にょきにょき」をPC，コンシューマ機，そのほか3プラットフォームで同時に発売することを，本日（5月18日）ツイートした。

※初出時，“PC，ニンテンドー3DSを含む”としていましたが，あらためて3DSの部分を“コンシューマー”としたツイートが行われたため，当該部分を変更しました。合わせて，対応プラットフォーム数も修正しました


　2002年のコンパイル解散後（会社はその後破産），いくつかの会社を経つつも表舞台から姿を消していた仁井谷氏。2015年に放映されたTV番組では，そんな仁井谷氏がアルバイトで生計をたてながらゲーム開発に取り組んでいることが明らかになっていた。
　今回仁井谷氏が設立したコンパイル○は，千葉県に本拠を構える。“○”は，「零から始まるの○」「みんなが繋がる○」「思いを詰め込む○」「日本丸が出航の○」の意とのことで，同社が電話を受けるときに○は発音しないが，登記上は漢字の“丸”になっているらしい。

　そして肝心のにょきにょきは，やはり（？）落ち物パズルとなっており，仁井谷のTwitterなどでしばしばテストプレイヤーの募集なども行われている。コンパイル○公式ブログのエントリによれば，テトリスを第一世代，ぷよぷよを第二世代とすれば，にょきにょきは第三世代ではないかと自負しているという。近いうちにゲームの詳細が出ることに期待したいところだ。

コンパイル○公式サイト