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小高和剛氏と打越鋼太郎氏が独立後の近況を報告。BitSummitのステージイベント「We are TooKyo Games!!」レポート
このステージイベントには,過去にスパイク・チュンソフトで「ダンガンロンパ」シリーズの企画/シナリオを担当し,現在TooKyo Games代表を務める小高和剛氏と,「極限脱出」シリーズで知られるTooKyo Gamesの打越鋼太郎氏が登壇。独立後から現在に至るまでの近況報告を行った。
さらに,小高氏は,「今はオンラインの対戦ゲームが流行しており,シナリオを重視することは時代に逆行していることは分かっているが,僕はゲームにおけるシナリオに非常に可能性を感じています」と自分たちの持ち味を生かしたゲーム作りを続けていくことを改めて語った。
また2人は,「せっかくインディーズでゲームを作るんだから,BitSummitにも出展できないようなエロもグロも内包した人に見せられないような作品にもチャレンジしてみたい」と述べ,「人がやらないことをあえてやる。自分たちの作品で世界を変えたいという思いがあるので,積極的にチャレンジしていきたい」と今後の野望を明かした。
独立して大変だったことについて聞かれると,小高氏は「メンバーの癖が強く,ひとりひとり対応の仕方が変わること」や,「タイムカードの管理などのゲーム制作以外のことをやらなければならないこと」を挙げ,打越氏は「今は1人で何でもやらなければいけない。スパイク・チュンソフトに在籍していたときはいろいろな人にサポートしてもらっていたんだなと思う」と述べた。
一方で,最初からそんなにうまくいくわけがないと思っていたので,「独立してやっていけるのか」という不安を抱いたことはあまりなく,そういう不安を抱いている暇があるなら,どんどんゲームを作ろうという気持ちを持ち続けているそうだ。
最後には,2019年9月19日にスパイク・チュンソフトから発売予定の打越氏の新作推理アドベンチャーゲーム「AI:ソムニウム ファイル」(PC / PS4 / Switch)のPVが流れ,ステージは終了。打越氏は,小高氏に「Too Kyo GamesのステージなのにToo Kyo Gamesのゲームじゃないよね?」とツッコミを入れられていた。
TooKyo Games 公式サイト
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