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“健全な銃社会”に慣れ親しんでいく,皮肉たっぷりのVRゲーム「The American Dream」のローンチトレイラーが公開
本作は,食事や掃除,電話といった日常生活における行動にいちいち銃を使用するという,架空のアメリカ社会を一人称視点で描くゲームだ。
ローンチームービーは,1950年代にアメリカの映画館で流れていた,社会規範を紹介する短編映像の雰囲気になっており,プレイヤーが乳児から青少年へと成長し,結婚するといった流れが紹介されている。
何かを作動させるためにボタンを撃ったり,クイズに答えるためにパネルを撃ったりというのは序の口で,ヌイグルミなどで遊ぶときも,工場で働くときも,焼いているハンバーグをひっくり返すときも,ピストルやライフルを使うのだ。銃社会に対する皮肉が込められているのは言うまでもないだろう。
ゲームシステムはレールシューティングに近いものになっており,プレイヤーは周囲を見回しながら狙いを定めて撃つだけでいい。座って気軽に楽しめるものに仕上がっているようだ。
本作は2017年末に開催された「PlayStation Experience 2017」で発表されたもので,そのときにレポートも掲載しているが,その後HTC ViveやOculus Rift向けへの開発もアナウンスされ,SteamやOculus Storeで販売される。
今のところ日本語表示に対応する予定はないようだが,言葉が分からなくても楽しめそうな内容なので,ユニークな世界を楽しんでみてはどうだろうか。
「The American Dream」公式サイト
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The American Dream
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