［TGS 2016］アニメ調の女の子になりゾンビを駆逐せよ。スマホ向けアクション「D Squad」のインプレッションを掲載

　台湾のCreSpiritは，2017年に世界同時配信すべく開発を進めているアクションゲーム「D Squad（ディースクワッド）」（iOS / Android）を，東京ゲームショウ2016の同社ブースに展示していた。さっそく遊んでみたので，インプレッションをお届けしよう。

　本作の舞台は，ゾンビウィルスに汚染されたとある都市。政府は都市を破壊する計画を立案するが，その前に裏仕事の専門家“ディースクワッド”に，混乱のなか紛失した機密書類を取り戻す任務を与える。彼女達は，一路ゾンビが充満する悪夢の都市へ向かった……というのが，本作の大まかなストーリーだ。
　いわゆるゾンビものにあたるが，グラフィックスはアニメ調・コミカルで，それほど怖くはない。プレイヤーキャラクターはゴスロリ風のドレスをまとった女の子，セクシーなギャルといった具合。ゾンビ達にも愛嬌があり，キモかわいく仕上がっている。

ゾンビを攻撃すると緑色の血が飛び散る

Co-opにも対応しており，最大2人での協力プレイがを楽しめる

ステージを進めていくと，クエストも発生。えらく体格のいい女子高生がゾンビに襲われているが……

　ゲームの遊び方は，バーチャルパッドでキャラクターを動かしつつ，画面をタップ，ホールドして，ショットガンやハンドガンといった銃火器で敵を蹴散らしていけばOK。個人的にバーチャルパッドを使ったゲームは得意ではないのだが，操作で引っかかるといったことはなく，ストレスフリーで楽しめた。
　さらに，プレイアブルキャラクター達には，銃火器のほかに必殺技が用意されている。筆者が使用したPopperが使う必殺技は，ガトリングガンを呼び出すというもので，かなり強力だった。言うまでもないが，いつでも使うことはできないので，攻略するうえでは，タイミングを図ることが重要になるだろう。


　とはいえ，そこまで攻略に固執しなくてもいいのではないかというのが，筆者の個人的な見解だったりする。マシンガンを乱射してゾンビを駆逐する様はいい意味でバカっぽく，思わず汚い言葉を連呼しながらプレイしたい衝動に駆られた（褒めてます）。頭を空っぽにして銃を撃ちまくるというのが，正しい遊び方なのではないだろうか。日本での配信にも期待したい。

今回出展されたバージョンでは，3つのステージをプレイできた。もちろん，リリース時には，さらに多くのステージを用意するとのこと。プレイヤーキャラクターは4人ほど用意される予定だ

Crespirit公式サイト

4Gamerの東京ゲームショウ2016特設サイト