メディアスケープは本日(2018年1月26日),PlayStation VR専用のPlayStation 4用ソフト「
星の欠片の物語、ひとかけら版」を,
2018年1月26日に配信すると発表した。価格は2800円(税込)。
独特なノベルゲームを多く手掛ける自転車創業が企画を,さまざまなVRコンテンツを制作しているフォージビジョンが開発を担当した本作は,2016年11月の発表にあるとおり(
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“全てはVRのための設定とシナリオとゲームデザイン”を謳い,VRシステムの持つ弱点すらもゲーム性に取り込んだという“コミュニケーション謎解きアドベンチャー”だ。今回の発表にあわせて早期購入特典情報も公開されているので,気になるゲーム性やストーリーの情報とあわせて目を通しておこう。
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■早期購入特典について
『星の欠片の物語,ひとかけら版』を発売日から2 月12 日までにご購入頂いた方に,『早期購入特典』として以下の特典コンテンツが付属します。
1:『星の欠片の物語,ひとかけら版』アバター
PS4 で使用出来るヒロインのアバター
2:『星の欠片の物語,ひとかけら版』テーマ
PS4 で使用出来る壁紙
3:『星の欠片の物語,ひとかけら版』サウンドトラック
PS4 本体よりダウンロード可能なMP3 データ
4:『星の欠片の物語,ひとかけら版』音声再生可能な台本データ
声優さんへの演技指導/状況解説入りの台本が読め,科白を選択すると音声が再生されるアプリ
5:星の欠片の物語,が形になるまで,の物語,
本作がつくられる過程や,設定資料などが掲載された読み物データ
※ 各特典は「デジタル特典」として配信されます。
※ 特典4・5は,2月12日迄に『星の欠片の物語,ひとかけら版』本編を購入された方を対象として,後日ダウンロード可能となります。
※ 特典1〜3は本編購入と同時にダウンロード可能です。
■ストーリー(※注:以下読点はストーリー原文のままです)
星の欠片に1人の少女が取り残されている、
砕けて力を失ってしまった星からは、脱出する事も他者から認識して貰う事も出来ない、
しかし、その世界の座標軸が重なる1点にだけ、別の世界から「干渉する」事が出来る特異点が存在した、
その特異点に立っているプレイヤーは、手に入れた「他の世界を覗き見る事が出来る装置(VR システム)」を被る事によって、平行世界に潜り込み、少女と互いを認識しあう事が出来た、
2人は力を合わせて謎を解き、星を元に戻して力を取り戻す事によって、脱出を目指す事になる、
■作品解説:全てはVR のための設定とシナリオとゲームデザイン
VR システムは視界の直感性は高いが,視界以外の直感性が悪く操作がもどかしく感じられます。なので,その部分を「ヒロインと視線を交わして動いてもらう」というゲームデザインに落とし込む事により,もどかしさをもゲーム性に転化します。
本作ではこれらを自身の視線(ヘッドセットの向き)で周囲のものを指し示す動作のみで行うシンプルな操作で行います。
また,VR で「出来ない事」をそのまま世界設定上の「出来ない事」として落とし込む事で,システム上の制限に違和感を無くし,没入感を乖離しかねない要因を設定面からも取り除いています。
例えばVR システム上で歩きまわる状況を用意する事は難しいですが,その場から動くと世界との接続が切れてしまうという設定から,その場に留まる事に違和感を覚えさせません。これは酔いへの対策にもなることでしょう。
そして,謎解きをする為に「近距離:ヒロイン」「中距離:ギミック」「遠距離:他の星」と,『複数の距離を意識的に見分けないと進めない』状況が用意されています。これにより本作は,VR 環境でプレイする事に意味と価値のある体験をもたらします。
コンセプトアート
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■スタッフ
・企画・設定・シナリオ・ゲームデザイン・レベルデザイン・スクリプト
かざみみかぜ、
・開発
フォージビジョン株式会社
・キャラクターデザイン
玉岡かがり
・音楽
水野裕之
・コンセプトアート
irohamu
・キャラクターモデリング
ヒノイチ
・オブジェクトモデリング
ばね@まじめもでら/銀獅/しえら
・キャラクターモーション
ポンポコP/フレディ
・声の出演
阿部里果(VIMS)
・声優協力
アーツビジョン株式会社
・パブリッシャー
メディアスケープ株式会社
・著作
(資)自転車創業
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<ヒロインデザイン> |
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<オブジェクトデザイン>(一部例) |
<ヒロイン表情集> |
<オブジェクトデザイン>(一部例) |
※ 画面写真は全て開発中のものです。
※ “PlayStation”,“PS4”は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商
標または商標です。