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[CES 2018]Radeon RX Vega搭載の第8世代Coreプロセッサ新製品と,搭載するゲーマー向けNUCの実機を見てきた
4Gamerでは,そんなCore
というわけで上に示したものがCore
写真右側にあるCPUのダイ(※半導体本体)を基準に見比べてみると,写真左側にあるHBCのダイ面積は8割程度,GPU部分のダイ面積は1.6〜7倍程度といったところか。
CPUと単体GPUを別々に実装するのに比べれば,確かに実装面積は大幅に小さくなるだろう。とはいえ,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)は100Wもしくは65Wにもなるとのことで,熱源となる3つのダイが一か所に集中するシステムを効率よく冷却するには,OEMとなるPCメーカー各社も相応に苦労しそうに思える。
続いては,Core
NUCと言えば超小型のPCというイメージだが,NUC8i7HVKの筐体は,NUCとしてはかなり大きめだ。
Razerのマウス「Razer Lancehead Tournament Edition」と並べた写真を見ると,その大きさをイメージできるのではないかと思う。
もっとも,大きいといっても「NUCとしては」の話であり,ゲーマー向けのノートPCやデスクトップPCに比べてコンパクトなのは確かだ。
NUC8i7HVKで面白いのは,ビデオ出力インタフェースが充実しているところである。本体前面にはHDMI出力が1つ,背面側にはThunderbolt×2,Mini DisplayPort出力×2,HDMI出力×1と,全部で6系統ものビデオ出力を有しているのだ。
小型PCやゲーマー向けノートPCで,これほどのビデオ出力インタフェースを備える製品は見たことがなく,多画面派のPCユーザーにもなかなか魅力的なPCとして利用できるかもしれない。
残念ながら,価格や発売時期についての情報はまだなし。かなりリッチな構成だけに,安価にはならないだろうが,国内での展開が楽しみな製品とは言えるのではないだろうか。
[CES 2018]「Radeon RX Vega搭載の第8世代Coreプロセッサ」が正式発表。「ミドルクラス市場向け単体GPU並みの3D性能」を1パッケージで実現へ
Intel公式Webサイト
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