イベント
注目のハイスピード対戦メカアクション「星と翼のパラドクス」ロケテストレポート&プロデューサーミニインタビューをお届け
2018年秋の稼働開始が予定されている「星と翼のパラドクス」は,コクピットを思わせる筐体に乗り込んで人型兵器「エア・リアル」を操作し,最大8人対8人のチームバトルに挑むというもの。筐体に備え付けられた操縦桿やペダル,プレイヤーの操作に合わせて動くシートなどの仕掛けの大きさと,フィールドの「ポート」を占領し合う戦略性の高いルールが特徴だ。
「星と翼のパラドクス」公式サイト
世界観の設定とアニメーションはサンライズが担当し,キャラクターデザインに「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られる貞本義行氏,メカデザインに「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の形部一平氏や「ゼノギアス」の石垣純哉氏といった豪華スタッフが参加している点も注目だ。
ちなみに,2月9日〜11日に開催された「ジャパン アミューズメント エキスポ2018」(JAEPO2018)では初のプレイアブル出展が行われて来場者の注目を集めたので,詳しくは2月10日に掲載した動画つきプレイレポートを参照してほしい。
今回のロケテストは2月16日〜18日,東京都のセガ池袋GiGO,大阪府のラウンドワンスタジアム千日前店,宮城県の仙台レジャーランド一番町店で開催され,16日と17日はCPU戦,18日は対人戦が予定されている。
初日となる16日は,平日にもかかわらずセガ池袋GiGOには多くの人が訪れ,開店前から列ができるほどの盛況を示していた。10:00にロケテストがスタートし,参加者達はさっそく筐体に乗り込んでエア・リアルの操縦体験を楽しんでいた。
本作のプロデューサーである,スクウェア・エニックスの丹沢悠一氏に話を聞けたので,その模様をお伝えして本稿の締めくくりとしたい。
4Gamer:
丹沢悠一氏(以下,丹沢氏):
シートが動きますので,3D酔いが少し心配でした。見た目の印象から「酔いそう」と思われる人も多かったようですが,実際にプレイされた人にはほとんど酔いがなかったようですので,そこは一安心というところです。
非対称のレバーにホイールやトリガーがついていたり,タブレット風の「サブモニター」をタッチする操作があったり,ペダルを踏み込んだりと,操作方法がバラエティ豊かなのが印象的です。
丹沢氏:
「コクピットでロボットを操縦する体験をしてほしい」と考えて,現在の操作系になっています。一見ややこしそうですが,平均して2〜3プレイされると慣れていただけます。
4Gamer:
ゲームには,プレイヤーのパートナーとなる「アズワン」というキャラクター達が登場します。彼女らがエア・リアルの性能に影響を与えるようなことはあるんでしょうか。
丹沢氏:
ロケテストではそうしたフィーチャーはありませんが,製品版だとアズワンそれぞれがエア・リアルの性能を向上させるスキル的な能力を持っています。一緒に出撃して親密度が上がると会話の内容も変化していきますし,プレゼントをやりとりするような要素もあります。アズワンは自由に変えられるので,その日の気分や使用する機体に応じて選んでください。
4Gamer:
製品版では機体のカスタマイズもできるとのことですが。
丹沢氏:
「頭」「胴体」「脚」「腕」「翼」「武器」を自由に組み替えられます。例えば脚はポートの制圧に影響を与えます。制圧能力の高い脚を選び,シールドを装備してポートの防衛に特化することもできるんです。
4Gamer:
それは楽しみですね。では,ロケテストに参加される人に向けて,ゲームの見どころを教えてもらえますか。
ポートを奪い合うという戦略はひとまず置いて,まずはロボットを操縦する感覚や,飛び回って敵を倒す気持ち良さを味わってください。2〜3回目からは味方の動きなどチームワーク的なところを意識するといいんじゃないでしょうか。
機体は一番癖のない「ソリディア」,ロールは連射武器が揃った「アサルト」がオススメですね。
4Gamer:
では,最後にメッセージをお願いします。
丹沢氏:
うしろから見ているだけでは分からないところもありますので,機会がありましたら実際に体験して感想をいただければと思います。
4Gamer:
ありがとうございました。
今回のロケテストのあと,2月23日〜25日には東京都のHey,愛知県のレジャーランドささしま店,福岡県のNamco 博多バスターミナル店でもロケテストが行われる予定だ。興味のある人はぜひ会場に足を運んでみよう。
「星と翼のパラドクス」公式サイト
- 関連タイトル:
星と翼のパラドクス
- この記事のURL:
(C)SQUARE ENIX SUNRISE
(C)2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. / SUNRISE