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「『おうちでドンカツ!太鼓の達人eスポーツ オンライン大会!』決勝大会」レポート。世界王者も絶賛する若手選手達が腕前を披露
「おうちでドンカツ!太鼓の達人eスポーツ オンライン大会!」は,Nintendo Switch向けリズムゲーム「太鼓の達人 Nintendo Switchば〜じょん!」の公式オンライン大会で,年齢別・難度別に全6部門が用意され,6月22日より順次予選が開催されていた。
決勝大会では,各部門の上位3名が決勝大会で腕を競った。対戦形式は,参加者が自宅で課題曲をプレイし,記録したスコアを用いて勝敗を決めるというもので,公平を期するべく以下のルールが適用された。
●「おうちでドンカツ!太鼓の達人eスポーツ オンライン大会!」決勝大会ルール
【其の一】「真打」モードでプレイ
【其の二】「太鼓とバチ for Nintendo Switch」を使用
【其の三】オンラインで,大会運営立ち会いの下,課題曲をプレイ
【其の四】チャンスは一度きり! プレイ時に何があっても再演奏は行わない
■キッズ部門「ふつう」決勝戦
未就学児を含む小学校3年生以下のプレイヤーが参加可能な,キッズ部門の難度「ふつう」の決勝戦では,いつき選手とどんちゃん選手,わたなべるい選手が競った。
課題曲は「R.Y.U.S.E.I.☆5(ふつう)」と「もじぴったんメドレー☆4(ふつう)」。
1曲めの「R.Y.U.S.E.I.☆5(ふつう)」は,連打や大音符が比較的多く,そこを丁寧に叩けたどうかが勝負を分けた。わたなべるい選手は連打数こそ多かったものの,いつき選手より「可」判定を取ってしまうことが多く,後塵を拝することに。結果,99万2500点を獲得したいつき選手が暫定トップとなった。
2曲めの「もじぴったんメドレー☆4(ふつう)」は,長めの曲なので最後まで集中力を切らさずにプレイできるかどうかが1つのカギとなる。こちらも丁寧なプレイで「可」判定を極力少なめに抑えたいつき選手がトップに立ち,2曲合計で198万8220点を獲得して優勝を決めた。
■キッズ部門「むずかしい」決勝戦
キッズ部門の難度「むずかしい」の決勝戦には,かんわある選手としのぶ選手,大晴選手が出場した。
課題曲は,「残酷な天使のテーゼ☆6(むずかしい)」と「ナムコットメドレー☆6(むずかしい)」。
1曲めの「残酷な天使のテーゼ☆6(むずかしい)」は,イントロのテンポがゆっくりなのでタイミングがズレやすく,判定が「可」や「不可」になりやすいなどの特徴がある。試合は暫定トップのかんわある選手が97万8200点,しのぶ選手が97万7080点と,どちらが優勝してもおかしくない大接戦となった。
2曲めの「ナムコットメドレー☆6(むずかしい)」は,さまざまな曲で構成されているためテンポがコロコロ変わり,こちらは全編通してタイミングを取るのが難しい。かんわある選手は特殊連打を駆使して連打数を稼ぐ一方,しのぶ選手は連打数と「可」判定にならない精度のバランスで勝負。結果,2曲合計で196万1410点を獲得したしのぶ選手の逆転優勝となった。
■小学校高学年部門「むずかしい」決勝戦
小学校4〜6年生が参加可能な小学校高学年部門の難度「むずかしい」の決勝戦には,あみ選手といぶき選手,にんげん選手がエントリーした。
課題曲は「エンジェル ドリーム☆7(むずかしい)」と「塊オンザロック〜メインテーマ☆7(むずかしい)」。
1曲めの「エンジェル ドリーム☆7(むずかしい)」は,「太鼓の達人」シリーズの代表的な楽曲で,楽しげなリズムに乗ってタイミングよく叩けるかどうかがポイント。試合では3選手とも精度の高いプレイを披露し,にんげん選手が100万3470点,あみ選手が100万2430点,いぶき選手が99万6790点と僅差の接戦に。
2曲めの「塊オンザロック〜メインテーマ☆7(むずかしい)」も楽しげなリズムが特徴だが,「エンジェル ドリーム☆7(むずかしい)」よりも少しテンポが遅いので,そのぶんタイミングを取るのが難しいかもしれない。誰が優勝してもおかしくない緊張感の中,より精度の高いプレイを披露したあみ選手が,2曲合計で100万5490点を叩き出し,逆転優勝を果たした。
■小学校高学年部門「おに」決勝戦
小学校高学年部門の難度「おに」の決勝戦には,かぶとむし選手とカラトリ選手,たいよう選手がエントリーした。
課題曲は,「Silent Jealousy☆8(おに)」と「たのしい太鼓道場☆8(おに)」。
「Silent Jealousy☆8(おに)」は,いかにして変拍子をうまく叩けるかがポイントとなる。試合ではたいよう選手が100万5710点,かぶとむし選手が100万710点,カラトリ選手が99万5420点と,これまた接戦に。特にトップのたいよう選手は,総コンボ数1071の譜面でミスなし,「可」判定4つという精度を見せた。スペシャルアンバサダーとして登壇していた「太鼓の達人 ドンだー!世界一決定戦2016」優勝者のよすがさんは,「たいよう選手は僕よりうまいのでは? 圧倒されてます」と絶賛していた。
「たのしい太鼓道場☆8(おに)」は,途中2〜3回変わるテンポにうまく付いていけるかどうかがカギ。とくに終盤はタイミングが取りにくく,☆8とは思えないほど難度が上がるので,最後まで集中力を保つ必要がある。試合では3選手ともミスのないプレイを披露したが,ここでも「可」判定3つという精度の高さで1歩リードしたたいよう選手が,2曲合計で200万5370点を獲得し優勝となった。
■一般部門「むずかしい」決勝戦
中学生以上が参加可能な一般部門の難度「むずかしい」の決勝戦には,しょう選手とはるたろう選手,もっぺ選手がエントリーした。
課題曲は「おにぎりはどこかしら♪☆8(むずかしい)」と「KARMA(Tatsujin Mix)☆7(むずかしい)」。
1曲めの「おにぎりはどこかしら♪☆8(むずかしい)」はテンポが速めの曲かつ,譜面は太鼓のフチを叩く「カッ」の割合が多くなっていて,それをどう捌くかがポイントになる。試合では,もっぺ選手が新しい特殊連打を披露し連打数を稼いだが,精度面で1歩およばず,暫定トップは100万8660点を獲得したはるたろう選手となった。
2曲めの「KARMA(Tatsujin Mix)☆7(むずかしい)」は,音符の配置が複雑で,リズムのキープが難しい。また大音符が多めで,「可」判定になってしまいやすいという特徴を持つ。試合では3選手とも精度の高さを披露したが,その中でもはるたろう選手が「可」判定1つというずば抜けたプレイを見せ,2曲合計201万9690点を獲得し優勝した。
■一般部門「おに」決勝戦
一般部門の難度「おに」の決勝戦には,タコッチ選手とはる〜〜ん選手,ゆっくり選手がエントリーした。
課題曲は,「ゴッドソング☆8(おに)」と「No Way Back☆9(おに裏)」。
1曲めの「ゴッドソング☆8(おに)」の譜面は,大音符と通常の音符の配置がトリッキーになっているところがあり,プレイヤーのミスを誘う。そんな中,3選手とも「可」判定が1ケタという甲乙付けがたいプレイを披露したのだが,はる〜〜ん選手が100万8340点で暫定トップに立った。
2曲めの「No Way Back☆9(おに裏)」は,ギターソロパートの譜面が高速な上に途中でテンポが変わるなど,全編通して極めて難しいのだが,3選手とも100万点超えという素晴らしいプレイを披露。その中でもすべての音符で「良」判定を叩きだしたはる〜〜ん選手が,201万7240点を獲得して優勝を決めた。
優勝したはる〜〜ん選手は,OooDaさんから「今後の目標」と「普段の大会と違った難しさはあったか」を聞かれると「出られる大会には全部出て優勝していきたい」と意気込みを述べつつ,「普段の大会とは違った,静かすぎて胸がキュウっとなるような緊張感があった」とオンライン大会での感想を語っていた。
よすがさんは,はる〜〜ん選手に対して「君の将来が怖い」とコメントし,「また公式大会があったら僕も参加するので,もし対戦することになったらお互いに頑張ろう」と呼びかけていた。
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