インディーズデベロッパ・NEXT Studioが2017年11月にSteamでリリースしたPC用タイトル「
Death Coming」が,最新アップデートで
日本語に対応した。ソフトの価格は698円だが,本稿執筆時点(12月22日)時点で,40%オフの418円(共に税込)となっている。
本作は,不思議な死によって思いがけず
「死神の代理」となったプレイヤーが,死神の仕事を体験しながら街中の魂を集めていくというタイトルだ。
本作では,プレイヤーが街中にいるキャラクターやNPCを直接的に操作できない。ゲーム中の人物の行動を観察し,「ベランダの植木鉢」「ネジの緩んだ広告看板」「信号機」など,対象の周囲にある危険物で
事故を作り出し,魂を集めていくのである。
本作の世界はドット絵で描かれているが,カメラをひいていくとアニメ調で描かれた滑らかな街が姿を現す。ポップなビジュアルとパズル要素を持つ,ブラックユーモアのきいたタイトルだ。
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『Death Coming(死神がきた!)』
日本語版正式発表
今度は運命を握る者になれ
インディーズ系ゲーム開発スタジオNEXT Studioが開発し、リリース後、圧倒的な好評を獲得したオリジナルゲーム『Death Coming(死神がきた!)』が2017年12月21日、日本語版を正式発表!
『Death Coming』は萌え系ドット絵の非ストーリー性パズルゲーム。プレイヤーは不思議な死によって、思いがけず「死神の代理」となり、死神の仕事を体験しながら街中の魂を集めていく。キミは本当に運命を握ることができるかな?現在、クリスマスセールを実施しており、過去最大の割引を実施中。セール期間中はたったの418円(40%Off)!
『Death Coming』Steam公式サイト:
http://store.steampowered.com/
app/705120/Death_Coming/
斬新なプレイ、意外性にハマる
「死神」であるキミは、ゲーム内のどのキャラクターやNPCも操作できない。「デスパワー」を備えた危険物を探したり、使用して魂を集めなければならない。他のゲームと違い、このゲームでは、プレイヤーは街中のどのキャラクターも直接操作することはできない。しかし、周囲にある「危険物」に影響を与えることで間接的に目標を達成できるのだ。中でもよく見られる危険物には、例えば「ベランダの植木鉢」、「ネジの緩んだ広告看板」、「信号機」等がある。
プレイヤーが街を好き勝手に破壊するのを防ぐため、死神が一定数の魂を集めると「天使」が降臨する。天使は一定範囲の視野を持っており、ゲームマップ内をあちこちパトロールできる。天使の視野範囲内では、プレイヤーがどんな動きをしても天使に気づかれてしまい、HPが1pt削られてしまう。HPは全部で3ptあり、なくなるとゲームオーバーだ。
アメコミと萌え系の融合、「輝きを放つ」ブラックユーモア
『Death Coming』は「ドット絵」を使って全ゲーム世界を描いている。驚くべきは、操作可能な視点距離から画面を引くと、密集したドットがクリアなアニメ画面に変わる点だ。全体的なデザインは昔ながらのアメコミスタイルとなっている。
画面のスタイルでもあるユーモラスなコンセプトによって、この作品は決して残酷な暴力モノではないゲームになっている。ゲームのテーマは破壊ですが、かわいい2頭身キャラクターが作り出すミクロな秩序社会がプレイヤーに極端なネガティブ感情を与えないようにしている。
綿密な作りこみ、プレイ第一のデザインを中心に
『Death Coming』のパズルスタイルは、普通のパズルゲームのような、ある物を見つけて、ある場所に置くという内容とは違う。難易度の上昇も複雑なフィールドに対する観察とアイテム使用のタイミングにかかっている。
総じて、パズルゲームとカジュアルゲームの間で言えば、本作は後者に寄っている。そして、プレイヤーはこのゲームをプレイする時、自分のテンポを落とし、フィールド内の全キャラクターの行動ルートや方法をよく観察しなければならない。こうすることで限られたアイテムの効果を最大限発揮できるのだ。
Death Coming』Steam公式サイト:
http://store.steampowered.com/
app/705120/Death_Coming/