連載
The Cake is Not A lie! 2つの名作がコラボした「Bridge Constructor Portal」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1613回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,「Bridge Constructor」と「Portal」の2タイトルがコラボした,スマホゲーム「Bridge Constructor Portal」(iOS / Android)を紹介しよう。今回はいつものほぼ日とは違い,Portalシリーズらしい説明文でお届けしていく。
「Bridge Constructor Portal」ダウンロードページ
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「Bridge Constructor Portal」にようこそ。ここではさまざまな条件が設定されたテストチャンバーで橋を建設し,被験者と試験車両をゴールまで導いていきます。テストチャンバーには物理演算が採用されているので,構造上の欠陥を抱えた橋を建設すると,重大な事故が発生する可能性があることを覚えておいてください。アパチャーサイエンス制御コンピュータである「GLaDOS」の指示に,よく従うとよいでしょう。
ホーム画面でプレイを選び,簡単な面接を済ませたら,あなたの能力を存分に発揮できるテストチャンバーへ向かいましょう。あなたには前任者の残した建築物の撤去と,より完成度の高い橋の建設が求められます。オブジェクトの設置や撤去はタップによって行いますが,細かな調整が必要な場合は,画面をピンチして拡大/縮小してください。
より完成度の高い橋を建設できましたか? すばらしいです。画面下のテストアイコンをタップして,建築物が致命的な欠陥を抱えていないかチェックしましょう。操縦アイコンをタップし,被験者と試験車両を走行させ,ゴールへ到達できるか確認してください。隣の車列アイコンをタップすれば,複数の被験者と試験車両を走行させることもできます。
テストチャンバーによっては,スタートとゴールが一直線につながっていないことがあります。その際,アパチャーサイエンスの技術により,チャンバー内には「ポータル」が出現します。ポータルは次元内ゲートであり,同色のリング同士の空間をつなげるものです。
テストの基本的な手順を理解したら,後はあなたの想像力を駆使して,被験者と試験車両をゴールへ導いていきましょう。テストチャンバーはクリアするたび,挑戦できるレベルも増えていきます。(アパチャーサイエンスの技術者がテストした段階では)テスト環境は60レベルまで存在しており,十分なボリュームが確保されています。
「Bridge Constructor Portal」について理解できましたか? 2つの名作のマッシュアップである本作は,Bridge Constructorのゲーム性を損なうことなく,Portalの斬新な設定とウィットに富んだテキストを融合しています。価格は日本円で600円とやや高額ですが,科学のための献身に無類の欲求を持つあなたならば,すぐにでもダウンロードできるでしょう。もしも遊んでくれたら,ご褒美にケーキを作りますよ?
著者紹介:瑞嶋カツヒロ
Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃(ドンパチ)・病原菌(ゾンビ)・鉄(巨大ロボ)。思春期にTFCに傾倒したのが運の尽き,今や物事は散弾銃で解決すべきと考えるようになってしまった。早くVRで魔法少女になりたい。
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2017 Headup Games, 2017 ClockStone, Portal (C) 2007 Valve Corporation
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