連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第440回「ワイルドでタフなシティーハンターのリボルバーズエイト」
何がキツイって,収録中や生放送でも咳が出てしまうことですよ。市販の咳止めやらではまったく効果がないので,抑えようがないんですよね。もしかすると,しばらく番組などでゴホゴホとお見苦しいところを晒してしまうかもしれませんが,何卒お許しいただけますとありがたいです……。
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第108回では,セガゲームスより配信中の「リボルバーズエイト」(iOS / Android)を特集。ゲストとして開発ディレクターの黒澤 勝氏をお招きし,ゲームの魅力をご紹介いただきつつ,実際に遊んできました。
おとぎ話のキャラクターを独自に解釈した世界観がユニークな本作。ジャンルとしてはタワーディフェンス型のRTSとなっており,対人戦におけるアツい駆け引きが魅力となっております。
また,キャラの挙動だけでなく背景やBGMなど,細部までこだわり抜いたクリエイター陣のセンスにも注目。クオリティの高さに感心してしまうこと間違いなしです!
「リボルバーズエイト」公式サイト
「リボルバーズエイト」ダウンロードページ
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2月8日(金)より全国ロードショーがスタートする「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」。
「シティーハンター」がTVアニメとして放送開始したのは1987年。今年32歳になるマフィア梶田が誕生した年でもあります。なので,直撃世代ではありませんが,物心つく頃には当たり前のように再放送を観ていましたし,子供心に冴羽 獠のカッコよさに憧れ,知らず知らず本作は“ハードボイルド”の代名詞として自分の中に刻まれていました。
また,この業界に入ってメディアに露出するようになってからはスキンヘッドにグラサンの大男という共通点からか,「シティーハンター」の登場人物である“海坊主”を引き合いに出されることも多くなり,以来10年以上ものあいだ似ていると言われ続けています。マフィア梶田の10年は,海坊主と共に歩んだ10年と言っても過言ではないかもしれません。非公式に。
自分のような者が偉大なキャラクターと並び称されるというのは恐れ多いですが,それだけ海坊主が“グラサンハゲ”のアイコンとして大衆から認知されている何よりの証拠。「シティーハンター」という大傑作がこの世界に与えた影響に,畏敬の念を抱くばかりです。
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そんな「シティーハンター」が,20年ぶりにカムバック。しかも,舞台となるのは“2019年”の新宿だというのですから,見逃せるはずがありません。光栄なことに映画PRの一貫としてマフィア梶田も本作に関するインタビューを受けまして(※近々掲載予定),アニプレックスさんから試写会へのお誘いをいただいたのでお邪魔してきました。
もう最高でしたね。昔とまったく変わらないノリで振る舞ってくれる獠と香。ドタバタ“もっこり”ギャグがありつつ,いきなりビシッと空気を切り替えて“プロ”の顔を見せるアクションシーン。「シティーハンター」の黄金パターンが,完璧に踏襲されていました。オマケに「キャッツ♥アイ」の三姉妹まで当時と変わらぬレオタード姿で登場するんだからたまりません。
なかでもシビれるのは,死の商人が新宿へと持ち込んだドローン兵器に,冴羽獠が愛銃の“コルト・パイソン 357マグナム”で立ち向かうところですね。最新鋭の兵器を,もはや骨董品とも言えるようなリボルバーで迎え撃つ! それをこともなげにやってしまうのが冴羽獠の持つヒーロー性なんですよ。
さらに特筆すべきは,“ここぞ”というシーンで往年の名曲の数々が挿入されるという,ファンの胸をときめかせまくる演出。しかも今回は自分の友人でもあるLotus Juiceが新たに参加しており,これまた現代の新宿を象徴するような最高にクールな楽曲となっています。面白いとか懐かしいとか,そういう感想を通り越して,いつまでも浸っていたくなるような“心地良い”映画でしたね。
劇場版シティーハンター -ORIGINAL SOUNDTRACK-
劇場版シティーハンター -VOCAL COLLECTION-
結論を言いますと,「シティーハンター」で描かれる“カッコよさ”は現代でも変わらず我々の憧れであり続けています。オールドファンはもちろんのこと,本作を知らない世代にもぜひ観てほしい。きっと最高のワイルド&タフをゲットできますよ!
「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」公式サイト
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