イベント
「CoD:BO4」,第3回「CWL日本代表決定戦」レポート。アナハイムへの切符を手にしたのはLibalent Vertex
“CWL日本代表決定戦”はCoD:BO4の世界大会,“CWL Global Open”へ続く国内予選として,ソニー・インタラクティブエンタテインメント主催のもと,2019年1月から定期的に開催されている大会だ。
3回目となった今回は,6月15から17日まで行われるCWL Global Openアナハイムへの出場権をかけ,オンライン予選を突破した6チームと前回大会の成績上位2チームの計8チーム,40選手が会場に集結した。参加チームは以下の通り。
・CYCLOPS athlete gaming
・Edelstein
・Etcetera Gaming
・Libalent Vertex
・PNG esports
・Rush Gaming
・Team has never won
・Unsold Stuff Gaming
3ゲーム先取制,かつダブルイリミネーショントーナメントという長丁場の戦いを勝ち抜きグランドファイナルに進出したのは,過去2回のCWL日本代表決定戦のいずれも優勝を果たしている“Libalent Vertex”と,Libalent Vertexに次ぐ成績(2大会連続準優勝)のCYCLOPS athlete gamingをルーザーズファイナルで破って初のグランドファイナルに到達した“Rush Gaming”の2チームだ。
1ゲーム目,FrequencyマップでのHARDPOINT戦は,データ的にはHARDPOINTを苦手とするRush Gamingが陣地を制圧してポイントを奪う展開でスタート。勢いに乗って一時は50ポイント近いリードをつけたRush Gamingだったが,試合が進み勝利が見え始める200ポイント代に入ろうかというタイミングでLibalent Vertexにポイントで並ばれ,終盤は1度の撃ちあいの結果や数的有利が生まれた瞬間にポイント差も逆転する接戦に。
最後は220ポイント代に達したときの戦闘で一気に優位に立ったLibalent Vertexが,勝利に必要な250ポイントを稼いで1ゲーム目を先取する。
続いて行われたPAYLOADでのSEARCH & DESTROYも,先行したのはRush Gaming。早い段階で数的優位を作り出してから,生き残ったLibalent Vertexのメンバーを倒していくという展開で1,2ラウンド目を連取すると,その後のラウンドでも安定した戦いぶりを披露。トータルスコア6-3で勝利してARSENALでのCONTROL戦へ五分の状況で持ちこむ。
SEARCH & DESTROYでの撃ち合いでは優位に立つシーンが多かったRush Gamingだったが,3ゲーム目のCONTROL,4ゲーム目のHARDPOINT(マップはGRIDLOCK)では,銃撃戦,ラインの押し上げ,ポイントを得るための陣地制圧などでLibalent Vertexが主導権を確保。
3ゲーム目をリーダーのsitimentyo選手やGenGer AX選手の活躍で3-1で制すると,4ゲーム目は開幕20〜30秒の攻防で優位な状況を作る。そのまま試合終了までポイントリードを維持し続けた結果,Libalent Vertexが勝利を勝ち取った。これでフォートワースとロンドンに続き,アナハイムでも日本代表としてCWL Global Openへ挑むこととなったわけだ。
Libalent Vertex インタビュー
――優勝おめでとうございます。今日はすごくリラックスしているというか,勝っても負けてもあまり表情に変化がなかったように見えましたが,試合そのものや優勝候補としてのプレッシャーみたいなものはなかったのでしょうか。
sitimentyo選手:
あまりなかったですね。海外大会でそれ以上の経験,プレッシャーの中でやってきたので,慣れてきたのかと思います。もっと大きな目標があるので,この段階の大会ではあまり緊張しなかったのかなと。
――今回はスペシャリストを変えるなど,これまでとは違う構成にしていたかと思うのですが,試合前に連携面で不安になった部分はありますか。
sitimentyo選手:
連携は基礎的なことなので,そこはあまり変わらないのかなと思います。武器も変わってるんですけど,そこはむしろ良かったポイントなので,いい感じに海外での経験を活かせたのかなと思います。
――アナハイムでのCWL Global Openの目標と,戦ってみたいチームを教えてください。
sitimentyo選手:
目標はやはり優勝ですね。戦いたいのは前大会で1位だったマインドフリークさんです。
Alice選手:
SCARZですね。
Inaba UR選手:
そうだね。
xAxSy選手:
トーナメントで負けた元Vartex Gaming,現SCARZのメンバーとは対戦したいですね。
GenGar AX選手:
俺もSCARZ。
sitimentyo選手:
SCARZ多いな(笑)。
Inaba UR選手:
sitimentyo以外は全員SCARZだ。
――大会前に,今挙げられたプレイヤー,チームを意識して練習や対策を立てることはありますか。
sitimentyo選手:
それはあまりないですね。スキルアップの部分に力を入れて,自分達のできることをどんどん伸ばしていこうと考えてます。
――これで国内は3大会連続優勝ですが,今回はこれまでと違ってゲームを落とす場面がありました。国内のレベルが上がってきている,またはLibalent Vertexにあわせた対策がなされている……といったことは感じますか。
sitimentyo選手:
僕らが世界大会に行って技術や経験だったりを得て,それに対抗するためにほかのチームもレベルを上げてきているので,国内のレベルも上がってきているように思います。今回は対策されているなと思う場面も多くて,自分達の得意マップでのSEARCH & DESTROYなんかは攻め筋が知られているなと感じたんですけど,対応力でなんとか勝てたので,そこは良かったのかなと思います。
――普段の練習で海外チームと対戦することはありますか。
sitimentyo選手:
したいんですけど,日本からだと回線差がひどくて,お互い練習にならないのであまりやらないですね……。なので海外に行って回線差がない場所でやりたいです(Libalent Vertexのマネージャーの方を見ながら)。
マネージャー:
僕も海外には行ったことがないので,行きたいですね(笑)。
――その辺りは夏に開催される日本最強決定戦の賞金で解決っていう形になりますかね。
sitimentyo選手:
ですね!
――ありがとうございました。
「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」公式サイト
- 関連タイトル:
コール オブ デューティ ブラックオプス 4
- この記事のURL:
キーワード
(C)2017 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, MODERN WARFARE, CALL OF DUTY MODERN WARFARE, CALL OF DUTY BLACK OPS, CALL OF DUTY GHOSTS, CALL OF DUTY ADVANCED WARFARE, CALL OF DUTY INFINITE WARFARE, CALL OF DUTY WWII and the CALL OF DUTY WORLD LEAGUE Logo are trademarks of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are property of their respective owners.
- 【PS4】コール オブ デューティ ブラックオプス 4【早期購入特典】「1,100 Call of Duty ポイント」がダウンロード可能なコードチラシ (封入)
- ビデオゲーム
- 発売日:2018/10/12
- 価格:¥2,120円(Amazon) / 2205円(Yahoo)