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印刷2018/02/22 19:56

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HTML5を活用したスマホ向けブラウザゲームの新プラットフォーム,「enza(エンザ)」タイトル体験会をレポート

 BXDは2018年2月20日,HTML5を活用したスマートフォン向けブラウザゲームの,新プラットフォーム「enza(エンザ)」のタイトル体験会を実施した。enzaのサービス内容や,このプラットフォームでリリースされる「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ」「アイドルマスター シャイニーカラーズ」「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」の3タイトルについて紹介されたので,本稿でレポートしよう。

サービス名称は「enza(エンザ)」。円のように集まって座ることをイメージし,みんなで集まって気軽に遊べることがコンセプトという
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 BXDタイトル体験会では,BXD代表取締役社長である手塚晃司氏と,BXD取締役である内藤裕紀氏に加え,ゲストととしてカラテカ入江慎也さん,モデル・タレントの鈴木 咲さんが登壇した。
 まずは手塚氏より,あらためてBXDという会社について,「Breakthrough × Digital Life」を合言葉に,IPを軸としたさまざまなエンターテイメントを組み合わせ,新しいゲーム体験を届ける会社であることが説明された。
 ブラウザゲームから映像やグッズ,音楽,ライブといったものとつながることで,新しい遊び方を提供するという。そして特定のIPが好きだという世界中のファンが輪になり,一緒にワイワイ楽しめる場所を提供することが目的だと語った。

手塚氏によると,enzaを利用することによって1人で遊ぶだけでなく,子供の頃,友達の家で一緒にゲームをプレイしたように,みんなで集まるともっと楽しめるという
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enzaのロゴは大小カラフルな四角形が円のようにデザインされている。これは大人も子供もいろいろな人が集まって楽しむ姿をイメージしているとのこと
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 続いて内藤氏により,enzaはブラウザからページが開いてゲームを遊べる形式なので,アプリのインストールが不要なこと,端末の容量を気にすることがないといった,enzaのメリットも挙げられた。

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 また,同サービスでチャットや掲示板などの利用も可能で,enzaは仲間同士ですぐに集まって遊べるプラットフォームであることが紹介された。SNSのアカウントを所持していれば会員登録もシンプルに完了でき,みんなで一緒に楽しめるという点を重視していることがアピールされている。

 ちなみにenzaで遊べるタイトルのマネタイズは,基本プレイ無料のアプリ内課金制を採用し,決済方法としては「バナコイン」という電子マネーが用意されているとのこと。

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新情報も発表されたenzaの3タイトルを紹介


 enzaの紹介ののち,このプラットフォームでサービス予定の「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ」「アイドルマスター シャイニーカラーズ」「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」という3タイトルが,あらためて紹介された。


■「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ

三田健介氏(写真右)
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 「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ」のプロデューサー,三田健介氏によると,本作は“目の前の相手とリアルタイム対戦”をブラウザで実現することをテーマとし,開発されたとのこと。離れている人とも遊べるが,対面して遊ぶことでさらに楽しめるゲームだという。

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 気になるゲーム内容は,8枚からなるデッキを構築し,リアルタイム対戦を繰り広げるというもの。バトルの流れは,デッキから2枚のカードがランダムで選出されるので,プレイヤーが選び,場に出すという形式になっている。互いのプレイヤーが出したカードのアタックランク(1〜8)が高いほうが勝利し,最終的に相手のヒットポイントをゼロにすれば勝敗が決まるそうだ。

 場に一度出したカードは以降,手札になることはなく,ただ強いカードを出していけば勝てるというわけでもない。こちらが最弱のカードを場に出し,相手が最強のカードを出した場合は,そのターンは敗北するものの,試合の全体状況としては有利となる。

クリリンが倒されると悟空が超サイヤ人に変身したり,ピッコロがネイルと融合して強化されたりといった,オリジナルを再現する要素も盛りだくさんだ
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 カードによって特殊な効果を持っていることがあり,効果の発動条件を満たすために特定の順番で手札を切ったり,オリジナルシーンを再現するかのようなバトルになると専用の演出が挿入されたりと,ファンに嬉しいポイントも多数用意されている。

地面が割れたり,都市が破壊されたりと,ドラゴンボールといえばこれ! 的なギミックもある
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 対戦がメインとなるタイトルなだけあって,対戦環境の構築も注力されている。URLや2次元バーコードを通じてすぐに友達とバトルしたり,招待機能で見知らぬ人と戦えたりもする。現在は事前登録が受付中だ。

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■「アイドルマスター シャイニーカラーズ」

 「アイドルマスター シャイニーカラーズ」については,アイドルマスター総合プロデューサーを務める坂上陽三氏より紹介された。アイドルマスターシリーズの新作として,すでに事前登録受付が始まっている本作。そんな本タイトルについて坂上氏は,さまざまなな個性を持った女の子達が,トップアイドルを目指して輝くことをイメージして名づけたと語った。

坂上陽三氏(写真右)
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 ゲームの特徴としては,シリーズでおなじみのアイドル育成に加えて,全国のプロデューサーとライブ対戦を繰り広げられることが挙げられた。新たなアイドルたちが“ユニット”で登場することも本作のコンセプトになっているという。

ゲームの舞台となるのは,283(ツバサ)プロダクション。マンションの一室を改造したような事務所となっており,ここから新たなアイドルが生まれることになる
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283(ツバサ)プロダクションの社長「天井務(アマイツトム)」。立ち絵はシルエットで,事務員の女性は「七草はづき」というアルバイトとのこと。七草はづきは豊富なアルバイト経験を持ち,多彩な特技がある。アイドルたちのダンスレッスンも彼女が指導しているらしい
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本作を代表する3人ユニット「illumination STARS」
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5人ユニット「L'Antica(アンティーカ)」も公開。ゴシックでスチームパンクなイメージだ
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 ユニットの発表は2組だけだったが,今後も新ユニットを順次発表していくことを約束し,ゲーム概要についての紹介へと移った。
 本作は,基本的にアイドルの育成とライブ対戦が軸となっており,アイドルの育成(プロデュースパート)ではレッスンやお仕事,オーディションなどでステータスアップやファンを獲得し,アイドルを育てていくという。ただし,アイドルのプロデュースには期間が存在し,限られた条件でアイドルたちを育成していくシステムが採用されている。

アイドルとのコミュニケーション要素も搭載。オーディションでは,アイドルに指示して審査員へのアピールを十分に行う必要もある
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異なるユニットのアイドルを,ライブ対戦で編成することは可能だという
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コアなファンならお気づきだと思うが,本作はどちらかというと初期のアイドルマスターを彷彿とさせるゲームデザインとなっている
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■「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」

 最後は「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」の紹介だ。登壇したのは,プロデューサーの坂井謙介氏である。

 本作は,12球団の中から好きな球団の監督兼オーナーとなって,選手カードを収集しつつ,育成もこなしながら全国のライバルを相手に戦い抜いていくという内容となる。1人で楽しめる「ペナントレース」,フレンド同士で競い合うリーグ戦「フレンドリーグ」といったコンテンツも用意されているとのことだ。

坂井謙介氏(写真右)
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 坂井氏は,本作の最大の特徴として,カードに選手の実写があしらわれることを挙げた。また各選手のスキルもあり,コンボをつなげられるという説明もつけ加えた。

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 「ペナントモード」は,監督目線で4月からのペナントレースを追体験できるモードになっており,各選手のコンディションなどを見ながら適宜オーダーを組み替えて試合に臨んでいくという内容だ。試合は基本的にオートで進んでいくが,オーダーの組み合わせによってコンボが成立し,試合を有利に進められる。
 試合中にチャンス,またはピンチの場面になったとき,監督となっているプレイヤーが直接指示を出してゲームに介入できる要素も存在する。そこで活躍するのが各選手に備わっているスキルだ。スキルには「力」「技」「速」という3種類の属性が存在し,3すくみの関係性にある。スキルを使用する場面では,自分だけでなく相手も同じくスキルを使用することになり,そこでどのスキルを使用するかの読み合いが生まれる。
 スキルは属性のほかレアリティも存在し,たとえば同じ属性のスキルを両方が使用した場合,レアリティの高い方が勝つといった形になる。こうしたスキルの読み合いを制して試合の勝利を目指すのだ。

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 「フレンドリーグ」は,フレンド間でリーグを作り,その中で戦い抜いてナンバー1を決めるモードとなる。フレンドリーグでは,チャットなどでほかのメンバーに声をかけて試合できたり,試合中もチャットを用いて会話できたりと,文字どおりワイワイ楽しみながらプレイできる要素だ。

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 以上,3タイトルの紹介後,手塚氏と内藤氏が再び登壇し,それぞれのタイトルについて開発状況を述べたあと,リリースについては3タイトル同時ではなく順次リリースしていく旨や,3G回線でも安定して動作するように鋭意開発中であるとした。リリース時期については「春」とのことで,具体的なところは不明である。

 また,手塚氏より本サービスの発表後,さまざまなデベロッパーから多くの問い合わせを受けたため,デベロッパー向けのenza技術説明会を開催予定とのことだ。

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第2部では3タイトルを実際にプレイ


 3タイトルを配信に先駆けて体験できる,先行プレイ会も続いて行われた。カラテカ入江さんと鈴木さんもプレイに参加し,それぞれ感想を述べていた。以下,各タイトルのフォトレポートと,先行プレイ会後にいただいた鈴木さんからのコメントを紹介しよう。

先行プレイを楽しむカラテカ入江さんと鈴木さん
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■「ドラゴンボールZ ブッチギリバトル」

2枚のうちどちらを使うか。相手の出方を探り,駆け引きを制していこう
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カードを場に出して,相手の出したカードよりアタックランクが高ければ,相手のヒットポイントにダメージを与えられる
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カードによって個性あふれるスキル,特徴がある。たとえばフリーザであれば,変身によって自己強化が可能だ
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クリリンがバトルに負け,かつ特定の悟空カードを持っている場合,悟空は超サイヤ人へと覚醒する
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■「アイドルマスター シャイニーカラーズ」

レッスンやお仕事,オーディションといったプロデュースを繰り広げよう
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アイドルとのコミュニケーションもプロデューサーの大切な努め
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オーディションでは,審査員のアピールが重要となる
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スキルを発動すると大幅にアピール値が上昇
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■「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」

監督権オーナーとして選手のコンディションを管理しよう
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試合は基本オートで進行する。チャンスやピンチ時は操作介入によるスキル発動が可能だ
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レア度の高いスキルを発動するとリッチな演出が発生する
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 最後に,ゲストとして登壇した鈴木 咲さんから感想のコメントをもらえたので,本稿の締めとして掲載しよう。


4Gamer:
 まずは本日体験された3タイトルについてのご感想をお願いします。

鈴木 咲(以下,鈴木さん):
 ドラゴンボールは簡単で迫力もあるし,今はドラゴンボールを知らない人もあんまりいないので,誰とでも楽しく遊べるんじゃないかなって思いました。アイマスはやっぱり女の子がめちゃめちゃ可愛いので,誰が推しかをみんなで話し合いながらプロデュースしたいですね。ファミスタは私があまり野球を知らないので,カープがすごく好きな友達の菜乃花(グラビアアイドル)に,いろいろ野球の知識とかを教えてもらいながら遊べたら楽しいかなって思います。

4Gamer:
 3タイトルの中でもっとも興味を惹かれたタイトルはどれですか?

鈴木さん:
 分かりやすいのはドラゴンボールですけど,やり込みむなら,やっぱりアイマスがいいかなと思います。自分も一応アイドル経験がありますが,アイマスのプロデューサーさんたちは全国にいっぱいいて,熱を持ってアイマスをプレイしているので,私もああいう風にプロデュースしてほしかったなっていう思いがあって,そういう意味でいろいろ思い出に浸りながらアイマスをプレイしてみたいですね。

4Gamer:

 なるほど,自分が育てる側になるんですね。

鈴木さん:
 はい。私だったらこの娘はこうやって育てようとか,こんな仕事はさせないとか言いながらやりたいですね。

4Gamer:
 経験者ならではといった部分もありそうですね。ちなみに移動中などスマホでゲームはプレイされたりするのでしょうか?

鈴木さん:
 お仕事柄いろいろプレイさせていただくことも多いので,結構していますね。でも,やっぱりアプリは容量を圧迫するんですよね。でもそこを圧迫しないこの3タイトルはめちゃめちゃありがたいです。

4Gamer:
 ちなみに,どれくらいのタイトルをスマホに入れているんですか?

鈴木さん:
 20くらいは入ってると思います。いっぱいプレイするタイトルもあれば,たまにプレイするタイトルもありますね。

4Gamer:
 4Gamer読者にも一言いただけると嬉しいです。

鈴木さん:
 4Gamerの読者の皆さま,こんにちは。鈴木 咲です。30歳になりましたが,ゲームって年齢を問わずに遊べる,すばらしいコンテンツだと思うので,みんなで遊べていけたらいいなと思っています。私の知らないゲームもまだまだいっぱいあると思うので,もしよかったらTwitter(@suzukisakiika)とかで,皆さんオススメのゲームを教えてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。


「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ」公式サイト

「アイドルマスター シャイニーカラーズ」公式サイト

「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ

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    アイドルマスター シャイニーカラーズ

  • 関連タイトル:

    プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ

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