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「ワンダと巨像」コンサートのリハーサルをレポート&全演奏曲目を公開。各プレイガイドでは,当日引換券の販売が3月7日にスタート
この公演は,「ワンダと巨像」(PS4 / PS3 / PS2)の世界を彩る数々の名曲を,ピアノとオーケストラ,そして混声合唱による生演奏でお届けするというもの。本稿では,公演に先駆けて行われたリハーサルの模様をレポートしよう。
「ワンダと巨像」公式サイト
「ワンダと巨像」ピアノ&オーケストラコンサート特設ページ
今回の公演は二部構成となっており,第一部はピアノと弦楽オーケストラ,第二部はピアノとフルオーケストラ,そして混声合唱による演奏が披露される。それぞれのセットリストは,「実際に会場に行ってから知りたい」という人に配慮し,この記事の2ページめに掲載している。
また第一部,第二部とも,セットリストの構成は「ワンダと巨像」のゲーム中の流れを意識している。そのため,可能であれば一度同作をエンディングまでプレイしてからコンサートに足を運ぶことをオススメしたい。
なお,第一部は冒頭2曲がピアノソロ,残り4曲がピアノと弦楽オーケストラという形で,ゲームの主人公であるワンダがたどる呪われた運命を再現しつつも,繊細で美しい側面が強調されているという印象だ。
続く第二部はオーケストラにより,巨像の躍動感やワンダが巨像と対峙するときの不安,逆にワンダが優勢に立ったときの高揚感,そしてワンダに終始つきまとう運命の影が,ときに壮大に,ときに静かに表現されていく。
残念ながら今回のリハーサルでは混声合唱を聴くことはできなかったのだが,本番では表現にさらなる厚みが加わるはず。また一つの公演でピアノソロ,ピアノ&弦楽オーケストラ,オーケストラ&混声合唱というさまざまな編成を楽しめる機会はそう多くない。「ワンダと巨像」のファンはもとより,音楽好きにとってもまたとない機会になりそうだ。
なお,このリハーサルには「ワンダと巨像」の音楽を作曲し,今回のコンサートでも編曲の監修を手がけたの大谷 幸氏も同席し,各曲のテンポやニュアンスなどを細かくチェックし,指示を出していた。
リハーサル終了後,大谷氏から感想と公演本番に向けて期待を語ってもらったので,以下に掲載する。
「リハーサル初日ということで,混沌としたパートもあり,予想より良かったところもあり,という感じでした。出だしとしては非常にハイレベルで,とくに管楽器は思っていたよりもいい音でしたね。今日,修正した部分をしっかり実らせて,本番で皆さんに感動していただける演奏に仕上げたいです。私自身も本番を楽しみにしております」(大谷氏)
「Music 4Gamer #2『ワンダと巨像』ピアノ&オーケストラコンサート」の前売り券は,東京音協オンラインとチケットぴあでは本日(3月6日)23:59まで全席種販売中。イープラスでは本日18:00まで,楽天チケットでは3月7日9:59まで,オンラインチケットMY Bunkamuraでは3月7日23:59まで,一部席種を販売中。また,3月7日からは,各プレイガイドで当日引換券の販売が全席種予定されている。
平日開催ということもあり,ギリギリまで悩んでいる人もいるだろうが,オフィシャルな「ワンダと巨像」単独のコンサートとしては世界初の開催となる,一夜限りのこの公演をお見逃しなく。
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