フランスのデベロッパ・Eversimが展開している,PC用政治シミュレーションゲーム「Geopolitical Simulator」のシリーズ第4弾「
パワー・アンド・レボリューション GPS4」(原題:POWER & REVOLUTION Geopolitical Simulator 4)。2016年9月に日本語版もリリースされた本作だが,そんな日本語版に対応した,2つのアドオン
「モッディングツール」および
「スパイの神」が登場する。
アドオンのリリースは10月21日の予定で(※
公式サイトではすでに購入手続きが行える模様),価格はモッディングツールが1780円,スパイの神が1350円となっている。各アドオンの特徴は,以下のとおりだ。
追加される2つのアドオンで可能なプレーについて(抜粋)
■モッディングツール
- 国のデータ(経済的、政治的、人口統計上、財政上)の修正
- 戦争など、国際情勢を左右するイベントの作成
- 諸国間での国際関係(外交的な連帯、軍事同盟)の変更
- 世界地勢の変更(国々を合併し、地域を独立させ、新都市を地図上に配置する)
- 過去か将来、1900年から始まるシナリオの創作による歴史のリメイク 等
国のデータを修正可能 |
イベントの作成画面 |
■スパイの神
- 全キャラクターに対しての政治的傾向と選挙の比重の設定
- 全キャラクターに対しての好みのテーマ設定
- 災害、騒動、テロ攻撃の激しさのレベルの設定
- 経済協定を承認前に分析
- 選挙が正に当日行われたかのような、詳細な選挙結果の常時閲覧 等
議会を操作することも可能 |
戦いの集結 |
※Eversimのプレスリリースより
2008年の第1弾のリリース以降,ユーザー数が世界104か国で40万人を突破しているという,泣く子も黙る政治シミュレーションシリーズであるGeopolitical Simulator。タイトル名のとおり地政学をキモとしてデザインされたゲームであり,プレイヤーは各国の政治指導者となり,経済,外交,軍事,環境,文化,交通などさまざまな分野で政策を実行し,自国を導いていく。現実世界の地政学面,経済面のデータや,各国の選挙や紛争といったさまざまなトピックが盛り込まれているのも特徴だ。