プレイレポート
「リネージュ2M」の新たな領地「オーレン」を巡ってきた。各地の特徴のほか,見逃せないドロップアイテムなども紹介
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「オーレン」は,6月10日に実装された八つの狩り場と二つの拠点,6月23日に追加された7つの狩り場で構成されており,任務クエスト(メインストーリー)第5章の舞台となっている。クラスにもよるが,少なくともレベル50前後でないと戦闘が厳しいため,現時点では上級者向けの地域と言えるだろう。
ただし,「オーレン」への入場自体にレベル制限はなく,テレポート代さえ支払えば誰でも訪れられる。とくに一部の狩り場で見られる雪景色は綺麗なので,興味がある人は観光がてらいろいろな狩り場を巡ってみるのもいいだろう。狩り場の中には,いきなりたくさんの先攻モンスターから襲われるようなところもあるので,デスペナルティの無料復旧を確認するのもお忘れなく。本稿では,各地の特徴と,ぜひ狙っておきたいモンスターのドロップアイテムについてお伝えしていこう。
「オーレン城の村」
「オーレン」で商人がいる唯一の場所であり,冒険の際は必ず立ち寄ることになるのが「オーレン城の村」だ。紛争地帯に建てられているだけあり,「ギラン城の村」とは対照的である。「ギラン城の村」は華やかな雰囲気なのに対し,「オーレン城の村」は建物も石組みもグレーの一色。地面はむき出しでまばらに草が生えており,村の一角では衛兵たちが訓練をしている(攻撃できるが,非常に強いので一瞬で返り討ちに遭うだろう。倒されても経験値の損失はない)……と,質実剛健な印象だ。
「ギラン城の村」には,広いレベル帯のプレイヤーが集まっているが,「オーレン城の村」は上級者向けのマップであるためか,筆者が訪れた時点ではまだ人は少なかった。
周囲は高い城壁に囲まれているが,そこにかかっている垂れ幕にはルーンを思わせる文字が書かれており,狩り場の雪景色と相まって北欧を彷彿とさせる。
村にいる商人たちの中でも注目したいのが「象牙の塔スキルブック商人」だろう。「象牙の塔」は,これまでの任務クエストでも名前が出てきたが,賢者たちがさまざまな研究を行ってきた場所である。それだけに,この商人からは強力な英雄級スキルブック「グランド〜マスタリー」を入手可能だ。お値段は5400万アデナとかなりの高額だが,その武器の特性を伸ばすパッシブスキルになっている。例えば短剣の「グランドダガーマスタリー」はAGIとダブル確率がアップし,スタッフの「グランドスタッフマスタリー」は射程が伸びて状態異常命中確率が上がり,魔法命中も上昇といった具合に,習得できれば戦力アップ間違いなし。頑張ってアデナをためたいところだ。
「猟師の村」
マップアイコンでは「拠点」の分類になっており,モンスターは出ないのだが,商人もいないという変わり種の村だ。雪が降り積もる中に簡素な小屋がいくつか建てられているだけで,周囲を守るのも丸太を寄せ集めた柵と心もとない。土地に根差した猟師のための場所であり,オーレンの厳しさを象徴していると言えるだろう。
「リザード プレイン」
下生えが繁茂しており,春から初夏のような風景が広がる。「ティマック オーク」と「レット リザードマン」が激しい戦いを繰り広げる地という設定だが,「ベイビー ステップ フォックス」「ワイルド アンテロープ」「ワイルド ベアー」といった野生動物がうろついていることもあり,どこかのどかな印象を受ける狩り場だ。
「オーレン」ではもっとも敵が弱く,先攻モンスターがいない。アイテム集めが好きな人なら「レット リザードマン」から新武器「レット リザードマン〜」を集めておこう。現時点でコレクションはなく,等級も高級なので即戦力とはならないだろうが,収集欲を満たせる。
短剣クラスなら「レット リザードマン スカウター」から英雄級スキルブック「暗殺秘本(リセット ムーブメント)」を狙いたい。ほかのプレイヤーを倒すとスキルの再使用時間が初期化されるパッシブスキルであり,今後実装が予定されている対戦コンテンツ「攻城戦」に参加予定の人はなんとか確保しておきたいものだろう。
「レット リザードマンの集落」
「レット リザードマン」の前線基地的な場所。景色自体は「リザード プレイン」とそう変わらないものの,「レット リザードマン ウォーリア」「レット リザードマン ランサー」といった先攻モンスターも混じるようになり,難度も上がっている。
ボスモンスター「タルキン」からは弓関連の希少級アイテムが手に入る。ラインナップには「アカト ロングボウ」や「弓術教本(スタンス オブ スナイパー)」「弓術教本(スタンス オブ スカウター)」など,これまでの狩り場で出た品もあるが,防御力と遠距離命中が上がる「エース グローブ」は見逃せない一品ではないだろうか。
「レット リザードマン〜」からは「ホーリー スピリット クローク」「ウンディーネ クローク」「シルフ クローク」といった希少級クロークが落ちる。いずれも「ドラゴン バレーのダンジョン」などでも手に入った品だが,強化品が各種コレクションに関わっているので,戦力の底上げを狙うなら集めたい。
「ティマック オーク 警戒地」
こちらは「オーク」たちの根城である。何かの頭蓋骨を祀ったトーテムもあり,「レット リザードマンの集落」より危険そうなムードだ。
ここで手に入る新アイテムは希少級「サンダー レザー ブーツ」と高級「ムーンストーン イアリング」。前者は「エリート ティマック アサルト」「ティマック ウォッチガード」「ティマック ウォッチマン」,後者は「ストーンクロー ボア」「ハウリング ウルフ」が落とす。
「エリート ティマック アサルト」は,「サンダー レザー ブーツ」と英雄級「戦闘技術書(ダブル ショック)」が手に入る。後者はこれまで血盟商人や製作,そしてボス「ベヒモス」から手に入ったが,通常の狩りでも狙えるようになったわけだ。
「ティマック オーク アウトポスト」
ボスの「セル」は「二刀流秘伝書(ダンス オブ フューリー)」「ブルー ウルヴズ ブレスト プレート」など,これまで「フローラン開拓地」の「ティミトリス」が落とした品を出してくれるのに注目しよう。セル自身は「パアグリオの祭壇」にも出現する。要は入手機会が増えたというわけで,これらの品が欲しい人には嬉しいところだろう。
一般のモンスターも強くなり,ドロップアイテムにもちょいちょい赤色(英雄級)が混じるようになる。新アイテム「ライト ゲートル」は「エリート ティマック ガーディアン」と「エリート ティマック クラッシャー」から,片手剣の新スキル「戦闘技術書(ホーリー ストライク)」は「エリート ティマックトレイン リーダー」から,それぞれ入手可能だ。とくに後者は聖属性の追加ダメージを与えられるため,闇属性モンスターの狩り場で重宝する。
「パアグリオの祭壇」
恐ろしげな祭壇が周囲を睥睨する,不気味な狩り場。「ティマック アルター ウォッチマン」「ティマック アルター ウォー ハウンド」「ティマック アルター ガーディアン」といった先攻モンスターがあちこちにおり,レベルが足りないと厄介である。ボスの「セル」はこちらにも出現するため,状況によって「ティマック オーク アウトポスト」と狩場を使い分けるといいだろう。
二刀流クラスを使っている場合,「ティマック アルター ガーディアン」を重点的に狩りたい。なぜなら「二刀流秘伝書(ソニック ブラスター)」が手に入るためで,血盟に加入していなかったり,製作の材料が足りなかったり,「ミュータント クルマ」や「タラキン」といったボス狩りに参加できなかったりした人はここでドロップを狙おう。
また,新たな高級アイテム「オーキッシュ パワー ガントレット」もここで落ちる。
「猟師の渓谷」
雪が降りしきる森の狩り場。こちらも先攻モンスターが多く,テレポートが終わった瞬間に囲まれていることがある。これ自体はなんら珍しい現象ではないのだが,敵が強力なうえ,まだ人口が少ないこの狩り場では,へたをすると致命傷になりかねない。基本中の基本ではあるが,「帰還スクロール」を使うタイミングを見誤らないようにしたい。
新たな英雄級「アイス ゲートル」は「エリート マノ シレノス コマンダー」からのドロップ。このモンスターは「風のプロテクション リング」も持っている。「リネージュ2M」では後半になるほど属性防御が重要になるため,未入手だったり,ダイヤを節約したかったりする人はここで狙おう(とはいえ,ここまで来るようなプレイヤーなら何らかの手段で調達済みかもしれないが)。
スタッフクラスなら「マノ シレノス ウォーロック」も要チェック。新たな英雄級スキル「魔導書(フローズン クリスタル)」と,新希少級アイテム「ラキシス フード」を落とすためだ。
新アイテム「シレノス強化レザー メイル」「シレノス強化ブレスト プレート」などのシレノス装備は,新実装の高級装備で,アイテムコレクションに登録できる。「マノ シレノス ウォッチャー」などから手に入れよう。
「黒い森」
こちらも雪降る森のマップだが,巨人のような「バレー バグベアー」たちが闊歩しており,北欧神話的なムードが強い。
この狩り場に出るモンスターは何らかのシギルをドロップする。新シギルのうち,希少級の「エルダラク」と高級の「アスピス」はどちらもここで入手できる。「エルダラク」は「エリート バレー バグベアー リーダー」「バレー バグベアー スロワー」「バレー バグベアー ソーサラー」「狂気に満ちたバディリン」から,「アスピス」はエリート バレー バグベアー リーダーと「ブラックフォレスト バット」からそれぞれドロップする。
あらためて書くまでもないが,シギルが必要となるコレクションは豊富にあるし,強化した品を求められる割にはシギル自体の安全強化値はゼロである。コレクションに抜けがあったり,強化に失敗して消滅したりした場合は,ここで集めるのもいいだろう。
「山賊の巣窟」
モンスターの多くが先攻という恐ろしい狩り場だ。飛び込む前には充分に準備を整えていきたい。
ボス「バルボ」は,さまざまな英雄級アイテムをドロップする。新たな短剣「ソウル セパレーター」,そして「忘れられた英雄のリング」「戦闘技術書(ダブルショック)」「英雄級製作図」は垂涎ものだろう。短剣クラスはもちろん,英雄級装備を作りたい人も狙い目のボスだ。
新たな装備については,高級「ブラスト プレート」が「キャンプのエリート山賊スピアマン」「倉庫のエリート山賊ガードマン」など,そして「ブラスト ゲートル」は「キャンプのエリート山賊スピアマン」や「倉庫のエリート山賊ガードマン」などがそれぞれドロップする。また高級「スケイル ゲートル」は「バルボの愛犬」や「倉庫の山賊ウォッチガード」「倉庫の山賊ウォッチマン」から手に入る。
「オーレン」自体にはテレポート代を払えば誰でも入場でき,レベル40代後半であれば一応モンスターを倒すことは可能だ。効率的に狩りをするならレベル50以上が必要だが,レベルが足りなくとも,6月23日に追加された新エリアも含めて観光がてら一度「オーレン」に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
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