連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第488回「ヘルニアに苦しむプロレスラーの光と闇の行方」
当初,医者には2〜3か月で良くなると言われたのですが,5か月経ち,6か月経ち……どうにも不安になってきたので,別の病院で再検査を受けようかと考えています。しかし二足歩行という業を背負ったばかりにこんな苦しみを味わうとは……人間ってのはおかしな進化をしたものですなぁ。
しこ事情(※しこりんの事情)により収録回となった「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第135回では,久しぶりにプロレスラーの男色ディーノさんをゲストにお招きして「ファイヤープロレスリング ワールド」(PC / PS4)を特集。
ディーノさんにレクチャーしていただきつつ,さまざまなルールで白熱のバトルを繰り広げてきましたが,やはり注目すべきは極めて自由度の高いエディット機能ですね。ディーノさんが完璧に再現されているのはもちろんのこと,マフィア梶田もバッチリ作り込むことが可能でした。
「ファイプロ」の極まったファンになると,自分の作ったレスラーが戦っている様子を眺めているだけで酒が飲めるらしいんですが,その気持ちもよく分かりますわ。プロレス知識抜きでも純粋に盛り上がれるゲームなので,オススメです!
「ファイヤープロレスリング ワールド」公式サイト
2020年1月16日に発売されたPlayStation 4用ソフト「龍が如く7 光と闇の行方」。「龍が如く」シリーズのナンバリング最新作かつ,メインキャラクターを一新しての再スタートを果たした本作ですが,なんとゲームシステムまでアクションからRPGに変化していると聞いて気になっていたんですよね……。
そこで先日,久々に自分のチャンネルでブロードキャストをしながら遊んでみたところ,気が付けば飯を食うのも忘れて6時間のブッ通しですわ。
これまでシリーズを担ってきた「桐生一馬」と「春日一番」はまったく違った主人公像で,最初から極道としての“伝説”を背負っていた桐生さんとは違い,一番は何も成しておらず,むしろマイナスからのスタートとも言えるのが対照的です。だからこそ持ち前の人懐っこさと真っ直ぐさで,逆境から這い上がろうとする一番の姿はプレイヤーの共感を誘いますし,人間的魅力に溢れているんですね。
エピソードの端々に大きな陰謀の影を匂わせつつ,キャラクターがそれに振り回されすぎていないというか,どこかロードムービーのように気ままで自由なのも個人的に好印象です。ケツの青い若者が戦いを通して成長していく物語が“青春”ならば,本作のようにオッサン達が年甲斐もなく突っ走る物語は“熟春”とでも言うべきでしょうか。
ボリュームも相当なもので,自分は6時間遊んだところでようやく一番が勇者の剣(※バット)を入手して冒険の入り口に立ったような状況。コマンドバトルのシステムは思った以上に「龍が如く」のエッセンスを保ったままRPGしていますし,サクサク進められて良い感じです。ストーリーを進めるとハローワークで転職できるようになるようですし,その辺りの職業選択がどうなっているのかも楽しみですわ。
そういえば「ドラクエの勇者に憧れている」一番の妄想によって敵の姿がモンスターっぽくなるところなんかもユニークですが,この辺はドラクエというより「ペルソナ5」の認知世界に近いモノを感じてニヤリとしてしまいました。春日パレス……。
まだまだ序盤ですが,とりあえず今のところまででも,面白いゲームであることに間違いないのは確定です。シリーズファンには呼びかけるまでもないですが,そうでない人は一旦「龍が如く」シリーズに対する先入観を取っ払って遊んでみてほしいです。ナンバリングとか気にせずに,純粋に現代モノの新しいRPGとして楽しんでほしいですね。
「龍が如く7 光と闇の行方」公式サイト
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